NHK総合・けさ(3月28日金曜日)
『おはよう日本』7時半のニュースから。
《要旨》
・【暴動のあった甘粛省のある町−】[※
1]
・
観光客の姿はなく[※
2]、そのかわりに町を占拠[原文ママ]しているのは武装警察隊である。暴動鎮圧の
訓練を繰り返している[※
3]。
・町のあちこちには
暴動に加わったチベット族[※
4]に
出頭を呼びかける「通告」が貼られている[※
5]。
・
暴動の被害にあった漢族住民は[※
6]当局の
警備と取り締まりの強化[※
7]を
歓迎している[※
8]。
・【漢族商店主の話】
「
他の所は大分やられた[※
9]。チベット族の不満は残っているから
ここも危ない[※
10]」
・【ラマ寺】
一方ラマ教の寺院では、
中国当局によって暴動の首謀者と名指しされているダライ・ラマ14世の写真を
今も掲げている[※
11]。[その写真の]
撮影は許されなかったが[※
12]。
・【ラマ僧の話】
「
政府にとやかく言われる筋合いはない。ダライ・ラマは
我々の象徴だ」[※
13][※
14]
注
[※
1]:・・・甘粛?西蔵にはまだ入れないんだ。そうなんだ。どうしてですか。
[※
2]:『観光ぐらいしかめぼしい産業がないのに、暴動なんか起こすから自分の首を絞めるようなもので、みんなに迷惑をかけてやがんの。まったくチベット族は西部大開発の邪魔だよな』(桃李庵主人・訳)
[※
3]:警棒やジュラルミンの盾を持って走り回っているのは鎮圧(=僧侶や市民の殴打)に向かっているのではなくて、訓練なんだよ、と。そうですか。
[※
4]:『チベット人は加害者で悪者』
[※
5]:『決して無理矢理拘束して拷問したりはせず、自発的に出頭するのを寛容と忍耐を持って待っています。自ら罪を認めて投降してくる者には人民政府は寛大です』(桃李庵主人・訳)
[※
6]:『漢族は罪のない被害者』
[※
7]:「弾圧」「迫害」ではないんだよ、と。
[※
8]:『当局の政策は暴虐な一部のチベット人以外には熱烈に支持されています』(桃李庵主人・訳)
[※
9]:どうして「もっとひどくやられた他の所」(があるのなら、そこ)で取材しないんだろう。
[※
10]:『今当局が手をゆるめたらまたチベット人にやられる。ああこわい』(桃李庵主人・訳)
[※
11]:『暴動煽動の容疑者を公然と崇拝している』(桃李庵主人・訳)
[※
12]:ここで
全国の小中高の教員と雁屋哲が一斉に「
ええっ!何だって!それじゃまるで戦前の天皇じゃないか!!」(絵・
シュガー佐藤)
[※
13]:カメラアングルと字幕によって、この僧侶はいかにもふてくされているか、居直っているように見えた。NHKにはいいカメラマンと演出家がいるようだ。
[※
14]:
この僧侶は顔を写されたくなくて僧衣で口元を隠そうとしているのに、NHKのカメラは別の角度からはっきりと彼の顔を写し、モザイクもかけず音声も変えなかった。NHKが命を懸けて真実の報道を守ること、かくのごとしである。
では、ここで一言。
「釣れますかな・・・」(
周の文王の声で)[※
15]
注
[※
15]:文王−西伯侯・姫昌の声色!!!
世にモノマネ名人は多いが、この離れ業は古今東西に空前であり、現時点では桃李庵主人をもって絶後とする!!
わたし?
わたしも自信がない、残念ながら・・・
アントニオ猪木(談)

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