2008/4/29

三川合流府民探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

 お花見の休日は3万人の花見客で大変な混雑となる背割堤の花が散ると元の静けさとなりのんびり楽しめました。今日の一番の話題はメタボ気味のシメでした。これから始める北への長旅に備え十分栄養を蓄えたからでしょうか。
 今日の三川合流は南から渡ってきた夏鳥とこれから北へ向かう冬鳥が入り交じるハブ空港の様でした。桂川0km地点すっかり様子が変わりオオヨシキリの姿が有りませんでした。
クリックすると元のサイズで表示します

 この巨木は辛うじて残っていました。この木には山崎の合戦で敗れた明智光秀の呪いがあり、切るとたたりがあるとの伝説をみんなで考えてみました。

クリックすると元のサイズで表示します

     宇治川で発見された絶滅危惧種 ナカセコカワニナ
        詳細説明は下に(写真をクリックすると大きくなります。)


 真ん中の宇治川の命運について流域委員会から一筋の光明が最近ニュースになりました。この提言が生かされる事を願います。
      三川合流府民探鳥会(4月26日) S.F wrote


●見聞きした鳥
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、トビ、コジュケイ、キジ、コチドリ、ケリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、セッカ、キビタキ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、ニュウナイスズメ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 41種

ナカセコカワニナ Biwamelania nakasekoae
+ 基礎データ +
分類群: 淡水産貝類
目名: 中腹足目
科名: カワニナ科
+ カテゴリー +
京都府カテゴリー: 絶滅危惧種
環境省カテゴリー: 絶滅危惧I類(CR+EN)
+ 詳細 +
選定理由: 府内の宇治川が模式産地で、府内の生息地が限られている。
形態: 成貝は殻高20mm前後で、カワニナ類の中では比較的小型である。縦肋は斜めに走り、殻底肋は4〜5本である。殻口は大きく発達し、殻高の1/2に達することもある。
分布: 滋賀県、京都府、大阪府に分布し、府内では琵琶湖疏水と宇治川に生息する。
◎府内の分布区域 : 淀川水系。
生態的特性:
流れの速い場所の礫などに付着している。産仔は生後10〜12ヶ月で開始し、春から秋にかけて年間20〜40個体を産出する。胎貝は大きく、殻高3mmを越えるものもある。ビワカワニナ属の中で、唯一河川に適応して種分化した種であり、学術的に貴重である。
生息地の現状:
疏水では鉄道地下工事のため生息範囲および個体数が減少し、数カ所で局地的に残存しているだけである。宇治川でも河川改修などで生息範囲が狭くなっている。
生存に対する脅威:
河川改修による生息場所の破壊や水質汚濁による環境の悪化。
必要な保全対策:
安定して水が流れる場所に、天然石を利用した石積護岸を行うなど、生息場所の回復が必要である。
その他:
琵琶湖・淀川水系固有種


         次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック


2008/4/28

大文字山探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

         メジロ Z. j. japonica 繍眼児 Japanese White-eye

 すばらしい快晴の土曜日朝7時半、銀閣寺の門前には観光客の姿はまだ見えない。しかし、大文字火床までの今日のコースを毎日登っている地元の方が多く、もう下山してきた人影もちらほら。
 「行者の森」の釈迦如来像の前を通って谷筋に入ると、早速オオルリやキビタキのさえずりが聞こえてくる。道の脇にはムラサキケマンの花。谷奥の砂防ダムから千人塚まで、しばらくしんどい登りが続く。メジロがあちこちでにぎやかに囀っている。千人塚の手前で、センダイムシクイの「チョチョビー」が聞こえた。この季節、新緑が美しいが、鳥の姿は葉に邪魔されて見つけにくい。
 千人塚でしばらくの間、梢を動く鳥の姿を探すが、見られたのはヤマガラやメジロといったごく普通の鳥ばかりだった。その代わり、地上で餌を探すシロハラがよく見えた。ヤブサメは声だけ。

クリックすると元のサイズで表示します

      ウワミズザクラ(上溝桜) Prunus grayana バラ科 

 再び登り始め、火床を目指す。あまり目立たないが、ウワミズザクラの花があちこちに咲いている。140段の石段を上り詰めると、まもなく火床だ。春霞で多少ぼやけていたが、火床からは京都市街が一望できた。「あれが御所で、その左奥が二条城、御所の奥には双ヶ丘」、「右手には植物園や糺の森」、「ここからは五山の火床が全部見えるよ」などと解説する声がにぎやかだ。
 休憩を終わって下山開始。コゲラなどの姿を確認し、鳥合せ。残念ながら、今日はコマドリやクロツグミ、エゾムシクイの声は聞けなかった。
           大文字山探鳥会(4月26日) Σ


●見聞きした鳥
トビ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、シロハラ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 19種

クリックすると元のサイズで表示します

      ムラサキケマン(紫華鬘) Corydalis incisa ケシ科
         (写真はクリックすると大きくなります)



         次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2008/4/27

京都御苑早朝探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

 毎春、初めて渡り鳥の歌を聴くのは、大変感動的だし、喜びも一入である。今回は、先の松尾谷探鳥会で裏切られた鬱憤を晴らす機会ともなった。
 苑内を巡り始めてすぐ、高くて、短めの「シー」という声を聴く。春のシロハラの地鳴きのひとつである。彼はすぐに姿を現した。続いて、近衛池の森で「ヒーツーキー」とエゾムシクイの囀り。間欠的だが、完全な歌だ。確かな春の手ごたえの一歩。今出川広場(野球場)付近でキビタキが歌った。いつも通りの完成歌だ。ここでシロハラの、のんびりした囀り。北帰行を控えて歌の練習中。この西側の林から、多くの声に混じってカシラダカの囀り。早口で複雑な声で、完成歌に近いとみた。石薬師御門脇にオオルリの姿。地面にも降りて"観客"を釘付けにした。でも声は出さない。

クリックすると元のサイズで表示します

           「観客」

 鳥の水飲み場の高木で別のキビタキが姿を見せて歌った。初めて見たという人が「美しい」と感嘆の声をあげた。ビンズイが何カ所かで恐るおそる歌っていた。でも、まだ地面で地鳴きを出す方が多い。アオジの囀りを聴いた人があったが、筆者は聞けず。迎賓館の南東側でセンダイムシクイの囀り。後の「ビー」を省くこと多し。ツグミは随所で見聞きしたが、地鳴きだけで歌うものなし。アトリはまだ多く、完全な夏姿となっている。「ジー」と不快ともとれる声は、彼らの歌である。
 地元の留鳥を忘れるところだった。浪々と歌うヤマガラやシジュウカラ、せつない繁殖期の声を出す近衛池のカワセミ、優しい声で歌う(?)子育て中のカワラヒワ、明るい声のイカル。どれも春を謳歌してる。
 開花植物はシャガ、カイドウ、キンポウゲ、ハルジオン、ヤマブキ、フッキソウ、アメリカヤマボウシ、キランソウなど。昆虫にまで目が届かず、残念。

      京都御苑早朝探鳥会(4月20日) T.U wrote


クリックすると元のサイズで表示します

      フッキソウ (富貴草) Pachysandra terminalis ツゲ科
         別名 キチジソウ(吉祥草) 常緑の小低木


●見聞きした鳥
ゴイサギ、アオサギ、トビ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 31種


クリックすると元のサイズで表示します

      ゲンゲ (紫雲英) Astragalus sinicus マメ科ゲンゲ属
         別名レンゲソウ(蓮華草)



         次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2008/4/24

松尾谷の食痕  調査・研究
クリックすると元のサイズで表示します

  右上の大きくて白い縁取りのあるのが下尾筒の羽根、後は腹や背中の羽毛、

 松尾谷探鳥会の時ひろった羽根を図鑑に照らし合わせてみました。これは間違いなくヒヨドリのものだということが解りました。

クリックすると元のサイズで表示します
 右から4番目は初列風切り、それをのぞいて総て尾羽 です。尾羽のうち中央部ものほど羽軸に対して対称的 な形、従って尾羽と判断できるものも外側のものは非 対称な感じになってくる。



クリックすると元のサイズで表示します





 次列風切り、

         (総ての写真はクリックすると大きくなります)


 ハトはなにかに激しく驚くと羽根がかなり抜け落ちます。でも飛ぶために必要な風切りなどまで抜けることはありません。公園などで大量の羽毛が散乱していてもかならずしもなにかに喰われたというわけではないということです。
 これはトラツグミなどにも同じような傾向があるようです。
 探鳥会でも「あーヒヨドリや」と幾分ぞんざいにあつかわれることのあるどこにでもいる鳥ですが、日本近辺の固有種なので海外のバーダーには人気があります。


クリックすると元のサイズで表示します

 ヒヨドリ(鵯) Hypsipetes amaurotis スズメ目ヒヨドリ科 Brown-eared Bulbul   他にハシブトヒヨドリなど9亜種 体長27.5cm,翼開長40cm
 秋田ではサクラドリ、埼玉ではヒヨーヒヨードリ、千葉ではナツピーなどと呼ばれているそうです。

 京都府で留鳥。公園や林など、木のあるところなら普通に見られる。ヒーヨヒーヨとけたたましく鳴く声からこの名が付いたが、そのほかにもいろいろな声を出す。以前は冬鳥として日本を訪れる渡り鳥だったが、近年では都市に順応し住み着き、繁殖もしている。が、現在も渡りを行う個体群がいるようで、秋の伊良湖岬などでは海を渡る群が見られる。
 甘いものが好きで、細長いくちばしで花の蜜を吸う。木の実や、昆虫類も捕らえて食べる。日本と近隣の国でのみ見られる、分布の狭い鳥。



         次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック


2008/4/22

ジュニア植物園探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します
4月20日、晴天で暖かかったこの日の植物園はすごい人出でした。
さすがに花のシーズンです。園内は花花花・・・

園内くまなく人が歩いているので、鳥には迷惑な話でしょう。(笑)
はたして鳥は見られるのかな?との心配もよそに、TOPの画像のように、花の咲いていないところを探すと避難?している鳥を見つけたりして・・・
せっかく隠れているのにゴメン、などと思いながらちょっとだけ姿を観察させてもらう。

クリックすると元のサイズで表示します
シャクナゲが満開

50羽ほどのニュウナイスズメがクヌギの雄花に群がり、ヒレンジャクやシロハラ、ツグミはキズタの実を食べていました。オオルリは、カメラマンから隠れるのに懸命(涙)、人気者の宿命でしょうか。
天候の悪い日が続いていて、その後の晴天ですから渡りの鳥を見るにはいい条件でした。この人出にもかかわらず、たくさんの種類の鳥を見聞きすることができました。

この日の出現鳥
ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、トビ、オオタカ、キジバト、*カワセミ、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ヒレンジャク、*ルリビタキ、ノビタキ、クロツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、*キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、シメ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 43種
*印は探鳥会終了後の出現


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ