2015/1/19

初めて描かれた鳥  episode
日本初の鳥の絵は、弥生中期(紀元前1世紀〜紀元1世紀)の器に描かれた「魚をくわえた鳥」だそうです。針のようなもので線描されていて、幼児の絵のような拙いものとのこと。
絵ではありませんが、5世紀後半に築かれた応神天皇陵からは、以下の埴輪が出土しています。

クリックすると元のサイズで表示します

大阪府羽曳野市応神天皇陵から出土した「水鳥」(画像提供:東京国立博物館

私にはハクチョウに見えますし、十分に芸術的な価値があると思います。
では、世界で初めて描かれた鳥の絵はどんなものでしょう。ご存知のようにナスカの地上絵にはハチドリ、コンドル、サギ、ペリカンが描かれています。この遺跡は紀元前200年〜紀元後500年のものなので、日本初の鳥の絵とほぼ同じ時期です。
しかし、「世界初」はさすがにそんな生易しいものではありません。何と1万5000年前の旧石器時代までさかのぼります。
フランスのラスコー洞窟にはいろいろな動物の絵が描かれていて、その中には鳥もいます。ただし、牛や鹿の絵はけっこうリアルで芸術的ですが、鳥は何かのシンボルとして描かれたようで幼児的なもの。宗教的な意味で描かれたようです。
いずれにしても、人間は旧石器時代から鳥を描き続けてきたわけです。



               次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

2015/1/16

宝ヶ池探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

 小雨の中、傘をさしてのスタートとなりました。この探鳥会、毎年良い天気に恵まれますので、開始までには雨も上がってくれるだろうと期待していましたが、今年は期待を裏切られました。雨が降りますと、傘をさしたり、双眼鏡のレンズに水滴が付いたり、足元が滑りやすくなったり、鳥見はいささか大変になります。それでも、スタートしてすぐに、高い木の枝にタカを見つけて、スコープを中てている人がいます。皆さんで、“オオタカかハイタカか?”判別を試みるのですが、陽が無いので少し暗いことや、スコープの水滴が邪魔をしたりして、結局タカSP(タカ類)ということになりました。高野川まで行きましたが、今年は冬ガモには会えませんでした。

クリックすると元のサイズで表示します

 高野川から、宝ヶ池に向かう途中で、シジュウカラやメジロに加えて、ツグミ、イカル、ジョウビタキ、シロハラなどの冬鳥が現れてくれました。池に着く頃には雨もほとんど上がり、傘無しで探鳥できる天気になってくれました。オシドリは、池の端に上がっていて、周りの木に遮られて見難かったのですが、時たま縁を離れて、姿を見せてくれました。例年は20羽以上入ってくれるのですが、今年は隠れているのか、少ないように思えました。
この正月は雪が多く、3日の朝には京都における積雪は22 cmもあり、なんでも61年ぶりの大雪だったそうです。だいぶん解けましたが、公園のところどころにまだ雪が残っていて、参加されたMさんが、赤い目もかわいい雪ウサギを作ってくれました。

クリックすると元のサイズで表示します

 昨年までは2羽いたガチョウが1羽だけになっていました。どうしたのか気になります。雪で少し白くなった比叡を見ながら池の縁を回って、菖蒲園辺りに着いたころには、11時半を過ぎていました。ホテルグランドプリンスの脇を通り抜けて岩倉川沿いの小さな木立の中に入りますと、カワセミが姿を見せてくれ、皆さんで見ることができました。鳥合わせをしているときに、どなたかが「変わった鳴き声が聞こえます」と言われるので、皆さんで耳を済ませてみたのですが、確認できません。鳥合わせを続けていますと、また同じ方が「教会の十字架のある屋根の上に」と言ってくださったので、皆さんで見ますと青とオレンジのイソヒヨドリの雄がおりました。
 東日本大震災から今年で4年経ちますが、起きた翌年に行なわれた宝ヶ池探鳥会(2012年1月14日)では、(震災や原発事故が原因かどうかは確かめるすべはありませんが)ツグミが珍鳥になりました。今年も、当たり前の野鳥が当たり前に見ることができる年になってもらいたいと思いつつ解散しました。                                   宝ヶ池探鳥会 2015年1月10日 Y.I


●見聞きした鳥 天候: 小雨後曇り
オシドリ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、タカSP、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、イカル 36種

クリックすると元のサイズで表示します




               次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

2015/1/14

冬のシギ  生態
昨年の12月10日、巨椋干拓田を流れる小川に、この時期にいるはずのないアオアシシギが4羽いました。

    

本来なら今頃は東南アジアで越冬しているはずですが、調べてみると、沖縄では普通に越冬し、本州でも時々越冬する個体がいるようです。
アオアシシギを観察していると、その近くに小型のシギが2羽飛んできました。ハマシギです。この鳥は本州でも越冬するので不思議はありません。

    

15年程前の夏、アメリカの研究者がアラスカで50羽のハマシギに標識をつけたところ、翌年1月に千葉県の谷津干潟と三番瀬、神奈川県の多摩川河口で各1羽が確認されたそうです。
標識を着けた場所(北極海の河口)の夏の平均気温を調べてみると約3℃〜4℃。一方、千葉県の冬の平均気温は6℃〜8℃。わずか3℃〜4℃の温度差のために、はるばるアラスカから日本まで渡ってくるわけです。リスクが高い割に、得られる環境は大差がないですね。
上のアオアシシギはそのことに気づいて、「地球温暖化で南へ行っても大して温度は変わらへんし、面倒臭いし、ここで正月を迎えよう」と決めたのかも知れません(笑)。


               次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

2015/1/12

雪だるま  生態
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

今年は番狂わせのお正月。
おかげで3が日、雪の鴨川を堪能しました。

1日の午後から降り続いた雪は夕方には10センチ積もり、電線の上では餌を待ってるスズメが寒そう。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

見る見るうちにどんどん積もっていきます。
凍えないうちにさあ、それでは餌をやりましょう。

2日の朝には20センチ。
晴れ間を見つけて川べりへ。
あちこちには雪だるま。
楽しそうに雪を転がしている父子を想像してこちらもうれしくなります。

クリックすると元のサイズで表示します

帽子をかぶった特大さん。


クリックすると元のサイズで表示します

おんぶされた雪だるま?


クリックすると元のサイズで表示します

泣いているような、笑っているような・・・。


クリックすると元のサイズで表示します

中州にも親子のだるまさん。父さんの方は髪が黒々してますね。


クリックすると元のサイズで表示します

こちらはかまくら、子供たちの笑い声が聞こえてきそうです。


クリックすると元のサイズで表示します

餌付け慣れしたアオサギがだれかを待っています。
「早くあのオジサン来ないかなあ〜」

写真は前後していますが、3日は24センチの積雪。
そして今日4日はやっと天気回復、まだまだ雪だるまは作れそうです。



                    散歩道は鴨川のほとりです。
            鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。
                            ブログ「あれこれ散歩道」より



               次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

2015/1/9

新春三川合流探鳥会  行事
クリックすると元のサイズで表示します

 膝近くまで雪に埋まりながらバス停に着くと、京阪バスは運休とのこと。
タクシーで五条京阪に出て、京阪電車で八幡市駅に着くと辺りはうっすらと雪化粧。青空になった駅前は、石清水八幡宮への参拝客でにぎわっています。
 京都市内の大雪で、参加者はいつもより少なく14名。雪の日は小鳥が多く現れるかも、と意気揚々と出発しました。西山も少し雪景色となっていましたが、遠く北山は真っ白。溶けかけた雪に注意しながら歩き出しました。
 御幸橋から木津川を見下ろすと、イカルチドリ、イソシギ、ハクセキレイが砂州に下りています。宇治川左岸でモズを見ていた時、「あれは何?」の声。ミサゴが飛来、ゆっくりと北に飛び去りました。
 宇治川でカモ類を見た後、宇治川右岸の河川敷でホオジロ、桂川左岸側に回ると上空をイワツバメが舞いました。さらにチョウゲンボウも飛来しました。桂川左岸を少し上流に歩くと、中州の陰にカワアイサ20〜30羽の群れ。♂の回りに多くの♀を従えていました。目の前のヨシ原ではアオジが見え隠れしていました。
 桂川左岸河川敷を下流へ歩くことにしました。左岸に沿ってつけられていた道は、ゴミや倒木が取り除かれていました。野球グランドの芝生地には、数十羽のツグミが下りて餌を啄んでいました。なお、ハチジョウはいませんでした。
 河畔林を下流に歩くと、シロハラ、ジョウビタキ、シメ、クロジ、カシラダカと次々現れ、私たちを釘付けにしました。
 風さえなければ日差しが心地よい「かわきた運動公園」に戻り、鳥合わせをしました。残念ながら、昼食を食べながらの鳥談義は中止し、12時過ぎ解散しました。解散後、担当者で話していると、ヒバリが出ていたことを思い出しました。従って出現鳥は全部で44種でした。                               新春三川合流探鳥会 2015年1月3日(J)


●見聞きした鳥 天候:晴れ
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ 44種

クリックすると元のサイズで表示します
                     資料映像 Jan. 2015



               次の観察会は「探鳥会案内」をクリック


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ