U23D、りんさんと見てきました。
コンサート映像の3Dなんて不思議な感じがしましたが、
すごく良い時間でした。
僕が中学生の頃、
レンタルレコード屋さんというものがあった。
僕はよくそこで色々な洋楽を物色してテープにダビングして、
何回も何回も繰り返し聴いていた。
まだアルバムを沢山買う余裕なんて無い頃、
お金の無い中学生の強い味方だったのだ。
多分1枚300円くらいで貸してくれていたと思う。
その中に、
僕の記憶に強く残っているジャケットがある。
真っ赤なジャケットにモノクロの幻想的な写真。
なんだかとてもかっこよくて力強い印象。
それがU2の「焔」というアルバムだった。
U23Dを見ようと思った時真っ先にその事を思ったのだ。
U2。
もうだれもが知っているモンスターバンドですが、
U23Dを見て印象が変わりました。
U2はモンスターバンドではなく、
もっともっと大きな存在になっていまいした。
もしかしたら、一番神様に近い存在なのかもと、
思えるくらいの大きな存在感です。
映像なのに同じ空気を吸っている喜びを感じました。
3D映画という新たなメディアと、
対等に渡り合える、
そして全く負けない存在、それがU2なのです。
自分の中で、音楽に対する初期衝動の扉が開きました。
そうそうこの感じだよ!

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