朝、母親にたたき起こされ
「おい!お前!私が朝飯に置いておいたトンカツ食っただろう!」
と言ってきた。私はトンカツの存在なんぞ全く知らなかったのと、何もしてないのに疑ってかかられたことに加え、いきなり起こされた事で、ものすごく激怒した。
「ふざけんな!バカタレ!そんなもんしらんわ!ボケ!」
母:「私の枕もとに空になったトンカツの入れ物があった…」
ワシ:
「ハァ?オドレが寝ぼけて食ったんやろが!いつもいつも疑いばっかり持ちやがって!!薬に頭やられるんやったらはじめから飲むな!!ボケ!」
私が怒り狂うと母親にしては珍しく引き下がった…というより私は母親にゃ、不満は死ぬほどあるがいつも我慢しておる…しかし今回は耐えられんかったので爆発してしまった。
実はウチの母親は睡眠薬を飲んでいる…私が物心ついた頃からウチの母親が熟睡しているというシーンを見たことが無かった…物音ですぐに目がさめるのである…。しかし、数年前に睡眠薬を出してくれる病院が近所にできて、そこから睡眠薬をもらえるようになってから、母は熟睡できるようになった。
しかし、ウチの母親は「睡眠薬を飲んだ後は何もせず寝るように」という医者の説明を無視して、飲んだ後にウロウロ歩き回ったりするのだ…それで飲んだ直後、結構意識がはっきりしているように見えても、次の日になるとその時の記憶が無かったりする…
そして、母はひとたび疑いだすと他人の言う事は聞かず、猜疑心で突っ走る…
母のこの猜疑心の件で最もムカツいたのは小学3年生の時で、私が筆算の掛け算をしていて、詰まってる時に横から母親が現れ、私が詰まってる問題を「足し算」で解いた…
私が「これ掛け算だよ」というと私が出来ない事に屁理屈をこねていると勘違いしたのかよくわからんが
「何を言っている!これで答えがあっている」
と言って譲らず、私が抗議すると鼻血が出るまで私をドツイた!
親父が「何をもめてる」と入ってきてくれて母親を説得してやっと納得したんだがあまり謝りもせずその場を出ていった…そして数年たってその事を聞くと全く覚えていないという最悪の有様…
私はこの母を見て「出来るだけ他人の言う事をしっかり聞いてから判断せねば…」と心底思っている…ただ理解するのに時間がかかるので、その分ドン臭くなるんだが…
というわけで、睡眠薬の副作用と母の猜疑心は最悪の形でたまに姿をあらわし、その都度、私にいらん疑いをかけてくる…
しかし、今日は本当にムカツイタ…
ちょっとボケが入り始めた祖母と、この状態の母親がいたらホントに私も精神がやられてしまう…。
もう一回、こんな事があったらもう母の主治医に睡眠薬を出さないようにしてもらわなければならない…まったく…

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