今日は母の通っている病院へ付き添いに行った。先週に受けたレントゲン検査の説明があるそうである…
大阪の大きな総合病院で診察を待つお客でイッパイであった…結局1時間近く待たされた。
呼ばれて、診察室に行くと、部屋がしきりで三つに分けられ、真中の仕切られて部分に母の担当医がいらっしゃる…他の区切られた所では、別の患者さんが別の医師に治療を受けているのが見えた…なんだか散髪屋のようで、なかなか忙しそうな感じであった。なんだかやっつけ仕事なイメージが…。
説明が始まって、レントゲン写真とCTスキャンの画像を見せていただいたが、予想どおりと言うかなんというか…下顎の骨の部分まで腫瘍が来ていて、顎の骨の厚さが薄くなってるのがすぐに分かった。
担当医いわく
「簡単な衝撃がかかっただけで砕けるでしょう。」
とのこと…まあ、見りゃ分かるな…レントゲン写真からして、鶏卵の殻の2倍くらいの厚さしかない…転んだり顎をうったり、子供が遊んでるボールだのが当たれば、バラバラになるなぁ…とすぐに思った…
多分良性腫瘍と思われるが、まだ分からんので今日は組織を取るという…。
母は切開して組織を取ると思っていなかったので、驚いていたが、私はなんかするだろうと思っていたので、驚かなかった。
どうやってサンプルを取るのか説明を受けたが、要は歯茎を開いて、耳かきみたいな小さいスプーンで主要の部分を掬い取るらしい。
10分くらいで処理が完了した…傷口を見て私は
「見事なフランケンやな」
と言った…傷口を縫い合わせていたのだが、口腔内だからか、黒い糸でいかにも「縫いました!」って感じに縫合されていた。
結果は来週に出るそうだが、良性だろうが悪性だろうが、手術後1ヶ月ほど入院を要するそうな…100万ぐらいかかるな、こりゃ…
殺菌剤と鎮痛剤をもらって、帰宅の予定だったが、父の仏壇を見に、工場直売をウリにしている仏壇屋に行ってみた…
パンフレットに載ってる地図より、距離があるし、行ってみたら異常なほどボロッチイ展示場だった(ウチほどじゃないが…あれは正直言って展示場とはいえない状態だったな…)
まあ、安いには安いようだったが…
「もうちょっと考えときます…」
と言って帰ったわい…
それにしても、仏壇選びも大変じゃのう…明日は四十九日法要後の親戚の昼食の会場選びを予定している。大体の目星はついているが…やれやれ…

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