・井筒俊彦:『イスラーム思想史』(中公文庫BIBLIO)
何がコーランの思想を生み出したのか。解説 牧野信也
「井筒」で「イスラーム思想史」とくりゃあ、もうそれ以上何も言う必要はない。黙って
「井筒バス」に乗ればいいのだ。
「スタローン デイライト」としか書いてないポスターを見たことがあるが、そんなようなものなんだね。
・鄭 大均:『韓国のナショナリズム』(
岩波現代文庫)
私たちは韓国にもっと疑問をぶつけていい
お前がゆーな、岩波。ったく、
この大江が。...スマン、ちょっと言い過ぎた。
それにしても、
同胞の問題点を指摘し批判する在日なんて滅多にいるものではない。いつも思うのだが、この鄭[区点3702。オオザトって3画だったのか...]先生はきっと
偽物だろう。そうでなかったら
何かの間違いだろう。
・西岡 力:『韓国分裂』(扶桑社)
日本の隣国が金正日政権になる
(中略)
これは対岸の火事ではない
だから対岸の火事なんだってば、どこまでもわかんねえ人だなこのおっさんは(笑)。
いいですか?
簡単な算数です。ここに反日的な国が三つありました。そのうち二つが統一してひとつの国になりました。なので、反日的な国は二つに減りました。さあ、どうでしょう。
...なんだ、
よかったじゃねえかw
・本そういち・画『めぐみ 前編』(双葉社)
北朝鮮拉致事件ドキュメンタリーコミック!
本当は「コミック」じゃなくて「トラジック」なんだろうけども、まあいいだろう。
・黄 文雄:『満州国は日本の植民地ではなかった』(WAC)
日本人よ、歪曲された歴史を鵜呑みにするな!
オレよ、改題された旧著を重複買いするな!orz
御丁寧に各章・各節の見出しを
全部差し替えてるから気がつかなかったよ。
黄のオッサン
何冊もおんなじような本書きやがってしょうがねえな、とは思ったが。
でもまあいいや。オレ、アルツが始まったんだか(
アカギと同じだw)、長年キムチ食い過ぎて
脳に寄生虫が湧いたんだか、とにかく同じ話何回も何回も何回も読まないと全然わからないから。
・大貫 茂:『万葉びとが愛した 名歌に咲く花』(学研)
あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る(万葉集1-20)
紫色の花の中にいる情景を想像すると誤る。 巻頭エッセイより 立松和平
何を偉そうに(笑)。『まいっちんぐマチコ先生』出した本屋のくせに、人にものを教える気か。
で、何で誤るのかというと、ムラサキが紫なのは根っこで、花は白いからなのな。だったら素直にそれ書け。唐突でわかりづらいオビ。
・保阪正康:『あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書』(新潮選書)
「天国への道を知る最良の方法は地獄への道を探求することである、とマキアヴェッリは言ったが、戦後日本人はそのことをしてこなかった。この本はそれを教えてくれる」塩野七生
「今頃こんな本出したって手遅れ」というのを、
言葉を吟味して言い換えたもの。さすが塩野。
しかし、塩野が「日本の植民地支配」とか「戦前の軍部」とかについて何か言う時、いつも何か引っかかる。どっか承伏しかねるのじゃ。ローマやイタリア史について書いてる分には結構なんだが。
そしてこの本自体も、「九月二日終戦説」というのはちょっといただけないぞ。

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