うーん、いい映画を見てしまった。
大好きなアル・パチーノが出ていて、
ジャケットもいいのでなんとなく借りてみたのが、
「スケアクロウ」という映画。
とても良いです。
マックス(アル・パチーノ)とライオン(ジーン・ハックマン)は、
それぞれに目的を持ってヒッチハイクをしている。
道で出会い、意気投合し、お互いを知り、旅を続ける。。
僕はあまり映画に詳しくないのですが、
これはロードムービーというものなんだろうな。
旅と人生をオーバーラップさせていく映画。
ちょっとクサイけど笑。
でもこのわかり易さとかクサイこととかは非常に大事なんだよな。
結局ここに戻ってくる。
表現行為とは、
シンプルなことをどういう手段で伝えるかということなんだ。
それを教えてくれる映画です。
うん、いい映画に共通する感覚なんだけどね。
それにしても、二人とも芝居が巧。
恥ずかしながら、ジーン・ハックマンのこと知らなかった。
いいですねー。
調べてみると僕の好きな「アンツ」の声優もやっている。
アル・パチーノはホントカッコイイですね。
こういう、ちょっとなさけなくて憎めない男の役、
もうバッチリすぎです笑。
ただ、どうしてもサッカー選手のデルピエロが頭によぎるけど笑。
スケアクロウとはかかしのこと。
かかしはカラスを怖がらせるのではなく、笑わせているそうです。
そういうものの見方、好きだなあ。

0