先日、砂場で川をつくってたくさん遊んだ子が、夕方、こんなことを嬉しそうに話してくれた。
「最初は兄弟で川を作っていたけど、他の子のお母さんが手伝ってくれて川が長くなって島もできたんだ。川が長くなったから、水を流してもすぐ地面に染み込んじゃっていたけど、そのあとひるとか男の子が来て手伝ってくれたから、川を水でいっぱいにできて、また川が長くなって島もまた増えたんだよ。最初はこんなふうになるなんて、思ってなかったよ!」
その子の想像以上の展開になって、嬉しさや驚きがあったようだ。
生きていると、この子のように「こんなふうになるとは思ってなかった」と感じることは、良い意味でも悪い意味でも、よくある。
小さいうちから色々な人と遊びを通してこのような経験をして、小さな喜びや大きな喜びを感じられれば、きっと自分の人生に希望を持ち続けられるし、何かあっても乗り越えていける気がする。
うさぎ山プレイパークは、好きな人、苦手な人、色々な人と交わることができる場所。
人と関わることを楽しいと思える場所。
これからもそういう場所であるために、できることをやっていきたい。
最近は暖かくなってきているので、子どもたちが泥遊びや水遊びに夢中になって濡れたり汚れたりして家へ帰ることもあるかと思います。
服の洗濯は大変ですが、保護者の方には、「よく遊んだね!」と子どもを迎えてもらえたら、子どもは夢中になって遊ぶことが更に好きになり、色々な人と関わったり色々な経験をたくさんできると思います。

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