今読んでいる本:
◆大月隆寛[編]:田口ランディ その「盗作=万引き」の研究(鹿砦社、西宮市)
作家田口ランディ氏の盗用、悪文、奇行について検証した労作。
しかし、今田口ランディ氏のことはどうでもいい。
ここでは
私自身の書いたものについて
「人の書いたものの影響があるのに断らなかった」ものを検証し反省しておく。いずれも書いてアップした時点で「あ、これはアレの影響だ。それを断らなかったな...」と思い、マズいと思い続けてきたものだ。もっと早く言えばよかった。
『桃李庵掲示板 さびれ放題BBS』
ttp://6927.teacup.com/torian/bbs
以前話の流れの途中で書いたことのある、不良在日が同情を呼ぶ目的でわざと惨めに土下座する、というエピソードの元は2chハングル板で見たもので、
私が自分で見聞きしたものでないのに、それを断らずに書いている。こういうことはほかにもやっている。今後は自分の直接の経験でないことはそう断ることにする。
『Laugh and Let Die-笑って殺せ 桃李庵ジャーナル』(このブログの前身。更新停止中)
ttp://6927.teacup.com/sugayek/bbs
(日時不明)ミンク鯨の白身(ブラバー)が「ナッツに似た風味」だと書いた(ログは流れてしまっているが草稿とバックアップがどこかにある)。この表現は私のオリジナルではなく、
C.W.ニコル氏が『冒険家の食卓』(角川文庫)の中で使ったもので、非常に変わった表現だがなるほどねっちりした感じってある種のナッツにもあるよな、と思っていたからまんま使ってしまい、その際ニコル氏の表現だと
断らなかった。
2001年11月29日(木)16時40分50秒「《やめてください》の伝」の「大事なのは身を護るという意識なのであって、それなしにはいかなる武道の技も挙動も、組み手や乱取りさえも、ダンスと変わらないものになるであろう。」と書いたところは、その直後に引用したマーク・マックヤング氏の言葉"...This is the attitude that is necessary in order to truly be able to defend yourself. This is what self defence actually is. The rest is just moves".に似すぎている。
書くとき明らかに影響されたものだが、独自に考えたことのように書いてしまっている。
2002年3月25日(月)15時59分21秒「ノヴェンバー・レイン」の中のセリフ、「なんでそんな、パパのことが好きでも必要でもない国のことが、パパは気になるの?」は、柏楊「苦恋」の中のセリフ「パパは中国を愛したわ。でも中国はパパを愛してくれたの?」に酷似している。実際、
影響されて書いたものなので、そもそも話そのものが非常によく似ている。当時掲示板ではウナギ象氏に指摘されてその話も出たが、
本文中では断らなかった。
2004年5月14日(金)23時33分12秒「「親米」で何が悪い(下) 」で、「(7)今イラク統治が困難に直面し、醜い不祥事が明るみに出たこの時、アメリカは苦しんでいる。同盟国の支えを切実に必要としている。」と書いたが、直後の【追記】で「痛快な本だった」と自分で言及している田久保忠衛・古森義久『反米論を撃つ』(恒文社)のどこかに、「同盟国の支えを必要としている」に
似た表現がすでにあったような気がする。
多分、影響されて書いた。
(最近のログにあるはずなのだが、なぜか探し当てられなかった。掲示板の方に書いたことなのか?)ある国政選挙について、テーマが「田中派の最後的解体」にあると書いたことがある。実はこれを書き込む直前、
兵頭二十八氏がすでにそのことを言っていると[多分「朝日新聞を叩き潰す掲示板」(ttp://daitokai.jp/NOASAHI/bbs2)で]知った(直接元の兵頭氏の文は読んでいない)。「旧」田中派でなくまんま「田中派」と書いたのは、間違いなくそこでの、兵頭氏の論旨の引用に影響されたものだ。そうでなかったら「旧」を付けて書くか、現在の派閥の名称を書いたはずだ。ところが
文中でそのこと(二十八氏の意見をすでに見ていること)を断らなかった(ように思う)。
だまってネタや表現や要素を使われた方々と板のメンバーとROMのみなさん、すみませんでした。ごめんなさい。もうしません。

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