みやもとぉ〜WORKSからの工具&技術を借りて続行である。
タービンを外して、エキマニを緩めるの図。
さくさくと外れる・・・・
・・・・訳は無い。
ここで大問題発生!
ガスケット抜けてませんがな!
無論、タービン側フランジのメタルガスケットも無事。
残るは、、、、アウトレットのガスケット。
で、さくさくとバラすの図。
ン?
なんじゃ?このボルト?
・・・・・・
ビフォー
アフター
ツインターボである。
今を去ること、4年前、同様のトラブルが発生している。その時はフロントタービンのEXハウジングのボルトの脱落である。当時はレグルスにお願いして修理して頂いた。リアタービンは一応チェックして貰ったが、外さないと増し締め出来ないので目視点検で異常ナシと判断した。今回のトラブルは、やはりフロントタービンである。実はこのタービンは3年前のエンジンOH時に熱寿命を考慮してリアに使用していたものをフロントに、フロントに使用していたものをリアに移設した。つまり、増し締めをしなかったタービンである。ナゼこのボルトが落ちたのか・・・・・
解説しよう。
俗にいうN1タービンはEXハウジングがノーマルより大きいせいか、1本だけEXハウジングの入口にボルトの先端が飛び出している。これは抵抗の何者でもない。シロートはこのボルトを外してさくさくと短く切断するのが常である。私もそれに習って切断を実行した。それにより、EXハウジングに無駄な出っ張りは無くなった。
外した後は組付けである。
当時は新品、しかもLabは無い。切ったボルトを部屋の畳の上で増し締めした記憶が蘇る。ギャレットで使用しているボルトは13mmである。当時はスパナしかなく、それで締め込んだ。整備書にはタービン本体は非分解の為、締め付けトルクの明記は無い。スプリングワッシャーも緩み止め機構も無い。付いてる場所はタービン本体である。当然周期的な振動の発生源である。その根元のボルトである。長時間を掛けて除々に緩んだものと推定できる。
チューニングのリスクである。

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