2008/3/31

DTMF A  いろいろ

 8種類の周波数を組み合わせて16種類の合成信号を作り出すには、4×4のマトリックスが必要になります。通常ダイオード等を組み合わせてマトリックスを構成しますが、16接点×2=32個のダイオードが必要になります。プリント基板上に組み合わせるにはなかなか難しく、ダイオードだらけになるのも見た目が悪いので、ロジックICを組み合わせることにしました。
 ICを使うと、4入力のORゲートが8個必要です。最近はオペアンプやレギュレーターなどのアナログICばかり扱ってきましたので、デジタルICを使うのは学生時代(何10年前!?)以来です。当時はTTLにしてもCMOSにしても出始めの頃で基本的なロジックICしかなく、ORゲートは2入力のNOR(負論理ゲート)しか有りませんでした。しかし久しぶりにICリストを調べてみると、なんと4入力のORゲート(4072 CMOS 2回路)が有るではないですか!
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その他ロジックからリレーなどの制御装置をドライブするアナログICも、もってこいのトランジスタアレイ(TD62003 7回路)を発見しました。
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なかなか便利なICが有ることが分かり、頭の中に新しいアイディアが沸いてきました!!

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2008/3/28

DTMF @  いろいろ

 知人からDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)を用いたリモートコントロールを作ってほしいとの依頼がありました。DTMFとは簡単に言えばプッシュホンの「ピ・ポ・パ」のことで、送信機側で8種類の周波数の正弦波を掛け合わせて16種類の信号を作り(エンコード)、受信機側で検波(デコード)して16種類のコマンドを出力します。アナログの音声信号なので1回路(有線、無線共)で16種類の操作ができ回路的にもシンプルということで、10年位前に流行った気がします。今までDTMFは扱ったことがないのでNETで調べてみたところ、1チップの専用ICでそれぞれエンコード、デコードできることが判りました。工作もそれほど複雑ではなさそうなので、早速製作にはいりました。
クリックすると元のサイズで表示します                                <ウィキペディア>より   
   
 しかしエンコーダー、デコーダーICを手に入れようと探したところ、困ったことに生産中止や販売終了になっていることが分かりました。何軒かに問い合わせてみましたが、デコーダーICは何とか手に入りましたが、エンコーダーICが有りません。最悪の場合中古のプッシュホンを分解してエンコーダー回路を流用することにして、取り合えずデコーダーICを買うため秋葉原へ出かけました。エンコーダーICを捜し求めて歩き回りましたが、やはり見つかりません。取り合えずデコーダーICを4個購入し、駄目元で店員さんに「エンコーダーが欲しいのだけど、何処かにありませんかね?」などと独り言を言ってみると、なんと不思議!「これが最後の在庫ですから」と店の奥から2個のエンコーダーICを持ってきてくれました!
「拾う神」は居るものです!
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2008/3/9

「BA283マイクプリアンプ」シルミックUバージョン  プロオーディオ

「NEVEタイプ BA283マイクプリアンプ」2号機、シルミックUバージョンが完成しました。使用部品は電解コンデンサー以外、1号機のミューズUESバージョンと全く同じです。早速2台並べて音色を比較してみました。
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 外見を比較すると、見て判る通り巨大なシルミックUが特徴的です。音のほうですが、ミューズバージョンが明るくやや中高音域に特徴があるのに対し、シルミックUバージョンはファットできめが細かく、より音が厚く感じられます。そういう意味ではメーカーの宣伝文句がそれぞれ的を得ているようです。特にシルミックUの方は、豊かな中低音域に品の良いきめの細かな高音域が加えられて、なんとも言いようが無い心地よさです。ミューズの方も捨てがたいのですが、BA283というA級アンプにはシルミックUの方が合っているようです。きっとオリジナルの「NEVE1073」や「NEVE1272」は、この傾向の音ではないかと思います。
 音を聞いているうちに想像したのですが、サンサーンス「白鳥」のチェロ独奏をM−49で録ってみたい衝動にかられました。(ちょっとキザに決めてみました!)

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2008/3/2

ディスクリートアンプA  プロオーディオ

 出生不明のディスクリートアンプ基盤をケースに収めて、マイクプリアンプを作りました。前にも書いたように、60dBの増幅率のアンプ回路の入力にパッドを入れてゲインコントロールしています。最初の予定では外付けのスイッチング電源DC24Vでアンプを駆動し、内部にLT1170のファントム電源用昇圧基板を入れる予定でしたが、S/Nの問題で別電源にしました。(おかげでケースに余計な穴を2つ開けてしまいました)
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 音色ですがトランス入出力のディスクリート回路なので、さすがに足腰はしっかりしています。タムラ製の入出力トランスは「NEVEタイプ/640プリアンプ」と同じ入力側「TpAs−2S(600Ω:7kΩ)」、出力側「TpB−1(70Ω:600Ω)」なのですが、音色的には多少違います。「NEVEタイプ/640プリアンプ」は中高音域に特徴がありますが、今回の「ディスクリート・マイクプリアンプ」はフラットで色付けの無い感じです。NEVEで言えば前者が後期タイプの33114で、後者はBA283に近い感じです。気持ち高音域の伸びが無いのと、20年(?)経過しているようなので、近々RECAPする予定です。
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<追伸>
ニチコンUFG(ファインゴールド)にRECAPしました。予想通り高音域が伸びて、フラットで心地よい音色になりました。
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