映画「E.T.」をやっとみた。
はい、見てなかったのです。
時は1982年、僕は小学6年生だった。
最初は見たかったのだ。
だけど、当時「E.T.」はものすごい人気で、
新潟の映画館でももちろん長蛇の列。
当時からとてもガマン弱く並ぶことが苦手だった僕は、すぐにあきらめるのだ。
「これでもいいかー。映画なんだしさー」
隣でジャッキーチェン主演の映画をやっている。
映画を見ると言う行為に憧れがあった僕は、
全く違うジャンルの映画ということなんてお構いなし。
そんな理由で「E.T」は断念しジャッキーチェンを見た。
「映画を見に行く」という行為は大人の遊びをイメージするものだったからねー。
くらーい劇場の椅子に座り、大画面の映像を見ながら、
笑ったり、たまには難しい顔をしてコーラを飲みポップコーンをほおばる。
うーん、カッコいいというよりもませている感じであこがれた。
そして、23年の歳月を経て、ようやく見ることが出来ました。
うーん、34歳の男子、なんだか付いていけてないぞ、映画の世界に。。
どうにもこうにも、やっぱりがんばって並んであの時に見ればよかった。
もう僕には子供の目線で見る純粋さが無くなっているのだ。
当時見ていて、また今見るということなら違うのだろうなあ。
ああ、あの頃の僕に見せてあげたい。
純粋だったはずの僕はきっとこの壮大さに感動していただろうな。。
純粋だったっけ笑。

僕なりのE.T.

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