東北関東大地震発生から、半月がたちました。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
前回のブログに開園のお知らせをしましたが、
みなさんのご協力をいただき、
大きな地震や事故もなく、無事5日間連続開園ができました。
5日間で、沢山の子どもたち、お母さん達が遊びに来てくれました。
子どもたちは、待っていました!!といわんばかりに、
気持ちも体も解放!!久々のプレイパークを満喫して、笑顔を沢山見せてくれました。
お母さん方と話をすると、
「家の中に閉じこもっていると、子どもも私もストレスがたまっちゃって…プレイパークを開園してくれて助かります」
「テレビと向き合っていると不安で不安で誰かと話したかった」
という声を沢山聞きました。
そして、地震で被災して横浜に避難されている方々も遊びに来ていました。
「子どもが笑顔で遊んでいるのを見てこっちに避難してきて来てよかったです。」
という言葉をいただきました。
開園してほしいという常連のお母さん達の声が開園のきっかけになりました。
テレビをつけると被災地のニュースが流れる。いつもの子ども番組は流れない。物流が途絶え、停電にもなり、先が見えない世の中に、お母さん達も不安になる。お母さんが不安になると子どもも不安定に…。
いつもの日常が親子にとって必要だという声でした。
あそび場を開き、子どもたちが遊ぶ姿を見て、お母さん方と話をして、不安が残るこの時期だからこそ、開園する意味があった、開園できて心から良かった、と思いました。
皆さんの笑顔を見て、私自身もあそび場の必要性をものすごく感じた数日間でした。
うさぎ山では、地域だけでなく、被災地に何かできないかと、義援金を集めました。
「地震と津波にあったひとに…」と子どもたちも、大切なおこづかいを募金箱に入れてくれました。お家の方、地域の方、子どもたちの優しい気持ちが沢山集まりました。
日本赤十字社を通して、子どもたちの気持ちとともに、お届けしたいと思います。
今後も私達ができること。考えていきたいです。
↓連続期間中の子どもたちが遊ぶ様子を少しお伝えします!
【春】
いつの間にか、うさぎ山にも春がやってきていました!
池にはおたまじゃくしやザリガニ。
畑の先にはつくしんぼ。
沢山の種類の花も咲いています。

桜の花も咲き始めました!!
不安だった心に、ほんわかあったかい気持ちが広がりました!!
【水かけ?!】
トトに水をかけようと、倉庫の上から水を準備する小学生8人組。
でも、相手はトト。作戦失敗でなかなか引っかからず…。
と、いうことで、もう直接攻撃!!
「バシャ!!」
まさか直接攻撃されるとは思わなかったトトはびしょぬれ。
カンカンカン!!
さぁ、はじまりました!!水かけ勝負が!
雪が降るんじゃないか…とおもうくらいの寒さのなか、
「さみーーーー!!」
と言いながらも、夏かと思うほど大迫力でかけあいまくる水かけ集団。
それを見た3歳児。
「さむくないのかねぇ〜すごいねぇ〜」
素直な意見に思わず笑ってしまいました。
終わった後、「やのん!!タオル!!!」と、震えながら来る子どもたち。
「あぁ楽しかった!!帰って風呂風呂!!」
「明日は着替えもってくるから!!!」と捨て台詞をはいて帰って行きました。
みんな寒さを感じられないくらいの最高の笑顔でした。
ものすごく楽しそうで、やりきった感じ!!
最高の年度納めになった様です。
ある見ていた小学生は
「天才バカボンだね」と…。
何よりも「楽しい」を求める彼らにぴったりの言葉だなぁと思いました!
4月になったらまた勝負しにくるんだろうなぁ。
今から楽しみです!!
やりたい!と思ったときにやりたいことができる、思いっきり発散できる、
場所があるっていいなぁと思いました。
【泥遊び】
掘った穴に、水かけの水が入って…あっという間にチョコレート工場ができました!
4歳児が泥の中に飛び込むと、みんなも続いて入ります!

水かけに続き、こちらも寒さなんて忘れて、泥遊び☆
ものすごく楽しそうなので、小学生も集まります。
水を入れたり、泥を楽しんだり…幼児と小学生、
一緒に楽しんでいる姿がほほえましかったです。

生き生きした表情がかわいかったです!
そして、1歳児も…♪

水道の横の水たまりでびちゃびちゃ。
泥の感触を楽しんでいました。
一方…ママ達は…まさかの寒い中の泥遊びにビックリしていました。
「久しぶりにうさぎ山で泥を洗濯したわぁ」って言っていました(笑)
さて、うさぎ山は少しの間、お休み。
また4月9日(土)に開園します。
また皆様にお会いできることを楽しみにしています!

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