バロウズの「ジャンキー」を読み終わった。
ジャンキーというタイトルとは言え、まさか麻薬常習者の話しだとは思わなかった。
しかも、書いているバロウズ本人がジャンキーとは!
更に言えばバロウズは同性愛者で、妻を射殺!した人でもうなんというかとんでもない人だ。
しかし、おもしろかった。
当たり前の用に書いている世界が、ジャンキーたちの世界なのだ。
なんの誇張も賛美も批判もなしに、ただただ自分が麻薬中毒になっていく様を、麻薬をやめようとする様を、でもやっぱりやめられなかった(十回は試みている)様を書いている。
良いとか悪いとか、そういう判断でこの本を読んだらもったいない。
もっと根本的な本能的な細胞的な判断(好きとか愛してるとかかな)で読みたい本。
というか、「それが大事だよ」とバロウズは教えてくれているように思える。
やばい、バロウズの世界にハマッテしまった。次は「おかま」を読むぞ。
でも、色々と違うからね、僕は。。。

うーん、難しい顔してもだめよ。寝癖がついている。。
w65.4

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