2007/11/26

NEVEタイプ 「BA283マイクプリアンプ」完成!  プロオーディオ

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 NEVEの伝説的なA級アンプをレプリカした、「BA283マイクプリアンプ」が完成しました。お洒落にベージュのケースにマウントしました。電源部は別になっているので、今回はノイズに悩まされることは無さそうです。
 早速火入れです。何の問題も無く(問題が有っては困りますが!)素直なサウンドが聞こえてきます。第一印象ですが「自然!」な感じです。最近はICアンプの派手な音に慣れてしまったのか、悪く言えば「捉えどころの無い」になります。しかしこの判断が間違いであることは、後で気が付くことになります。
 本音を言えば期待を持ちすぎていた為ちょっとガッカリしていたのですが、時間を経過してみると「何と!」レンジが広がり、音像がくっきりしてくるではないですか!もちろん厚みのある「重低音」も健在です。電源を投入してから30分以上経過したのですが、確かにIC回路よりもディスクリート回路、それよりもA級回路とヒートランが必要なことがはっきり判りました。現実的には使用する一時間前位に火入れしておいた方が良さそうです。
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 他のアンプと音を比較して見ました。「API/JH990 ディスクリートマイクプリアンプ」はスッキリした透明感のある音色ですが、これと比べると「BA283マイクプリアンプ」は明らかに「Fat & Warm」です。しかし音像もしっかりしています。実際こうして比較対照してみると、その音の厚みには圧倒されてしまいます。次にオリジナルのNEVE/BA283カードを用いた「元祖 BA283マイクプリアンプ」と比較してみました。両者30分のヒートランをしました。以前にも書きましたが「元祖・・・」は2ch仕様で、それぞれのトランジスタが違い、片chは「MUSE」にRECAPしてあります。その結果は偶然にもコンデンサーが「MUSE」同士の物は、オリジナルのフィリップス製コンデンサーを用いた物に比べ、やや派手な感じです。オリジナルのものは角が取れた柔らかな印象です。こちらの方が俗に言う「ビンテージ」に近いのかもしれません。
 予想を裏切らないサウンドに満足しましたが、商品化されているNEVE1272(BA283)レプリカが、1ch/10万円以上するのにもビックリです。

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2007/11/19

フェライト A  いろいろ

 先にフェライトについて紹介しましたが、面白い形の物を手に入れました。フラットケーブル用のフェライトです。フラットケーブルが使われている物と言えば、身近な物としてパソコンがあります。(今まさに使っています!)早速ケースを開けてハードディスクとCDROMドライブのフラットケーブルに挟んでみました。気持ちパソコンの立ち上がりが早くなった(?)様な気がしますが、気持ちの問題でしょうか?
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 何かはっきり違いの分かる物が無いかと考えたところ、CDプレーヤーに使えないかと蓋を開けてみました。昔レコードプレーヤーのカートリッジ(針)に鉛を貼ったり、エポキシで固めたりして音質が良くなった事を思い出しました。CDプレーヤーの光学ピックアップのアウトケーブルがフラットケーブルなので、早速フェライトで挟んでみました。
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 結果ですが音の細やかさが増したように思うのですが、音は比較対照してみないと違いが分かりにくいので、はっきり断言は出来ません。ただ前回のラインアンプのオペアンプ(NE5534N)交換も含め、我が家のオーディオセットもだいぶクォリティーアップしたような気がします。ただし音の再現性が良くなった分MIXの良し悪しが分かるので、気に入っていた曲がMIXでガッカリしてしまう事があるのが弊害でしょうか!

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2007/11/12

Quadeight ラインアンプ改造  プロオーディオ

 BA640マイクアンプを作って以来、シグネティクス製「NE5534N」の虜になってしまいました。5534を使ったアンプは幾つか持っているのですが、とりあえず自宅のオーディオ用に使っている「Quadeightラインアンプ」の改造に取り掛かりました。オリジナルはJRC(新日本無線)の「5534DD」が使われています。前のブログでも書いたように、このままでも「QEE−3041」との相性はバッチリなのですが、「NE5534N」に換えるとどの様になるかとても楽しみです。
 基板に直接付けてあった「5534DD」を外し、8PのICソケットを付けました。今手持ちの5534シリーズは「NE5534N」、「NE5534AN」(シグネティックス)、「NE5534P」(TI)、「5534DD」(JRC)と、製造メーカーの分からない「ALTEC 1678」についている5534が有るので、付け替えて音色をチェックをしてみようかと思います。
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 まず「NE5534N」ですが、音の第一印象は「高級!」な感じです。抽象的ですが、パワーアンプやスピーカーをワンランク上げた感じです。具体的には周波数レンジが上下とも広がり、情報量が多くなった感じです。高域が延びるのは予想していましたが、それ以上に低域が延びています。ドラムスのフロアータムの胴鳴りが見事に再生されています。
 次に「NE5534AN」に換えました。全体的には「NE5534N」に近いですが、低域の延びがありません。
 「NE5534P」については予想通り低域に特徴があり、それに比較して高域の延びがありません。バランス的にはイマイチです。
 「5534DD」は「NE5534P」に近い感じですが、それほど低域が強調されていません。ALTECの「5534?」は次回にまわします。 
 と言う事で、最終的に「NE5534N」に落ち着きました。今回はラインアンプで20dB程度のゲインを持たせてありますが、マイクアンプほどの増幅はないので、BA640の時ほどの顕著な変化ではありませんでした。しかし明らかに違いがあるので、次は「ALTEC 1678」の5534を換えてみようかと思います。
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2007/11/1

ニュープロダクト A  プロオーディオ

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 NEVEタイプ、BA283基板が完成しました。トランジスタ群は2N3055(東芝)、BC107(カンタイプ 米製)、BC109(カンタイプ 英製)とほぼオリジナルがそろいました。コンデンサーはフィリップス製が手に入らないので、ニチコンのMUSEで代用しています。
 まず1stステージ、2ndステージそれぞれのアンプ回路を確認しました。データ通りGAINオープンの状態で+18dB,+15dBの増幅度があり、問題はなさそうです。次に2ndステージの初段アンプのバイアスセンターを取るため、2ndステージの入力に1kHz/0dBuの正弦波を入れて上げてゆきます。オシロスコープ上の波形はどんどん増大しCRTからはみ出してしまいました。仕方ないので波形の頂点と谷間だけを見ながら歪の無い最大出力になるように可変抵抗を調整します。正確では有りませんが入力信号は+15dBu位まで入りました。増幅率を加味すると、何と!!30dBu出力している計算です。今まで自作したアンプの記録更新です!
 次に2つのアンプを接続し、入出力トランスをつなぎます。両トランスともMARINAIRを使いますが、オリジナルは入力が10468(T1454)に対しT1443、出力がLO1166に対しT1850です。スペックはほぼ近い物ですが、昇圧比が多少違います。オリジナルを使いたかったですが、とりあえず手元に有る物を使いました。早速火入れです、このままの状態で40dB位のゲインが有るはずなので、入力に1kHz/−40dBuの正弦波を入れ、出力をオシロスコープで確認します。スイッチオン!安定化電源の表示は24V、80mAを示しています。オシロスコープ上に1Vp-p位の正弦波が表示されました。予想通り、40dB弱の増幅度です。無入力でノイズを測ってみます。40dBの増幅度を考えると−70db位でしょうか。はだかの基板でアースもしっかり取れていない状態なので、まあまあでしょうか。
 40dBゲインがあるので、試しにマイクをつないで見ました。出力を直接ヘッドホンで聞いてみると・・・。バッチリ太そうな音が聞こえてきます!早いところケースに収め、音色チェックをしたいものです!!
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