2015/1/30

寒さと雪、何鹿の里もまた楽し  行事
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 集合場所パオ天文台の周りの霧の中にウソやアトリの鳥影が。最初から期待度UP。

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 濃い川霧の中 集合
 歩き始めると霧も晴れ、鳥もちらほら、そしていつも「何か」が出現する八田川沿いの道へ。
 出た!川向こうの枝にこちらを向いてじーっと止まっている猛禽。が、ツミかハイタカか議論に。
私には識別難しく静観。結局ハイタカ♂に。

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 由良川ではオオタカがハトを捕らえるのを見た人も。どんどん暖かくなり解散場所まで戻る頃には汗が。ウソが再度出迎え。充実探鳥会でした。
            綾部市探鳥会 2015年1月25日 Y.W wrote


●見聞きした鳥 天候:
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ウソ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ 49種

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    小春日和の中 探鳥



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2015/1/28

フクロウの首  生態
フクロウは「不苦労」とか「福来郎」と書いて幸せのシンボルになっています。また、「借金で首が回らない」という言葉に対して、首がよく回るフクロウは商売上の縁起物に仕立てられています。
実際、フクロウの首はどれくらい回るのか? 調べてみると、左右にそれぞれ270°回るそうです。合計540°回転するわけです。ちなみに、人間の首は左右それぞれ60°。
下の動画は、この冬たくさんのバードウォッチャーを楽しませてくれた淀川のコミミズク。これを見ても少なくとも片方180°は回っています。

    

「こんなに首を回して、なぜ血流が途切れないのだろう?」と疑問を抱いたアメリカの学者が、自然死したシロフクロウとアメリカワシミミズクを調べました。そして、人間や他の鳥とは異なる血管の構造を発見しました。
まず、椎骨動脈が他の鳥よりも頸部に入り込み、大きなたるみを持っているそうです。首を回しても血管が伸びるわけです。
また、椎骨動脈と頸動脈の間にバイパスのような血管があって、一方の動脈が遮断されると、もう一方の動脈から血液が供給される仕組みになっているそうです。
しかも、顎の下の血管が膨らんで一時的に血液を貯め、首を回転させたときに脳や目の機能に必要な血流を確保しているとのこと。こうした仕組みによって、フクロウは血流に支障なく首を270°も回すことができるわけです。
しかし、よく考えれば、フクロウに限らず鳥は首を回します。小鳥でも120°くらいは回しています。ツルやサギなど首の長い鳥はもっと回すでしょう。
鳥は人間のように目玉を左右に動かせないので、広い視野を確保するには首を回さなければならないという要因もあるようです。
それに加えて(私の推測ですが)、フクロウの聴覚は正面向きなので、広範囲に獲物の音をキャッチするには、レーダーのように常に首を回転させる必要があるのではないでしょうか。



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2015/1/26

冬の晴れ間に  生態
 寒さにかまけて朝の散歩以外は閉じこもってばかり。
外に出なくてはブログのネタもさっぱりです。
このままいけば見放されそうなので、思い切って、寄せ集めばかりアップしました。

 今年もカモが少なくて、レギュラーのヒドリガモが30羽、コガモが10羽、オナガガモに至ってはほんの数羽といったところでしょうか。
ときどきカワアイサが姿を見せてくれますが、♂ばかり。
キンクロハジロはやっと鴨川にも定着しました。

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    キンクロハジロ

 イカルチドリやイソシギは元気に飛び回っています。
石ころばかりの中州にいて保護色なので、見落としが多いですね。

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    イソシギ

 この寒空では雲も灰色がかって重そうな日々ですが、今朝は珍しく秋のような空、鰯雲が頭上を覆っていました。

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 庭先に白いツバキが一輪、花弁の先が少々傷んでいますが、花のないこの時期には貴重なもの、うれしくなります。

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 桜の蕾も膨らんできました。春近しですね。


                    散歩道は鴨川のほとりです。
            鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。
                            ブログ「あれこれ散歩道」より




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2015/1/23

京都御苑探鳥会  行事
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 快晴、無風という絶好の鳥見日和となった日曜日。例年、この探鳥会は参加者が多いが、今年は滋賀県から14名の団体参加もあって、総計66名という記録的な大世帯となった。集合場所の乾御門から、児童公園の北側を回って近衛邸跡へと進む。ビンズイ、ツグミ、シロハラ、アトリなどの冬鳥が次々と出現する。宮内庁官舎南側の林でトラツグミがじっと立ち止まってミミズを探している。明治天皇ご生誕の地「祐ノ井」付近でジョウビタキの雌雄が見られた。

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 母と子の森の水場でしばらく待つが水浴びに来る鳥はなかった。代わりに餌付けされたヤマガラが数羽、私たちに近
づいて愛嬌をふりまく。アオゲラが現れた! 今冬はアオゲラが2羽、苑内で越冬しているようで、その姿を追うカメ
ラマンも多い。母と子の森のはずれでミヤマホオジロが名前(学名をEmberiza elegansという)通りの優雅な姿を見せた。和風迎賓館の東側を南下、メタセコイヤの実を食べにアトリが集まっていた。カワラヒワも混じっている。

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 仙洞御所の西側ではアトリの大群が芝生に降りて採餌していた。堺町御門付近の樹で休息しているアオバトを探す。
動く姿がちらほら見えるが、葉の陰で分かりにくい。九条池のほとりに立つ樹に止まるアオバト3羽を参加者が発見。
こちらは逆光だが見やすい。全員でじっくりと観察できた。
 池のマガモを出現鳥に追加して、探鳥会を無事終了。鳥合わせの結果、本日の出現鳥は33種となった。
               京都御苑探鳥会 2015年1月18日 Σ


●見聞きした鳥 天候: 晴れ
マガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、トビ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガ
ラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、
ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、カシラダカ
、ミヤマホオジロ、アオジ 33種

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2015/1/21

ライチョウを食べる  episode
龍谷大学で鳥類学者・中村浩志さんの講演が行われました。学生向けの特別講演ですが、一般にも公開されたので聴講してきました。
今回は、「進化が確認できるカッコウの托卵研究」と「二万年の奇跡を生きた鳥ライチョウ」の2本立て。どちらも興味深いものでしたが、ライチョウについてご紹介します。
日本では信州あたりの高山に登らないとこの鳥には出会えませんが、ヨーロッパでは身近な場所に生息していて、現在でも狩猟鳥、つまり食料になっているそうです。
そのため、警戒心が全くない日本のライチョウとは対照的に、ヨーロッパのライチョウは人が近づくとすぐに逃げるとのこと。

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スコットランドのライチョウ(画像はパブリックドメイン)

日本では特別天然記念物として保護されているので、「ライチョウを食べる」なんて考えられませんが、中村さんはノルウェーの雑誌を紹介しながら、ヨーロッパでは普通のジビエ料理であることを強調されていました(下はパワーポイントの画像)。

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ところで、日本にはもう一つのライチョウがいます。北海道に生息するエゾライチョウで、こちらは狩猟鳥。つまり、日本でもライチョウを食べているのです。
食料にするほどたくさん生息していればいいのですが、ご多分にもれずエゾライチョウも激減しています。狩猟数では、1920〜1950年代の5〜6万羽が、1990年代には1千〜2千羽に減少。道が行った生息密度調査でも、1994年から1996年にかけて、例えば阿寒湖畔では100ha当たり3.9羽から1.0羽に減っています。
環境省のレッドリストでは「情報不足」ですが、北海道は「希少種」に指定しています。その道庁が、自らのホームページに「蝦夷雷鳥の蕎麦」を採り上げ、「上品で良い出汁がでます。蕎麦やお雑煮、もち米と炊いてサムゲタン風にしてもおいしいです」と記載していたことが問題になって、すぐに削除されたそうです。

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エゾライチョウ(画像はパブリックドメイン)

そんな希少な野鳥をわざわざ探し出して、撃ち殺して食べる必要はどこにもないでしょう。
似たような話は他にもあって、キジは日本の国鳥でありながら狩猟鳥ですし、ヤマシギも京都府以外では狩猟鳥。猟友会の圧力もあって、数が減ってもなかなか狩猟対象から外されません。
もう一つの要因は行政の怠慢というか不作為。例えば、エゾライチョウは北海道にしか生息しないにもかかわらず、なぜか京都府の狩猟対象鳥としてリストアップされています。当支部が何度も削除を申し入れていますが、いまだに残ったまま。こんなことを続けているうちに、いろんな鳥が絶滅危惧種になるんでしょうね。



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