2009/5/29
サギのコロニー 調査・研究

一見なんのことない松林ですが、ここは大阪府下最大のゴイサギのコロニーです。もっともアオサギやコサギも営巣してましたが。
大阪自然史博物館関連のグループ活動のひとつ「サギのコロニー調査」に参加しました。
私たちが担当した狭山池(大阪狭山市)では普通よく見られる木などを利用したものではなく、地上で営巣していました。

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狭山池
駅からは近いし、以前にはアオサギの巣が少しあっただけと聞い ていたので気軽に出かけた。到着すると池の周りの木々にサギ類の姿もな く、セッカやコアジサシなどの声の他、「見た目」もの静かであった。ところ が池のまんなかあたりの島のような場所になにやらカワウなどが止まっている様子、望遠鏡をセットしてみるとなんとアオサギが座っているではないか、雛もいる。全容をつかむためにはこの島をいろいろな角度から見てみなけ ればならない、ほんの少し移動しても草の陰にサギらしい姿が発見できる。 コサギは止まっているだけかと思っていたが抱卵してるのもいる、全てがいわゆる地上営巣である。こんなコロニーは初めて見たのでちょと驚いた。
なお南海電鉄「大阪狭山市」駅から「金剛」駅にかけて「新池」 をはじめ2,3ある池も見たがゴイサギがいたぐらいでサギやカワウの巣を見つけることはできなかった。
観察した鳥: カイツブリ(巣材運び)、カワウ、 アマサギ (上空通過)、ダイサギ、コサギ(ディスプレ イ)、アオサギ、カルガ モ、ヒドリガモ(番)、バ ン、コチドリ、ケリ、イソシギ、コアジサシ、ドバト、ヒバリ、ツバ メ (池畔の建物に営巣)、ハク セキレイ、オオヨシキリ (囀 り)、セッカ(囀り)、シジュウカラ(囀 り)、スズ メ、ムクドリ
(大阪鳥類研究グループ 会報第 73号 /サギ類・カワウコロニー調査調査体験記 速水 厚 より転載)
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2009/5/27
北嵯峨探鳥会 行事

大覚寺
今日は曇り空、日照りがないうえ微風が吹く久しぶりに快適な探鳥日和となりました。
鳥さんを求めて イザ! 大沢池でスズメ、ツバメ、カワラヒワとマルガモのみで寂しい限りです、鳥影を求めて知らず知らずハイペース、直指庵、後宇多天皇陵を経ていつもより早く畑地に取り付きます、視界が良いので鳥も見つけやすい、耕運機を追うハクセキレイ、トビやカラスにモビングするケリたち、頭上を北東に飛び去るオオタカ♀、やっぱり畑地は面白い。広沢池に着くと水面を凝視するゴイサギが我々の注視を浴び、カイツブリのヒナが給餌を受けるようすも皆さん観察できたようで一安心、大覚寺へ戻る途中には子ヘビまで見つける人も居られる貪欲な一行でありました。

ヒバカリ(英名: Japanese keelback) Amphiesma vibakari ナミヘビ科ヒバ属
帰宅後、子ヘビの写真を確かめるとヒバカリの幼生(15〜20cm)と判りました。
それにしても心配なのはアオバズクです、いつも連休前後にはやってきて、この時期は既に抱卵中の筈なのに‥? 北嵯峨探鳥会(5月21日) Y.M wrote

北嵯峨
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオタカ、ハヤブサ、キジ、バン、ケリ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 35種
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2009/5/25
ジュニア醍醐寺探鳥会 行事

ジュニアでは初めての醍醐寺探鳥会。ちょっとしんどいけど、上醍醐寺まで行くことにしました。

醍醐寺山門
子供たち大丈夫かな?歩けるかなあ?
なんていう大人の心配は杞憂に終わり、バテバテだったのは大人の方。(笑)

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途中、オオルリやキビタキをじっくり見られる幸運もあったけど、子供たちの興味は鳥よりトカゲやヘビ。
シマヘビ、アオダイショウ、ニホントカゲ、カナヘビ・・・この道沿いにはなぜか爬虫類が多い。

普通の子供だったらヘビやトカゲは怖がるんじゃないでしょうか?
ウチのジュニアの子達は追いかけていきます。トカゲを何匹か捕まえました。
TOPの画像の袋の中にはトカゲが入っています。
上醍醐寺までは歩いて2時間あまり。
一番上の開山堂までたどり着くと、ご褒美のようにハチクマが上空を舞いました。
出現鳥(5/10)
ハチクマ、トビ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
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2009/5/22
町でみつけた鳥、のようなもの 16 collections

あるミュージアム・ショップで売ってました。ほしいけど4千いくらとなると躊躇しますねぇ、「悩むなぁ」なんて、どうせ要らないものなんだけど...。
下のは自然史博物館にありました。こちらは買っちゃいました (笑)。でもこれなんだろう ? ネクタイピンかなぁ、

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2009/5/20
探鳥記 探鳥スポット

ミヤコドリ(英名: Oystercatcher) Haematopus ostralegus チドリ目ミヤコドリ科
先日 (4月22日) 安濃川 (三重県津市)へ「シギ・チドリ」の探鳥に行きましたので 報告します。午前 8時、瀬田(大津市)を出発 新名神経由で 安濃川河口へ。
浜に出るなり200m先に20羽強のミヤコドリを発見。観察してると満ち潮に追われドンドン我々に近づいて(約40m位) きました。

オオソリハシシギ (英名: Bar-tailed Godwit) Limosa lapponica チドリ目シギ科
その後もオオソリハシシギ 25羽ぐらい、チュウシャクシギ約 20羽を観察、場所を変えセイタカシギ3羽、ツルシギ 3羽、アオアシシギ3羽にであうことも出来ました。
新名神の利用で片道2時間弱、8時出発、5時帰着。とても内容の濃い探鳥行になり、費用も ETC車高速通勤割引+燃料、4名で1人頭 1200円と大変リーズナブルでした。
ちなみに安濃川河口へは近鉄名古屋線「津」や「江戸橋」駅から歩いてもすぐ(約2km 強) です。 4月22日 A.O wrote

チュウシャクシギ(英名: Whimbrel) Numenius phaeopus チドリ目シギ科
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