朝からお疲れモードである。
13時をまわって、助っ人、茶さんからのモーニングコールで行動開始!
ベースブロックはベンガラでいくことにする。
まずは、オイルパンバッフル、オイルポンプ、ウォーターポンプを外してピストン&コンロッドを抜く。
あれれ、、、
1番コンロッドメタルがクランクにコビリ付いてる・・・・orz
神様は後期クランクを要求しているのだろうか?
綺麗に剥がせば再使用できるのかな?>識者
トラブルをものともせず(笑)6番まで外す。
お次は万能昇降作業台(笑)に寝かせクランクキャップを外し、クランクを抜く。
メインメタルの当たりは問題無し。しいて言えば1番のメタルの磨耗が限界に達している。
その要因のひとつと考えられるのが、キャップ当たり面に噛み込んでいたカス。
それも数箇所ある。何故だ?>臼産
傷ではない。スクレイパーで簡単に剥がれる。
この症状は34エンジン特有のものと思っていた。
わっきー号のソレは軽量な34STD腰下を使用した。走行12,000kmとの事での購入だったが、メタルが再使用しようという気になれないほど荒れていた。再使用に際し、当然この噛み込んだカスを綺麗に除去し、新品のメタルを使用して組付けた経緯がある。
今回のものは32STDエンジンである。
32よ、、、、お前もか、、、、である。
しかし、このカスがいつ噛み込んだかが問題である。
もし、クランクのラインボーリングをする前に噛み込んでいたとしたら、、、、剥がすと通りが出なくなる。ラインボーリング後、クランク&メタル組付け時に噛み込んでいるとしたら、、、、オイルクリアランスが基準より広くなり、少なからず寿命と性能に影響が出てたに違いない。原因を後者と推定して、全てのカスを剥がした。
皆さんも暇な時にバラして確認することをオススメする。
気を取り直して、ベンガラを綺麗に剥がして、ボーリングの基準面をオイルストーンでフラットにする。
クランクキャップラダーを再度組付けるの図。
ブロックを立ててオイルポンプとウォーターポンプのガスケットを剥がす。
ヘッドガスケットを剥がして上面のカスを綺麗に取り除く。
ただ単にバラす時間より、再使用のための清掃、ガスケット剥がしの時間がバカにならないくらい掛かる。
出荷準備OKの図。
そーいえば、このブロックはメタルヘッドガスケット付けるの?
付けるんだったら、上面研磨も実施するが、、、、
ノーマルガスケットは潰し代が多いのでこのままで大丈夫!
本格清掃はボーリング、バリ落し後に実施する。

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