ロンドン五輪記念でもなんでも無く、
ハセガワ 1/72 ハリケーンMk1 後期型、完成です。


前回、ロゴザルスキーIK-3を作る時、小国軍機を調べいて良く名前が挙がってきたのがハリケーンでした。ロゴザルスキーIK-3もライセンスしたハリケーンを参考にしていましたし、色々な国でライセンス生産したり(但し、マリーンエンジンは別売り)、中立国のお土産に、英連邦の各国配備と、数えたら12カ国ほどで使用されておりました。なんといっても複葉機の生産技術で作る事が出来る単葉退き込み脚機というのが売りなんでしょうね。
それにしても、フランス、イギリス本土はもちろん、北はノルウェー、フィンランド、ソ連、南は北アフリカにインド、ビルマ、マレー、オーストラリア、ニュージーランドって、第二次大戦の頭から最後まで殆どの戦線で活躍したのは凄いと思います。戦闘機として二線級となれば、戦闘爆撃機に、しまいには40MM砲まで積んでご奉公。船団護衛には不時着水覚悟のカタパルト発進、着艦フックを装備して艦載機にまでなっとります。その割に同期のスピットファイァにおいしい所は殆どもってかれ、Bf109や、我らが零戦、隼にフルボッコにされながら地味いに地味に活躍しています。こいつがいなければ、初期の連合国は持たなかったんじゃないかしら? あとアメリカのP-40かな?
塗装は筆塗り、マーキングはデカールです。
さて、次は日本機にしようかと思っております。

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