植物由来成分 多目的洗剤 【エナジー】
数ヶ月前になるのですが、刈った羊の冬毛を「参考までに」といただきました。
冬毛は柔らかくて艶やか、質の良いものが多いのだそうです。刈るのは1年に1度、毛1本それぞれが1年分の長さ…という事なので半分は冬毛なのでしょうが、私が興味を持ったのものは“原毛”なので泥や脂諸々が付いたまま、「茶系の毛色なんだろうか」と思う程で、毛質など私にはまったくわかりません。
上の白い毛と茶色い毛、共に同じ時期に同じ牧場で刈られた羊毛、もちろん羊の品種も同じです。
「羊の毛は毎年刈らなければならない」「羊が要る限り、嫌でも羊毛は取れる」「(用途・処理で)一番問題なのは洗浄の手間、特に1度目の洗浄は泥と脂だらけで排水にも困る」というお話しを伺っていたので、排水ならオデムマシーンシステムがあるし、脂ならエナジーが最適!と思い、まずは試させていただく事にしました。
希釈して使用するエナジー
・グリース除去や機械油清掃には8倍前後
・食器類洗浄には30倍前後
・衣類の洗濯には約1000倍 です。
そこで、濃い目中心に[5倍][10倍][20倍][水]を準備しました。
※ 試験とはいいましても大まかです
余談ですが、このペットボトルはなかなか使い勝手良かった♪
排水はキャップのフタを外して行えば、毛を抑えなくても流れ出ないですし、水切りも立てかけて置けばいいからです。
それぞれに浸して箸で軽くシャカシャカとほぐしただけで放置します。
以下2回のすすぎも、箸で軽く揺すって水を捨てました。
毛が縮まないように意識しての事ですが、2回目の溜め水を見た感じでは泡落ち(洗剤落ち)が良い事も確認できます。
※ こびり付いた汚れは手で除きました。
羊毛をくれた知人に洗ってみた事を知らせると、近々 試験場で状態を検査してくれるとの事、結果が楽しみです。
・臭い、手触り
・毛の状態(試験場)
・脂残り(試験場)
以下はお湯(40度程度)とお湯とエナジーで試しています。
落ちた汚れ(脂)は他に移らず、洗剤成分は数十日で生分解するので今回はそのまま流しました。
では、試験結果をこうご期待!という事で

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