2016/1/29

金沢だより6 犀川  生態
 犀川については、6月にもレポートしてしていますが、今回は冬編です。
 金沢一の繁華街の片町あたりに架かっているのが犀川大橋で、そこから上流あたりを歩いていて気がつくのがカワガラスが多いこと。市街地を流れる川でこれだけ見られるというのはちょっとした驚きです。

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    カワガラス 

 カワセミもよく見かけます。

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    カワセミ

 京都周辺で冬の川といえばユリカモメの群れがつきものなのですが、こちらではユリカモメはほとんど見かけません、かわりにセグロカモメがいるのですが、1〜2羽がポツポツといる程度です。

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    セグロカモメ

 カモ類については、種類は少ないようです。河口部まで行けばヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロが増えますが、このあたりはカルガモ、コガモがほとんどです。ただカワアイサはたくさんいます。

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    カワアイサ♂

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    カワアイサ♀

 それから同じところにホオジロガモもいるので、水深があるのかもしれません。

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    ホオジロガモ

 流れが結構急なので、下流に流されながら潜水して餌をさがし、ある程度下ると上流に飛んで戻っているようです。
 さて、いよいよ「真打ち」登場ですが、カワアイサに1羽だけ混じっているのがコウライアイサのオス。犀川にはここのところ続けて越冬しているようです。秋にその情報を聞いてから冬が待ち遠しかったのですが、年末の押しつまった時に歩き回ってようやく見つけることができました。遠目にはカワアイサに似ていますが、冠羽が派手なのと、胴体のウロコ模様が目立ちます。

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    コウライアイサ

 ひととおり観察して、さて帰ろうとしたら何と家から歩いて15分くらいのところでした。春までにまたちょくちょくと会いに行きたいと思っています。 plover



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2016/1/27

Birder’s Café「野鳥と映画」  行事
テレビで天気予報士が「無用な外出は控えてください」と呼びかける激寒の1月24日。「参加者は5〜6人だろうな〜」という気の重い予想に反して、支部事務所には15人が集まりました。しかも、嬉しいことに、わざわざ堺市から来られた大阪支部会員や、ホームページを見て参加された一般の若い男性も…。
寒さで下ったモチベーションが一気に高まって、野鳥が関連する映画9作品についていろんなエピソードをまじえながらご紹介しました。
まずは、『いそしぎ』。主題歌『The Shadow of Your Smile』が流れると、参加者から「懐かしい〜」という声が出ました。タイトルのイソシギは映画の舞台となったカリフォルニアには分布せず、実際に登場するのはハマシギであることをご紹介しました。
下の動画の2:55あたりにハマシギを手にしたエリザベス・テーラーが登場します。

    

続いて、ヒッチコックの『鳥』をピックアップ。カラスやカモメが次々と人間を襲うシーンをお見せしながら、イギリスで実際に起きた鳥の襲撃事件が原作であることや、「猛禽類ではなく身近な鳥が人間を襲うから怖い」というヒッチコックの製作意図をご紹介しました。
その後、007シリーズを採り上げ、原作者のイアン・フレミングが熱心なバードウォッチャーであり、鳥類学者ジェームス・ボンドを主人公の名前にしたエピソードをご紹介しました。
2012年に公開された『ビッグ・ボーイズ〜しあわせの鳥を探して〜』では、バードウォッチング・ウィドウから離婚を迫られるシーンを上映。身に覚えがあるらしい何人かの男性から含み笑いが漏れました。

    

映画に詳しい参加者が、担当者が忘れた俳優の名前や採り上げた作品がテレビで放送されたことなど補足説明をしてくださいます。
また、京都支部きっての文化人Sさんは、わざわざ「映画と鳥」と題する資料を用意してくださいました。その中には、今回採り上げなかった『新・動く標的』『ペリカン文書』『白いカラス』などがリストアップされていました。
機会があれば、そうした映画を採り上げて、「野鳥と映画」第2弾を企画しようと思っています。                       室内例会「バーダーズ・カフェ」2016年1月24日 K.S wrote



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2016/1/25

疏水端 200mの自然  生態
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 京阪、伏見稲荷駅から商店街を東へ向かうとすぐ疏水、ここのところひと月ほど、その川端を200mほど毎日歩いている。ほとんど水はないし、水鳥もいないだろうし退屈な道だ。平行する JR奈良線との間に僅かな草木があるていど。カラ類には会えるかな、ぐらいに考えていた。

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 ある日、ちょっと見慣れないサイズの鳥が川底を水平に飛んだ。「なんやってんやろ、あれ」、それからだんだん興味が沸き、注意するようになった、目立つのはセキレイ類とスズメ、がそれだけではなかった。

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 ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラ。来ないだろうとしていた、サギもきっちり、アオサギ、ダイサギ、コサギの3種類がなにかを食べていた。小さな雑木の根元にはシメ、ハシブトガラスの巣もあるし、上空には例にもれずトビ、枝先にツグミ、ヒヨドリ、茂みからはウグイスの声もする。

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 「鳥みる目」を持ち合わせていると、こんなとこでもちょっとした探鳥会、楽しいやないですか。

●見聞きした鳥
アオサギ, ダイサギ, コサギ,トビ, ハシボソガラス, ハシブトガラス, シジュウカラ, ヒヨドリ, ウグイス, ムクドリ, メジロ, ツグミ, イソヒヨドリ, スズメ, キセキレイ, ハクセキレイ, セグロセキレイ, カワラヒワ, シメ, カワラバト 20種

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2016/1/22

「身近な鳥の生活図鑑」  books
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 鳥みる楽しみ、かわいい、なんだか鳥が好き、自然嗜好、ヒヨドリみたいに飛んでみたい...
 私はなんで鳥見てるんだろう ? ま、そんなことはさておき、見るだけでは満足できず写真を撮り始める。人の限りない欲望は、より美しい鳥、普段あまり出会わない鳥、身近にいてない鳥へと、果てしない。より高倍率なレンズ、高価なカメラがいいように思えてきての、際限なしの浪費にもつながる。
 少し経験を積むと、どこで見られるのか、この季節どこへ行けば何が見られる、どこへ止まる、なんの声や、あそこに潜んでる。など解るようになる。生態が気にかかる。いつも見てた鳥のいた公園の木が切られてしまった。「むっ」とした。自然は大切なんだ、あの木があの高さになるまで何年かかると思ってるんだ、で、自然保護。あ、これは個人的な経緯でした (笑)。

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 さて、今回、紹介する本は「身近な鳥の生活図鑑 三上 修 著」です。この本、要約すると「手近に自然溢れかえってるで」って感じかな、御一読を.....
 心情的には「ドバト知らずして鳥を語るな」でしょうか。

    身近な鳥の生活図鑑
    三上 修 著
    ちくま新書
    定価:本体940円+税
    ISBN:978-4-480-06859-0




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2016/1/20

クロジに会いに行こう 宇治平日探鳥会  行事
宇治平日探鳥会の4回目は、これまでとは違うコースを設定しました。宇治川の右岸にある大吉山に毎冬クロジがやってくるので、それを観察しようという趣旨です。
ところが、スタート地点の宇治橋でこれまで出なかったカワセミやヨシガモが姿を見せたり、女性に「可愛い!」と人気のイカルチドリが出現したため、行程は遅れ気味。
世界文化遺産・宇治上神社の前では、愛想のいいジョウビタキ♂やツグミが現れたため、さらに足が止まります。
大吉山を登り始めたのは予定より30分遅れ。それでも、お目当てのクロジはいつもの場所にいました。最初はメスだけでしたが、しばらくするとオス2羽がすぐ近くに登場。みなさん、中腰になりながら斜面の藪にひそむクロジを堪能されていました。

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    参加者が撮影されたクロジ

「クロジを初めて見た方は?」と尋ねると、参加者15人中9人が手を挙げられました。もう一つのお目当てルリビタキは現れなかったものの、担当者としては目的が果たせて一安心。

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    クロジに見入る参加者

平等院など宇治市街が一望できる展望台で休憩した後、興聖寺の裏手から大吉山を降り、地元では「花の寺」として知られる恵心院で鳥合わせ。予定より30分遅れて解散しました。
その後、希望者を募って福寿園宇治工房のカフェへ。8人で抹茶スイートを頂きながらアフターバードウォッチングを楽しみました。

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そのうちのお一人は東大阪在住の会員さんで、宇治のホテルに前泊して参加されたとのこと。担当者としては頭が下がるほどありがたいお話でした。        宇治平日探鳥会 2016年1月14日 K. S wrote

●見聞きした鳥 天候: 晴れ
オカヨシガモ、ヨシガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カワアイサ、キジバト、カワウ、アオサギ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アオジ、クロジ 32種



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