2013/5/31

そんぐぽすと 182号  そんぐぽすと
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『そんぐぽすと』6〜7月号です。
「探鳥会案内」は、夏鳥のハイシーズンをやや過ぎた時候の招待ですが、それだけに難しい探鳥の醍醐味が味わえる観察会になりそうです。山に川に森に、ひそやかな出会いを求めて。
「例会報告」を見てみると、「探鳥」にはいろんなスタイルがあるのだなぁと改めて気付かされます。十人十色といい、百人百様なのですね。
京都支部の総会が6月9日にありますが、そこへあの叶内拓哉さんが来られます。
京都府レッドデータブック2012年版鳥類編の解説を、鳥類研究者須川恒さんにお願いしました。10年ぶりになる改訂の事情やその内容が、簡明に記されています。
「新京都府探鳥地ガイド」は、バードウォッチャーなら一度は行ってみたい芦生演習林です。今号は夏編です。他の季節はまたの機会に。
「鵜の目鷹の目」は野鳥によく出会える季節が対象であったこともありますが、3ページ以上になりました。聞いたこともないような珍しそうな鳥もある一方、常に身近にいる鳥もあり、まさに“百花繚乱”です。                          広報部



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2013/5/29

北嵯峨平日探鳥会  行事
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 新緑の季節、好天にも恵まれ、初めての参加者5〜6名や23年ぶりのKさんなど、何時もと顔ぶれとちょっと違った探鳥会となった。

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 カモたちの姿がない静かな大沢池、ツバメ1羽が何度も水面にダイピング。「よっぽど喉が渇いているのかしら?」と茶化しが入った。
北嵯峨の小道、ウマノアシガタの黄、ヤマボウシの白、まわりの緑の中に花々が映えた。

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 今日の田園、まだ田植えが始まっておらず、人影も鳥の姿もただただ閑散。かろうじて、遠くの竿の先にモズのペアをスコープで捉え、初めての参加者の興味を引いた。広沢池の葦原でオオヨシキリの鳴き声。耳をそば立ててしばし沈黙、まだまだ鳴き始めか? こんな感じでの出会いは珍しく、勿論姿を見ることはできなかった。
 散々なバード・ウイークの探鳥会に終わりそうであったが、モズのペアとオオヨシキリ鳴き声があって、なんとか恰好がついた。               北嵯峨平日探鳥会 2013年5月16日 K.O wrote  

●見聞きした鳥
キジ、カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ケリ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 26種

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2013/5/27

矢倉海岸探鳥会  行事
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 連休最後の6日、初夏の陽気に恵まれた「福」駅前には、シギチ好きが集まりました。濃い淡い緑が映える大野緑道を歩くと、頭上から「いっぱいグイー」の声。焼酎をはしょってはいたが、センダイムシクイの声。トイレ休憩を兼ねて、ここに止まって声の主を探しました。数羽が頭上を飛び回っています。その後、セオリー通りのさえずりを聞かせてくれました。

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 淀川右岸堤防に出ると、汗ばむ顔に風が心地よく感じます。河川敷はまだ人出は少なく、ヒバリのさえずり飛翔で私たちを歓迎してくれました。護岸堤防をあちこち飛び回るチュウシャクシギや、水面を伺いながら飛ぶコアジサシを見ながらゆっくりと歩きます。また高圧線鉄塔にミサゴが2羽止まっていました。ここでは見かけることの少ないトビも出ました。
 廃棄土置き場となっていた空き地にコチドリのペアがいました。地面に腰を下ろしていたのを見た人もあり、繁殖かも。その時、すぐ近くでセッカのさえずりが聞こえました。

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 矢倉緑地の観察ポイントにつくと、干潟に下りて何か取っている人がいました。シギチは遥か遠くに見え隠れしています。キアシシギ、トウネン、ハマシギ、メダイチドリが新たに見られ、徐々に近づいて来てくれました。しかし、種類も数も少なく、不満の残る探鳥会となりました。12時半解散し、有志で海老江干潟に行くことにしました。
             矢倉海岸探鳥会 2013年5月6日( J )

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●見聞きした鳥
ヒドリガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、トウネン、ハマシギ、コアジサシ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ 34種

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2013/5/24

鳥の聖域  保全
この冬も大阪南港野鳥園にツクシガモがやってきたので、観察に出かけました。名前のとおり、主に九州に渡ってくる冬鳥です。
もともとの生息域は有明海でしたが、悪名高い干拓事業に追い出され、大阪湾にもやってくるようになったと言われています。私が訪れた日は32羽がのんびりと水面に浮かんでいました。

    

ところが、2月に大阪市がこの野鳥園の閉鎖を決めたというニュースが流れました。
正確には、観察舎は取り壊すものの鳥が見られるよう跡地を緑地にするらしいですが、これまで継続してきた干潟の清掃や管理が難しくなるでしょう。大阪支部やWWFジャパンが中心になって存続を求めてきましたが、聞き入れてもらえなかったわけです。
廃止の理由は、「公共が関与する必要性の低い事業である。料金非設定で、税等を投入して継続する合理性が低い」というもの。しかし、自然環境や生物多様性の保全に公共が関与しないでどこが関与するのでしょう。行財政改革は必要ですが、自然保護を「費用対効果」という経済の評価基準で測るのは間違っていると思います。
大阪南港野鳥園は貴重な「バードサンクチュアリー」ですが、英語にするとおしゃれな施設に聞こえるものの切迫感が伝わりません。「鳥の聖域」と日本語で表現した方がその重要さが伝わるのではないでしょうか。
国の愚策によって追い出されたツクシガモが、今度は大阪市の愚策によって行き場を失います。日本の「鳥の聖域」がまた一つ消えてしまうのです。



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2013/5/22

比叡山府民探鳥会  行事
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 いい天気になった。叡電を降りて高野川を渡る途中、下流側でカワガラスが歌ってる。怠け者にとって今年初めての体験。集合地でサンシヨウクイの声。少し遠いが、酔眼が姿を発見。
 連休のお終い近くのせいか、初発ケーブルは満員となった。山上駅の広場でカラ類に混じって、遠くにオオルリの囀り。この後、めぼしい鳥の姿も声もなし。旧スキー場でホオジロが歌う。また、いくつかの声を鳴き分けるヤマガラにも会う。つつじ丘まで鳥は寂しい。晴れてはいるが、まだ気温の低いせいだろう。キララ坂を越え(府県境)へ向かう下り坂で、センダイムシクイとオオルリが歌う。いつも、キバシリを見聞するスギ林に注目するが、姿も声もない。"鳥合わせ"で声を聴いた人がいたが、どこだったのだろうか ?

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        イカリソウ Epimedium grandiflorum C. Morr.メギ科

 浄土院の門前で、ヒラヒラ舞いながら虫を捕らえるキセキレイに会う。彼はこの捕虫行動をくり返す。御廟のどこかで、子育て真っ最中なのであろう。これはフライイング・キャッチだが、ヒタキ類のそれとは違って、ゆったりしている。長い尾をもてあましているとも、逆に優雅な動作とも言える。と、大きなキツツキのドラミング。大ヴェテランが、長い持続時間から「アオゲラ ! 」と唱う。先々月の経験から「オオアカゲラかも知れない」と疑義を挟んだが、飛び立った姿からアオゲラと判明。続いて、高い樅の木立にキビタキが現れた。でも、真上近くを見上げるので、皆さん首が痛そう。西塔参拝路から東海自然歩道に外れて、やっとミソサザイに出会う。

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         シキミ Illicium anisatum Linneaeus シキミ科

 昼食後、先のミソサザイの姿を十分過ぎるほど眺める。いや観察する。この直後、谷向こうの本覚寺方面からクロツグミの歌。そう近くはないが、朗々とよく通る声だ。駐車場にでると、今年も桜祭をやっていた。無料の "ガラガラポン" で、珍しく「葛湯」が当たった。自動車道を渡り、旧青竜寺道へ出て、ケーブル駅へ引き返す。途中の木材集積場でタカを探すが、空振り。比叡山頂直下の登山道で、再びオオルリを発見。ここで、皆さんの足がストップ。

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       キケマン Corydalis heterocarpa var. japonica ケシ科 

 再び「見晴台」に戻る。気温も上がり上昇気流も活発だが、ここでもタカは不発。歩き出して間もなくタカの姿。第一発見者と他の一人が、ノスリではないか、と言う。この後、めぼしい鳥の姿なし。解散後にオオタカに見参。                                   比叡山府民探鳥会 2013年5月5日 T.U wrote


●見聞きした鳥
カルガモ、キジバト、カワウ、ツツドリ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ 36種

●目立った花
 コゴメウツギ、ヤマナシ、アセビ、クロモジ、ヤマツツジ、トサミズキ、ツバキなど

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      カスミサンショウウオ Hynobius nebulosus サンショウウオ科(幼生)



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