2012/7/30

「そんぐぽすと」177号  そんぐぽすと
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 『そんぐぽすと』は隔月の年6回、偶数月1日に発行しています。

 少し気が早いのですが、秋のタカ類の渡りについて、案内をしています。
「調査」と銘打っていますが、どこで観察するか、渡りの情報を知るにはどうするのか、 などの説明です。
ページが離れていてご不便かもしれませんが、京都市周辺での穴場的なウォッチングスポットも紹介しました。
 オガワコマドリがさえずっている写真を載せました。スクープ記事かなと思います。(広報部)


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2012/7/27

「世界の鳥のおもちゃ」特別展のご案内  information
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 私は、仕事や遊びで海外を訪れた時に必ず買い求めてくるのが鳥の図鑑とおもちゃ(主に置物)です。
今までで一番気にいっているのは南アフリカへ行った時に購入した
金属で荒々しく、それでも作者のぬくもりが感じられる鳥の置物です。

 次のお気に入りは、石に彫金が施されたペアの鳥。
中国(北京)の露天で買いました。
山のように積まれた雑貨のなかから見つけた時の嬉しさは今も忘れられません。
日本と比較して一個が1000円という安さに ”こんな値段でいいの?” と思いましたが、ガイドを務めてくれていた北京大学の学生が、そんなものに1000円も払うのか、とあきれ顔だったのを思い出します。

 今となっては、置物もさることながら、何物にも代え難い懐かしい思い出が私の大切な宝物になっています。
スタジオジブリに登場する猫男爵ならぬ、トリ男爵に、もしかしたら出会えるかも・・

 考えただけでもワクワク・・
そんなおもちゃを探しに行きませんか?
                       なかむらけいこ


  「世界の鳥のおもちゃ」特別展
  会期:6/30〜10/16
  場所:日本玩具博物館(クリック)
  姫路市香寺町仁野671-3
  費用:500円、学生400円



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2012/7/25

鴨川リレー探鳥会  行事
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 朝、5時15分、家を出る。集合時間より30分も早く出町柳に到着。川辺に出てみる。賀茂川も高野川も泥色の濁流。

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 川辺や中洲の野草は完全に水没。ヌートリアの群れが岸の斜面に這い上がっている。餌付けされているそうだ。散歩の犬に追われて濁流に飛び込んだのにはさすがと感心。

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      ヤブカンゾウ Hemerocallis fulva var. kwanso ユリ科ワスレグサ属

 川辺は危険と判断、左岸の散策路や堤防上端の道路を歩くことにする。
 下見の時は、ヒナギキョウの花の空色が美しかったが曇天のためか花弁を閉じたままで残念。

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 ナスに似たワルナスビがあちこちに群生し満開。花はなかなかのものだが、茎に棘があり、その上繁殖しやすく除草が難しいそうで、営農家にとっては厄介者らしい。

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           カキノキ Diospyros kaki Thunb.

 シロツメクサも盛りは過ぎてしまったがそこそこに咲いている。アカツメクサの花も目に付く。ヒメジョオンは多数開花中。他に目についた花はコヒルガオとヘクソカズラぐらい。

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           クコ Lycium chinense ナス科

 皆さんの注意を引いたのはアケビとイチョウ。堤防上端の道路と民家の庭の境目に見られたもので、アケビは真緑で成長途上の果実が多数、イチョウは実が既に黄みがかっており他に比べて熟すのが早いなというのが皆の結論。同様の民家横にシャクチリソバらしき植物の大群落があり、開花期には見応えが有りそう。機会があればお訪ね下さい。

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 径15mm程か、緑の果実の沢山なった切れ込みのある葉を持った木、カジノキだろうとのことである。参加者のお一人から翌日、お教えいただいた。
 蒸し暑く疲れも感じて予告通り北大路の喫茶店へ、極楽極楽、高齢化してくると熱中症対策のためにも必要なのではないか。喫茶店を出たところで解散。
             鴨川リレー探鳥会(7月15日) A.T wrote


●観察した植物
アカツメクサ、アキニレ、アキノノゲシ、アケビ、イタドリ、イチョウ、イヌガラシ、エノキ、エノコログサ、オオバコ、オシロイバナ、カタバミ、カキノキ、カラムシ、クコ、コヒルガオ、シャクチリソバ、ジュズダマ、シロツメクサ、セイタカアワダチソウ、セイバンモロコシ、セイヨウタンポポ、ツユクサ、ツルヨシ、ナガイモ、ナンキンハゼ、ネジバナ、ノゲシ、ハルジオン、ヒナギキョウ、ヒメジョオン、ヘクソカズラ、ヘラオオバコ、ムラサキカタバミ、ヤブガラシ、ヤブカンゾウ、ヨモギ、ワルナスビ 38種

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●見聞きした鳥
カワウ、アオサギ、マガモ(交雑種)、カルガモ、トビ、ドバト、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 17種


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2012/7/23

若いツバメ  調査・研究
 しばらく前、「関西の駅のツバメの巣を調査しよう(クリック)」という呼び掛けがあったので、それに応じて京阪宇治駅の巣を観察しました。
 ツバメの巣は4個あり、そのうち2個でそれぞれ3羽のヒナが確認できました。その一つが下の動画。コシアカツバメの巣も6個ありましたが、うち2個はスズメが使っていました。

    

 さて、ツバメと言えば、女性にとって年下の愛人を「若いツバメ」と表現します。なぜだろうと思って調べたら、おもしろいことが分かりました。
大正時代に日本の女性解放運動をリードした平塚らいちょうが若い画家と親しくなり、運動グループの中で問題になりました。気の弱いその画家は自分をツバメに例えて、「池の中で水鳥たちが仲良く遊んでいるところに、一羽の若いツバメが飛んできて大騒ぎになりました。池の平和のために若いツバメは飛び去ります」という手紙を残して実家に帰りました。
 この一件以来、年下の男性の愛人を「若いツバメ」と呼ぶようになったそうです。
 その後、平塚らいちょうは「ツバメなら春になれば帰ってくるでしょう」と返事を出し、彼を呼び戻して二人は共同生活を始めたとか。平塚は先進的な考えを持つ女性でしたから、普通の結婚ではなく事実婚を実践したのでしょう。
 なお、「らいちょう」という名前は「雷鳥」とも書きます。気高く美しいライチョウに憧れてペンネームにしたということです。
 ライチョウとツバメが恋人になったわけですが、実際の鳥の世界ではライチョウが生息するような高山にいるのはアマツバメでしょうね。


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2012/7/20

桂川生物多様性調査 (三川合流)  調査・研究
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 この時期、ともすれば前へ進めなくなる。踏み分け道であるが故にということなのだが、繁茂する植物との戦いである。高い湿度、気温、歳のせいもあるのだが疲労困憊。強制されてつづけられる調査ではないと思う。少なくとも私は 2ヶ月ごとにここへ引き寄せられるのだ。

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 ムラサキツメクサ、キリギリス、ニワウルシ、クモ、ヤブミョウガ。この日はカナヘビやトカゲも見かけた、薮をアカミミガメが歩いていた。ニイニイゼミ、クマゼミが鳴いている。

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 最近、日々人の手が入っているようだ。と言っても私たち調査チームが歩く程度のことではない、大きく開削されていたり、見慣れた木々が姿を消したり。新しいフェンスがはられていたり、森の下草がなくなっていたり。そうしたことには総て理由付けがなされてのことなんだろう。「草刈って、なにが悪い」みたいなことだ。
 昆虫の生存圏なんて小さなものだし、例えばカヤネズミ、道一つ隔てて移動することはないらしい。極端な話し、小さな植物群がなくなればなにかしらの生物が絶滅してしまう。

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 この季節の植物たちの旺盛な繁殖力は戦いなのだろう。移入種の猛烈な拡大もその一端だと思う。美しく開花する花々、見上げればメジロたちの群れ、ホオジロの雛やヒヨドリの鋭い刃物のような地鳴き。ウグイスの止まることのない警戒声、この日は誰が持ち込んだのか森の中にイチョウが生えていた。
 三川合流桂川左岸には生命力が満ち満ちている。次来る時にもなにかしら新しい発見があるだろう。                              桂川生物多様性調査 (三川合流) 7月14日


●記録できた鳥
カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、コチドリ、イソシギ、ドバト、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 23種

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