今日は久しぶりに芝居らしい芝居を見た。
劇団ダンダンブエノの「礎(いしずえ)」と言う作品@青山円形劇場。
表参道B2出口で彼女と待ち合わせ。
久しぶりの待ち合わせかも知れない、ちょっと不思議な感じ。
会場まで、青山通りを少し歩く。
右手にはとても大きく立派なビルが見えてくる。
あまりにも立派、この建物を所有するという行為が不自然に思えてくるぐらい。
そしてそれをすぎ、見えてくるのはあの岡本太郎のオブジェ。
とても可愛い。
太陽の塔の子供達がワイワイとやっているようなオブジェ、大好き。
ちなみに僕はここで彼女に花束をプレゼントしたことがある。
生まれて初めての経験「好きな人に花を贈る」をここでした。
会場に到着。
初めての円形劇場。
ものすごく近い。
舞台を中心に客席が囲む。
臨場感と緊張感が凄い。
場内暗転、芝居が始まる。
物語のテーマは「4」
四面楚歌、四苦八苦、四六時中、四方八方、四人芝居。。。
四人の個性がとてもバランスよく心地よい芝居だった。
芝居の醍醐味って空気だと思う。
始まりの空気、楽しい空気、おもーい空気、内に入る空気、発散する空気、泣きたくなる空気、思わず笑ってしまう空気、ノスタルジックな空気、自分に帰ってくる空気、終わりの空気。。
空気を動かすことが出来る、一番解りやすい芸術。
音楽人としては、少しだけ嫉妬する部分(笑)。
まあ、音楽も変わらないのだけど。
でも芝居はやっぱりすごいなあ、空気の動きが見えるもんなあ。
あー、芝居って面白いなあ。素直にそう思えた。
今日が初日で、7月1日までやっているそうです。
もし時間が合えば是非。
空気が動く様を見てみては。なんて。

岡本太郎に会える劇場、青山円形劇場。素晴らしい。

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