2007/8/3

ハンドメイド!・・・?  いろいろ

 ハンドメイドの機器をオークションで何人かの方にお譲りしました。仕事柄、音に関しての客観的な評価は不可欠ですが、自分で作った機器が他人様にどうのように評価されるか気になるのはミキサーの仕事と同じです。素人のオークションと言えども売りっぱなしになってしまうのは、心情的にも許せません。自分自身が音に対してマスターベーションで終わっていけないことは、長年気をつけてきました。もちろんお譲りした機器は納得できた物なのですが、お譲りした後何人かの方から率直な評価を頂きました。その評価は予想を上回る物でした。
 自慢話のようですが、ビンテージのモジュールや自分で工夫した回路をアウトボードとして形にしてゆくのですが、何故か元の既製品より良い音がするような気がしてしまいます。初めは物作りの達成感から自己満足が聴感を鈍らせているのかと思いました。しかしお譲りした方の評価をみると、それだけではないような気がしてきました。
 
☆1 <余計な物は取り除く>
 スイッチング用に信号路に挿入されているFETや、メインテナンスを容易にする為コネクター付けされている回路をジャンパで直付けする。

☆2 <余裕のある電源回路>
 AB級のプリアンプでは通常消費電流は0.1A以下だが、アウトボードにする場合1A程度の電源を用意する。SSLの場合1モジュールにHA、COMP、EQ、GROUP、LOGICの各ボードが有る。そのモジュールが48ch+センターセクション・・・。何10Aの電源に匹敵する?!

☆3 <直付け配線!>
 真空管時代はアルミシャーシ直付けだったので、抵抗やコンデンサーがラグ板を仲介して「空中配線」されるのが普通だった。その配線を最短距離で綺麗に創るのが職人芸で音が良いと言われていた。ソリッドステートの時代になって、生産性の向上と経費節減からプリント基板が導入されたが、はたして回路的には最良のものなのだろうか?信号経路のプリント面積を広く(太く)したほうが良いと言う話を聞いたことがあるが、ケーブルで配線した方が音が良いのでは・・?!

 プリント基板は見た目には綺麗だし半田付けも簡単なのですが、ハンドメイドでは量産するわけでもないし、プリント基板の製作工程が面倒で・・・。もちろん以前(若かりし頃!)は作ったことはありますが。
 別に自画自賛しているつもりはありませんが、もしこれらの仮説(疑問?)にお答えいただける方がいたら、是非ご連絡ください。
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