昨日のライブが仕事納め、今日から一週間のお休み初日。
そんなワクワク感を楽しみながら、今日は貯金箱を開ける日なのだ。
ワオー、持ってみると結構重い。こりゃ相当入っているに違いない!
缶の貯金箱なので缶きりで開けなくっちゃ。
缶きりよーし!
「ギコギコ、、、」ナカナカ硬い。
早く中身を見たい!
急いで「ギコギコギコ!!」
もうすぐだ!
「ガツーン!!!」痛イタタタタ!!!
勢いよく缶きりがはずれ、親指に刺さっているではないか!!
えぐってるよ、缶きりが僕の大切な親指を。
血がデルデル、「これがホントの出血大サービスだー!」なんて思う余裕がない。
うちの彼女は心配で何も手に付かない、もっと余裕がない。
落ち着かせるため「とりあえず歯磨きだね」と言う。
ゴシゴシ。普段の行動をすると少し落ち着く。
しばらく止血を試みるがナカナカとまらないので近くの病院へ。
タクシーで到着。受付を済まし、看護婦さんが指の状況を聞きに来る。
タオルでグルグルにした指を見せる。
看護婦スマイルで「どうしましたー?指、とれましたー?」と聞かれる。
中々ユーモアのある看護婦だ。指一本、いや一本とられた。
傷は思ったよりも深くて細い動脈まで達していたのだ。
どうりで血が止まらなかったわけだ。
結局3針縫い、治療は終了。
その間彼女は待合室で色々想像し、号泣。
もし指がダメだったら>指移植って出来るのだろうか>確か出来るはず>私の親指を使って!>一件落着かも>あぁー!血液型がちがうぅぅ!、、、。
と、自分の豊かな想像力に打ちのめされて号泣。。
心配かけました。その気持ち、死ぬほどうれしい。
あまりの泣きっぷりに看護婦に重い病気の連れと間違えられ、
危うく知らない人の重い病状の話を聞かされそうになったらしい。。
結局貯金箱の中身はいくら?
24160円も入っていた!
美味しいもの食べれるなあ。
治療費になったりして、、。。
最後の最後でホント、お騒がせしました。

親指が使えないと不便。イエーイ!

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