例えば、豆腐屋とか竿竹屋とか焼きイモ屋とか、案外大きな音で存在を知らせるものが多い。
「ああ、何々屋がきたな」
とすぐにわかるので、便利といえば便利。
豆腐屋はラッパで「トーフー」と、
竿竹屋は「たけ〜や〜ぁあぁ〜、さおだけっ♪」と、
焼きイモ屋は「いしや〜あぁき〜っ、いもっ♪」と歌う。
最近、外がにぎやかだ。
もうすぐ選挙があるので、選挙カーが大音量で叫んでいる。
何を叫んでるのかは聞き取れないが、
そこに選挙カーがいるよと言う存在確認は出来るので、
一応の目的は果たしてるのかも。
が、しかし大音量の叫び声なのだ。
選挙も戦いなのだ。きっと。。
しかし、皆が同じように叫んでいても、芸がないし、脳も無い。
例えば、豆腐屋を習ってラッパでアピールしてみてはどうか。
「トーヒョー、トーヒョー♪」
とラッパを吹けば自然とその人に投票したくなるかも。
また、もの凄い小声の演説はどうか。
とても小さい声なので、ついつい近くに行って耳を傾けることだろう。
聞きたくない人は離れてしまえば聞かなくて済むし。
あと、ちゃんと演説しているのだが、
もの凄いスピードで駆け抜ける選挙カーと言うのはどうだろう。
ドップラー効果バリバリで一瞬しか公約がわからない。
人が去るものを追う習性を利用するのはどうか。
ずっと、聞いてなくてもいいし。
もし、僕が立候補したら、
「選挙活動は小さな音量でやります」
と言う公約を高らかに叫ぶことになると思う笑。

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