2010/12/31

京都御苑探鳥会  行事
 天候は曇で肌寒い。先に集合地に到着していた仲間がビンズイを見つけていてくれたが、この後、中々めぼしい鳥が現れてくれない。近衛邸跡に着く前、地面で餌を漁るシロハラに会ったぐらい。この後、また"空白"の空間と時間が過ぎ、明治天皇生誕の地に至って、やっとイカルの集団と、これに混じるシメを発見。彼らは、イチョウと近くの高木に分散していた。

クリックすると元のサイズで表示します

 この後、一気にバードバスへ、写真屋さんと皆さんの後ろからちらりと覗くと、ルリビタキが見えたが、他の鳥たちも姿を現したそうである。この近辺で耳をすますと様々な鳥の声が聴こえてくる。シロハラ、ツグミ、先ほどのルリビタキの地鳴き、メジロは時々囀りを交える。コオロギの里に入ると、間近でシロハラが騒ぐ。我々に対する警戒声であろう。迎賓館の甍(棟瓦)にアオサギが止まり、辺りを䀻睨(へいげい)している。胸の縦斑は淡く、全体が白っぽい。頭の飾り羽を翻し、首と脚をシャンと伸ばした姿は威厳を感じさせる。鳳凰気取りなのであろう。清少納言は「サギは、見るからに不格好で、目付きも悪く狡賢こそうだ」と言っているが、現代人とは、ずいぶん感覚が違うようだ。

クリックすると元のサイズで表示します

 と、ある高木にツグミの集団。代わる代わる、近くのクスノキの方へ移動する。この実を食べるため、と思ったが、そればかりではなく、メタセコイアに残っている松毬(かさ)から種子を啄んでいる。英書では enucleate*と表現しているが、始めて読んだとき、己の知っている日本語の意味と余りにも違ったので、ぎよっとしたことを思いだす。
 これから先、解散地に到着するまで出会った鳥は、内裏南塀にセグロセキレイ、イロハモミジの枝の孤独なアトリ、遠くから聴こえたハクセキレイの声、九条池のマガモとカワセミぐらいのものであった。(*enucleate: [動] [injúklièit | injú-] (他)《医学》〈できもの・眼球などを〉摘出する)
             京都御苑探鳥会(12月19日) T.U wrote


●見聞きした鳥
アオサギ、マガモ、トビ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 27種

●開花: サザンカ、ツワブキ
●植物の実: トベラ、イヌマキ、センダン、ネムノキ、ムクノキ、エノキ、クスノキ


               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2010/12/29

桂川生物多様性調査  調査・研究
クリックすると元のサイズで表示します

 「野鳥の会京都」の定例調査はこの辺りまで、正確にいうとすでにここは大阪府下なんだけど、そしてこの砂州は木津川、これも正しくは淀川である。いつもここで昼食を摂っている。
 この日はカワアイサとカワウを見ることが出来た。ハヤブサが水浴びをしていたり、ミサゴが降りてたりする事もある。「ほっ」とするひとときである。会話も弾む。また駅まで同じ道を4kmあまり戻らねばならないのだが、10年以上続けているからかさほど気にならなくなっている。

クリックすると元のサイズで表示します

 この日、個体数ではシメが多かったように思う、そしてツグミだろうか、冬、ここらで見られる鳥たちは一応網羅できた。
 何年も同じところを歩いていると記憶の重なりがあってあれもいてたのに、これも見たのに、昔はもっともっと良かったと錯覚してしまうが、数字的にはさほど変わってはいない。あえてあげるなら猛禽類。種類、個体数ともに減少してると言わざるをえないところだ。この傾向の歯止めになるからって事でもないだろうけど、なるだけ手をかけて欲しくない場所だと思っている。
        桂川生物多様性調査(三川合流) 2010年12月19日


●記録した鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジ、イソシギ、ユリカモメ、ドバト、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 47種(公式記録ではありません)

クリックすると元のサイズで表示します


               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2010/12/27

桂川探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

 今回も、渡月橋から松尾橋まで右岸を下ることにする。歩き出して間もなく、仮番の 3組のオナガガモに出会う。この数年で一番多かったのではなかろうか。30年ほど前までは、この川で一番多かったカモである。しかし、今や、少なくとも、この川の上〜中流域では、ハシビロガモとともに"絶滅危惧種"(?)といってもよいのではないだろうか。花見時に駐車場となる広場の高木にシメが 2羽。朝食を終えて休息中か。
 嵐山東公園北の広い河川敷に下りてみる。7〜8年前の樹木伐採整地後、育ってきた柳などを混じえた雑草地である。ここは、冬の小鳥たちの安住の地なのだが、昨年楽しんだベニマシコとオオジュリンの姿はおろか、声さえ聴こえない。岸辺に進むと、鋭い声とともにカワセミが飛んできて対岸のコンクリートブロックに止まった。始めての参加者が喜びの声をあげる。突然、上空をツグミの集団が舞う。50羽ほどと見たが、堤防に残って周囲を俯瞰していた仲間は「70羽は、いた! 」と明言した。この連中は、マヒワの集団も見つけていてくれた。

クリックすると元のサイズで表示します
                    マヒワ(クリック)

 この下流域の中洲の際に、カワアイサの雌が 2羽。彼女らは、荒々しく音をたてて、半潜りで採餌中。すぐ近くに、4〜5羽のダイサギの群。こちらは、頻りに飛び上がっては、再び長い脚で水中に立つ。このくり返しは、両種の餌を巡っての闘争と見た。ふと、気がつくと、手前の水面に、久しく見なかった雄のカワアイサが 1羽。悠々と上流に向かう。やはり美しい。先ほどの雌の 1羽が後を追う。この、姿の対比は気の毒である。嵐山東公園の楓(フウ)の紅葉はくすんだ黄色で、美しさは例年の深紅に遥かに及ばない。
 堤防、兼自転車道を下る途中、カワラヒワ、イカル、シジュウカラ、エナガなど、この界隈の住人たちに会う。しかし、期待していたカシラダカなど冬鳥が見当たらない。と思いきや、鳥合わせ直後に、慧眼の持ち主が"はぐれアトリ"をひねり出した。
               桂川探鳥会(12月12日) T.U wrote


●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、ハイタカ、イソシギ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグメセキレイ、ヒヨトセリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アトリ、マヒワ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 39種

クリックすると元のサイズで表示します

●植物の実
ノイバラ、ヘクソカズラ、ナンキンハゼ、アキニレ


               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2010/12/24

京都環境フェスティバル  活動
クリックすると元のサイズで表示します

 木の葉も落ちてすっかり冬の装いとなった12月11、12日、伏見区パルスプラザで「京都環境フェスティバル2010」が開催されました。今回のテーマは『みんなで守ろう KYOの環境・地球の未来』で、環境NPO、学校、エコ企業など130ブースが出展、環境について楽しみながら学び考える体験型イベントです。
 日本野鳥の会京都は自然保護団体の立場で出展し、写真、パネルを展示して府民に日頃の活動を紹介しました。また府民にトビに関するクイズに答えてもらったところ、「鴨川で弁当を広げたらトビによって食べ物を奪われた」という話に過剰に反応しているような解答もありました。応対した会員は、度を超えた餌やりがこのような結果をもたらしていることを説明していました。

クリックすると元のサイズで表示します

 体験コーナーでは、バイオマスプラスチックで作られた鳥の模型に、様々な彩色をしてブローチに仕上げるテーブル、巣箱作りのテーブルを設けました。鳥のブローチ作りは、小鳥型を始め、カワセミ型、カモ型が選べ、それぞれ好みのものを選んで、一心に色塗りしていました。巣箱作りも用意の個数が早くなくなり、午後2時頃には閉店、鳥のブローチ工房になり終了間際まで賑わいました。(J)


               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

2010/12/22

あくあぴあミニ展示「鳥のごはん」  information
 「あくあぴあ芥川(高槻市)」では12月18日から1月30日までミニ展示「鳥のごはん」を開催しています。一般向けに鳥の食べ物などを面白く見せるものです。
 なりきりマントや鳥の顔パペット、食べ物クイズなど、楽しい企画がいっぱいです。
 ぜひご来館ください。
        芥川緑地資料館(クリック)(あくあぴあ芥川) M.T wrote

クリックすると元のサイズで表示します

  日時 2010年12月18日(土)〜2011年1月30日(日)
  場所 あくあぴあ芥川 1階 企画展スペース
  入場 無料
  あくあぴあ芥川(クリック)

クリックすると元のサイズで表示します


               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ