2009/11/30

京都御苑探鳥会  行事
 今秋は山の木の実が豊作だったためか、あるいは11月前半まで温暖だったためか、冬鳥の御苑への到来が遅れていて、たとえばビンズイはごくわずかしか見られないし、アトリやカシラダカの姿もない。代わりに見ごろになった紅葉でも楽しみましょうと、いつものコースを出発。

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 イチョウやムクノキの黄色、サクラの橙赤色、ケヤキの橙黄色、カエデの緑から黄色、鮮赤色まで変化に富む色合いの紅葉を愛でながら、先ず近衛邸跡へ。ヒヨドリの声や姿ばかりが目立つ中、梢に止まるモズやイカルの群れを発見。祐ノ井の辺りでは、ムクノキの実を食べにくるシメをじっくり観察できた。クロガネモチの実は例年通りたくさん成っているが、まだ未熟なのか鳥に食べられた形跡はない。
 母と子の森のバードバスでは、シロハラやビンズイがチラッとお出まし。この日、ビンズイが見られたのはここだけだった。

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 和風迎賓館と梨木神社との間の林を南下しながら、高木の梢の鳥を探すが、何も見つからない。この辺りはヤブミョウガの群生地で、黒い実がたくさん残っている。鳥はこの実を好まないのだろうか?

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                        ムクノキ(果実)
 迎賓館の南を通り、大宮御所東の遊歩道を進む。この辺りでは例年アトリがよく見られるのだが、今日は気配もない。ハクセキレイがやっと出た。九条池付近のムクノキの梢に数羽のツグミが止まって、冬鳥ひでりを少しだけうるおしてくれた。この木にはムクドリも集まっていた。池に突き出た厳島神社の前で鳥合せを行う。惨めな結果かと思われたが、ジョウビタキを見た方、コゲラやカワラヒワの声を聞いた方もあって、出現鳥は結局25種になった。                                   京都御苑探鳥会 (11月22日) Σ

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             ヤブミョウガ(果実)

●見聞きした鳥
マガモ、トビ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 25種

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2009/11/27

京都環境フェスティバル2009  保全
 紅葉が見ごろとなって、多くの観光客を迎えた11月21、22日、伏見区「パルスプラザ」で京都環境フェスティバルが開催された。今年のテーマは『つなげる 広がる KYOのエコ』で、20回目を迎える京都環境フェスティバルの歩みを通じて、京都の地球温暖化防止に対する取り組みを振り返った。

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 京都支部のブースでは、京都に生息する絶滅危惧種の野鳥の写真、パネルを展示し、自然環境の保全の重要性を訴えた。また、宇多野小学校児童といっしょに地域を歩き、住民への聞き取り調査をおこなってまとめた「ツバメの巣マップ」を展示した。トビのクイズにも多くの府民の参加を得た。
 恒例のブローチ作り、巣箱作り体験コーナーは、21日、22日とも多くの府民の参加があった。ブローチ作りコーナーでは、ナイフを使い木片を削って鳥に仕上げる作業に、終了ぎりぎりまで熱心に取り組む姿が見られた。また、巣箱作りは、多くの子どもたちの参加で80個用意したキットがすべてなくなった。
         京都環境フェスティバル(11月21日〜22日)(J)

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          (写真をクリックすると大きくなります)


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 環境フェステイバルと関わる様になって何年経つだろう。当初は名前も環境フェステイバルとはいわずに(正式名を忘れました)京都府がささやかなイベントを実施しており、当会にも参加の要請があった。とりあえずということで写真をやってるメンバーが野鳥の写真を本能寺会館に展示したことがあった。
 「京都環境フェステイバル2009」の搬入作業は前日の午後から行われる。会場には年に一度、このイベントの時にだけ会えるという知人がいて結構楽しい。今年、当会では京都府条例で定めた5種の絶滅危惧種の写真を展示した。オオタカ、ブッポウソウ、タマシギ、コアジサシ、ヒメクロウミツバメなど。しかし、既に身近では観察すら出来なくなったような野鳥に対する関心など有るはずがなかった。こちらも恒例となっているが、京都市立宇多野小学校では例年ツバメの初認記録から繁殖、そして宇治川河川敷の塒観察から渡りに至るまでの学習会を実施している。会場には、6年生が全員で作成したツバメの繁殖場所を記した校区ツバメマップを展示した。
 後は田子さんと加藤さんのブローチ教室、そして、見てる方が楽しい「親子で巣箱を作ろう!」。
 100を越える団体が様々な取組を発表している。それぞれのブースを、ゆっくりと時間をかけて見て歩けたら、楽しいだろうなあ、と思いながら、今年も2日間が慌ただしく終わってしまった。
 来年はどんなイベントに挑戦しましょうか?皆さんのアイディアをお寄せください。K.N

2009/11/25

北嵯峨探鳥会  行事
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                         タヒバリ !!
 昨年から11月の大覚寺庭苑入苑に特例が得られなくなり、今年も入苑をあきらめて、コースの変更です。
集合場所→大覚寺東側の畑地→後宇多天皇陵→長刀坂(細木和子邸で折り返し)→広沢池(解散)→(有志・弁当持参組)大覚寺、と言うわけです。

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                    こちらとあちら総勢53人!
 集合地点では早くもツグミやイカルの群が幸先の良さを暗示してくれていたのでしょう。スタートすると次々にモズ♂♀が現れ、ビギナーの方々共々楽しめて足取りと共に口も軽やかです。えっ? なぜ? ハイ本日は女性が多いのです。女性ばかりの歩こう会グループ22名の参加があったというわけです。年齢なんて関係ありません、野鳥の会(特に男性諸氏)会員であることの面目躍如、カラス、ムクドリから丁寧な解説があちこちで始まっています、お陰で極めてスローペース、気がつくと広沢池で正午、止む無くここで解散、会員の皆様、ご協力有難う御座いました、そして、お疲れ様でした。                             北嵯峨探鳥会 (11月19日) Y.M wrote


●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ハイタカ、キジ、オオバン、ケリ、イソシギ、タシギ、ユリカモメ、キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、ベニマシコ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 43種


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2009/11/23

大阪自然史フェスティバル 2009  episode
14日(土)、大阪市立自然史博物館で行われた「大阪自然史フェスティバル2009」に行ってきました。「大阪」と銘打っていますが、京都府や滋賀県、兵庫県、奈良県の団体も参加しており、ひとことで言うと「関西の自然観察&環境保護団体のお祭り」。
昆虫、魚、植物など自然観察系、里山など各地域の環境保護系、高校や大学のクラブなど研究系、そして光学機器メーカーや出版社など協賛企業まで、全部で89の団体が思い思いのブースを出していました。ミミズ、コウモリ、プラナリアといったマニアックな団体もあります。

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               各メーカーの望遠鏡が並ぶ会場入口

野鳥だけでも19団体が出店。鳥の塗り絵やブローチづくりのほか、図鑑「山野の鳥」「水辺の鳥」でおなじみ谷口高司さんの「タマゴ式鳥絵塾」というコーナーもありました。

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                 大阪支部は鳥の塗り絵を実施

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          カラーマーキング鳥類調査グループ・関西(クリック)

また、講堂では「自然を“仕事”相手にしてみよう」というシンポジウムが開催されました。基調報告は、バードウォッチング専門の旅行会社・ワイバードの山本社長による「鳥の生活費は鳥自身で稼いでもらいましょう!」。
世界各国の珍しい鳥や探鳥地の写真を紹介しながら、寄付やボランティアだけでなく、野鳥という資産を活かして経済的に自立できるシステムを作ろうという大変興味深い講演でした。

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                   基調講演の資料の一部

その後、環境アセスメントの代表者、国立公園レンジャー、生物ビデオの製作者、環境教育コーディネーター、博物館学芸員など8人が登場してパネルディカッションを展開。「自然観察や環境保護でメシが喰えるか?」(クリック)というテーマで、さまざまな問題や具体的な事例が語られました。
会場には将来この分野で就職を考えているらしい若者もたくさん集まり、予定時刻を30分もオーバーするほど質疑応答がありました。

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           自然を職業にする8人でパネルディスカッション

当日は「関西文化の日」協賛ということで自然史博物館の入場(通常300円)も無料。見応えのある常設展示もじっくり見学できました。
京都からは少し遠くて交通費もかかりますが、それ以上の値打ちがあるイベントでした。次回はぜひ参加されるようお勧めします。


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2009/11/20

「自然大好きフェステイバル」  episode
第8回「自然大好きフェステイバル」に出展しました。
期日2009年11月7日(土)午後から8日(日)迄
場所:花背山の家
対象:京都市内在住の親子
出展:京都市内で活動する17のNGO
主催:京都市野外活動施設 花背山の家

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 秋晴れの鞍馬街道を車は花背に向かって走り、途中は紅葉を楽しむことができた。
17団体がそれぞれに趣向を凝らした出し物を考えて実施する「自然大好きフェステイバル」は単なるイベントではなく、出展する側も充分に楽しむことができるのが魅力。

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 野鳥の会のブースは北山民家といって、昔、この辺りにあったわらぶき屋根の家をそのまま移築したもの。また、当施設には天体観測所があり、夜になると国際宇宙ステーションのことを教えていただきました。人工衛星は夜空に突然現れ、やがてその物体は忽然と消えていくという数秒間の不思議な光のショーに私たちは見入ったのでした。

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 野鳥の会の目玉は何といっても早朝探鳥会。花背の朝6時はまだ暗く、眠い目をこすりながら親にせき立てられた子どもたちが三々五々集まってくる。やがて近くの散策を始めると今まで見たことも無いような綺麗な花背の朝焼けを見ることができ、ユキムシを追っかけながら遊ぶ子供たちの明るい笑顔がそこにはあった。 

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  “ワークショップが始まりま〜っす!” 今年は、野鳥の会初めての企画として鳥のブローチつくりを計画している。業者に環境に配慮したバイオマスプラスチックでブローチ型を作ってもらった。自由に色付けを楽しんで自分好みの野鳥に仕上げるというもの。これにはお客様よりもスタッフが完全にはまってしまい、終了のベルが鳴ってもなかなか筆を置かなかった。
 楽しい2日間のイベントは終了しましたが、皆さまもぜひ一度挑戦してみませんか?                                  自然大好きフェステイバル (11月7日〜8日) K.N wrote


日本ボーイスカウト連盟、ガールスカウト連盟、京都キャンプ協会、同志社ワーキングコーラス、京都自然教室、他17の団体が出展。

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