2015/7/31

「たまごとたね」いのちのはじまりと不思議  information
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 日時の記憶はさだかではないのだが、たしか芦屋の住宅街だったと思う、博物館の野鳥サークルのメンバー数名で歩いていると、学芸員のWさんが、石垣の排水管をひとつ一つ覗きだした。
 「あった」、30cmくらい奥に3,4個の卵。ヤモリらしいのだ。それから、石垣があると排水管をチェックするようになった。

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 今回の大阪自然史博物館の特別展「たまごとたね」いのちのはじまりと不思議。
 ホームページの「はじめに」という文章をお借りしょう、
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タマゴとタネは、丸くて硬い殻を持ち、両者とも生命の誕生の象徴にされるなど、共通したイメージがあります。
しかし、その構造は全く異なり、生態にも大きな違いがあります。

この特別展では、多様なタマゴ、タネを展示するとともに、タマゴとタネを「対決」という形で比較しながら、両者の子孫を残すためや分布を広げるための仕組みについて紹介していきます。

世界最大のタネ・フタゴヤシや、いま生きている鳥の中では最大のダチョウのタマゴも登場します。
そのほか、黒い色をしたエミューのタマゴ、鮮やかな青い蛍光色のタネを持つタビビトノキ、「悪魔の爪」の異名を持つツノゴマなど、様々なタマゴやタネを展示します。

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 と書かれている。鳥好きの人はもちろん、植物、昆虫、爬虫類ファンの方々も見逃せない展示だと思う。京都からだと梅田や京阪淀屋橋から地下鉄御堂筋線が便利だ、長居で降りるといい。長居植物園も楽しい。

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    「たまごとたね」いのちのはじまりと不思議、HPへ、


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2015/7/29

ヒナ騒動  episode
「そちらの近くの方から、ヒナのいるツバメの巣を拾ったという連絡が入ったので対応してください」。先週、事務所からそういう連絡が入りました。
雨の中バイクに乗って出かけると、そこは工場の事務所で、2人の女性社員が出て来られました。状況を確認すると以下のようでした。
・滋賀県の現場にトラックを置いていたら、バッテリーの上に鳥が巣を造った
・運転手は気づかないまま工場と滋賀県の現場を2往復した
・声がするので覗くと鳥の巣にヒナが4羽いた
・工場の女性社員2人が保護し、水やミルワームを与えると元気になった
私が行ったのはその2日目でした。引き取った巣が以下。

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工場の方々はツバメと思い込んでおられましたが、巣材が草なのでツバメの巣ではありません。スズメの巣かなと思いましたが、それにしては整い過ぎています。
とりあえず持ち帰りましたが、通常、人間は鳥のヒナを育てられません。特に私は経験もなく道具もないので、スズメとハトのヒナを育てたことがある近くのTさんに預かってもらいました。
いろいろ情報を集めると、どうやらセキレイのようです。Tさんは、セキレイのヒナを一度に4羽も育てるのは無理と判断し、巣があった元の場所に返して親鳥に育ててもらうべく、近くの会員3名で滋賀県の現場へ走ってくれました。
現場の社員に説明すると、トラックはしばらく使わないということなので、再びバッテリーの上に戻しそうです。

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    元に戻った巣

社員によると、「白と黒でお尻をピコピコ動かす鳥だった、今日もここに来ていた」とのこと。どうやらセグロセキレイのようです。巣とヒナが突然消えたので、親鳥はオロオロしていたのでしょうね。
このヒナ騒動で、多くの人間が振り回されましたが、いちばん振り回されたのは4羽のヒナ。生まれてすぐ、50〜60kmの道を4回もドライブしたわけです。
当支部の事務所にはこの時期こういう連絡がよく入りますが、日本野鳥の会は毎年「ヒナを拾わないで」キャンペーンを展開しています。参考ために、以下のページをご覧ください。

ヒナを見つけたときの対処はこちら



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2015/7/27

朝顔  生態
 グリーンカーテンの朝顔が今年はなぜか小さい。
 去年はそこそこの大きさで咲いたのに、その種から育った今年の花はまるでマメアサガオのよう。でも数は多い。
 今朝は25個、つつましく?咲いた。

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 この根元に米粒を少し置いておくと、スズメがやってくる。
 葉の茂みの中へ入るのは容易ではないらしい。
 だから、数は少ない。ここの餌場を学習した2,3羽だけ。

 この暑さに出かける気にもならず、暇に任せて何粒を何分かかって食べるか、見ていたら・・・。
 米粒は簡単に喉を通らないらしくて、器用に舌でコロコロと回しながらゆっくりと食べる。
35粒を15分かかって食べ、35粒をお腹いっぱいに入れて飛び立って行った。
 最後に嘴を餌箱の縁で拭うことも忘れずに・・・。
 この間、他のスズメは来なかった。

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    スズメの親子

                    散歩道は鴨川のほとりです。
            鳥、花、犬、人…、出会いはあれこれ、楽しい一日が始まります。
                            ブログ「あれこれ散歩道」より




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2015/7/24

金沢便り2-オナガ  episode
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 4月の初めに金沢に転居してすぐのこと、新生活に必要なこまごましたものを調達するために街中を歩いていると、数十メートルほど先の電柱に、長い尾羽をひらひらさせて鳥が飛んできてとまりました。
 かごぬけの大型のインコかと最初は思ったのですが、飛び去るときに頭の黒や青みのある翼が見えたのでオナガだと気づきました。
 オナガが金沢にいるというのは、うかつにも全く念頭になかったので、とんでもなく的外れなことを考えてしまったのです。あとで調べたところでは、福井県までが日本海側の生息地の西限のようです。
 その後、金沢市内のあちこちで出会います。ただ、見かける場所は様々で、飛んでいる姿を見たり、止まっていてもすぐに飛び去ったりで、なかなか写真を撮ることができません。ようやく近所の小さな神社で撮影することができました。

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 オナガは二十年以上昔、東京に住んでいた頃には、ごく身近な鳥でした。当時住んでいたところは、23区内の市街地でしたが緑の多いところで、部屋の中にいても特徴のある声がよく聞こえたものです。
 その後、京都に戻ってからは、東京には住む機会はなく、たまに用事で出かけるくらいなので、オナガに出会う機会は激減し、私の手持ちの記録では平成18年が最後で、それ以来のことになります。
 通勤途上でもよく出会いますが、その日は何か得をした気になります。plover

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2015/7/22

夜の鷹  episode
ヨタカは「夜鷹」と書きますが、タカの仲間ではなく、分類上はヨタカ目ヨタカ科に1種だけ存在する変わった鳥です。
宮沢賢治の『よだかの星』はこの鳥が主人公ですが、物語の中でも、本当のタカから「名前を変えろ」と迫られています。
名前のとおり夜行性で、昼間は眠っていることが多いようです。私がある場所で見たときも、ずーっと睡眠中で全く動きません。

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面白いことに、この鳥はアメリカでもNighthawkと呼ばれています。そして、この単語には、「夜更かしする人」とか「夜に悪いことをする人」という別の意味があります。
シルベスタ・スタローンが刑事役で登場する『ナイトホークス』という映画がありました。アッと驚くラストシーンが印象的な作品でしたが、タイトルは多分この意味でしょう。
日本でも江戸時代、夜に路上で客をひく娼婦を「夜鷹」と呼びました。名前もそうですが、夜間にウロウロする怪しいイメージも日米共通のようです。ヨタカにとっては迷惑な話でしょうが。



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