2011/5/22

基本の・・!  プロオーディオ

知り合いから、某高級コンプの電源が入らないと相談を持ちかけられました。故障ならメーカーに修理に出せばよいのですが、メーカー(代理店)から修理不能とのことで返却されたようです。ビンテージ品ならいざ知らず、現行品で数10万円するものなので、修理不能とはアフターケアの悪い代理店です。よく聞くと電源が入らないのではなく、電源を入れるとヒューズが飛んでしまうようです。このままほって置いても使い物にならないので、知人にダメ元を承知させ、持ち帰って中を開けてみました。

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 NETで探しましたが、回路図がどうしても手に入りません。しかし内部電源としては、DC±36Vで動いているようで、外付けの電源(トランスBOX)からAC±40Vが供給されています。ヒューズが飛ぶという事はどこかで回路が短絡しているかと思い、電源基盤を見回しましたがさすが高級機、綺麗な立体基板に問題は無さそうです。平滑コンデンサーも取り外してみましたが、問題は有りません。後は半導体のNGですが、そうなるとさすがにお手上げです。
 ところが・・・!よく見ると筐体の背面に付いている電源コネクターのXLR4−32ですが、アースの繋がっている1番ピンの様子がおかしいです!!1番ピンはケーブルで電源基板と、また筐体に直接落ちているのですが・・。なんと引っ張ってみたらケーブルが抜けてしまいました!「イ・モ・ハ・ン」です。そんなことが有るんですね〜。AC±40Vのニュートラルが外れてはヒューズも飛ぶはずです。なんと修理時間30分!さて、何をご馳走してもらおうかな!!
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2011/5/15

2ch1871完成!  プロオーディオ

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 2ch1871が完成しました。モチベーションが下がってしまって完成まで少し時間が掛かりましたが、完成度はなかなかです。音の方は前回書いたように、1588Cではゲイン切り替えが上手く行かないのと、音質的にBA283との相性で、1588Bを選択しました。肝心な音の面で、1588Cだと低音域が強調されすぎて音域のバランスが悪く、1588Bの方がALTEC持ち前の明るさが出て、バランスも良いからです。1588Bの回路図は持っていて、3石のA級回路である事は確認していますが、1588Cの回路図は無く、私の考えではPP回路を用いたAB級アンプではないかと思います。しかし以前作った1588CとLX108の相性はバッチリだったので、組み合わせにより出音が左右されるところがアンプ作りの難しさです。
 完成後ケースの蓋を閉める前に、ネジ類を増し締めしてネジロックをするのですが、何とも言えない至極の時間です!
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2011/5/8

お掃除  プロオーディオ

 完成間近な2ch1871ですが、1588とBA283の間にある東京光音電波製のアッテネーター(昭和60年製)にガリが有るので、一旦取り外し内部清掃する事にしました。今回のタイプはビスを一つ取るだけで、簡単に外部ケースを取り外すことが出来ます。内部構造は22個の接点と、それぞれに抵抗が付いています。

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 全体を分解して清掃出来るのですが、以前そうした時に組み立てるのに時間が掛かった事を思い出し、今回はケースを外し綿棒で清掃することにしました。最初に綿棒にアルコールをつけて、接点表面を清掃します。これだけでも25年分の汚れが結構落ちます。昔はピカール(液体研磨剤)で接点を擦ったりしましたが、接点が磨耗してしまう為この方法はお勧めできません。乾拭きした後、接点復活剤を薄く塗ってケースに戻しました。
 再度アンプに戻してチェックしましたが、見事にガリは解消されていました。このタイプのアッテネーターは今でも特注で作られているようですが、非常に高価なようです。

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2011/5/7

半完成  プロオーディオ

 最近しばらく止めていたゴルフを再開した為、なかなかアンプ製作に時間を裂けない今日この頃ですが、やっと2ch1871が「半完成」しました。と言うのは、ファンタム回路が完成していないため配線が整理されておらず、とても内部をお見せできる状態では有りません。しかし音出しをしてみたい気持ちがはやります!

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 早速いつも通り電源系を確認し、入力に1kHz、出力をオシロにつなぎました。何回やっても緊張するこの一瞬!・・スイッチオン!!・・見事に綺麗な正弦波が画面に現れました。
 マイクを通して音質も問題ないことを確認し、ゲインの測定にはいります。ここで思わぬ事に気が付きました。ゲインSWに取り付けた1588用の外付け抵抗ですが、1588Bのデータを参考にしたのですが、1588Cでは違うようです。後で気が付きましたが、1588Bは外付け抵抗値によるゲイン変化が放物線ですが、1588Cのそれは逆に双曲線です。なので最大値と最小値は同じですが、中間値が違ってきます。と言う事はBとCは「別物」なのでしょうか?面白いのでL/RにBとCを取り付けて、音質比較をしてみました。その結果、意外な事実が分かりました!
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