2018/3/29
今年もキバシリに会えるかな? 行事

気温が低く雪がちらつく中、鞍馬山の山門で協力金を支払って参道に入ると、いたるところ凍結していました。
鳥たちは寒さに耐えているのか、林内はシーンとしています。例年ならこの時期、盛んに聞こえるキバシリやヒガラのさえずりも全く聞こえてきません。チラッとルリビタキ、チラチラとミソサザイやシロハラが出現して元気づけてくれるものの、鳥影は極めて少ない状況が続きます。

由岐神社でリスが出てきて、雪の上に残った可愛い足跡に少しなごみました。双福社横のカヤの木では、秋にカヤの実をヤマガラが盛んに貯食するという話をしました。メジロの古巣や四脚門に作られたミソサザイの古巣、テンの足跡などを観察しながらさらに登りました。足元に落ちているムササビの食べ跡(カシの葉を食べた痕や、ツバキのつぼみを食べた痕)を観察。葉っぱの真ん中に空いた丸い食べ跡や葉っぱの折り目から、葉を折り曲げてかじる姿が想像できて少し楽しくなります。
ケーブルで上がってきた参加者と合流して本殿へ。天気も少し良くなって、キジバトやカラ類、イカルを観察できました。本殿裏の林ならと期待して上りますが、ここも鳥は見られず。本殿前のボダイジュの実を観察したあと下山。
結局、期待したキバシリは遠くで地鳴きがひと声のみという結果でしたが、凍ってツルツルの参道で滑って転んだりする事故もなく終えられて、本当にホッとした探鳥会でした。 鞍馬山探鳥会(会員限定)2018年2月18日 カジタマナブ
●見聞きした鳥 天候:
キジバト、トビ、コゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、キバシリ、ミソサザイ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イカル、アトリ 19種

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2018/3/26
春・弥生、野山の鳥や水鳥を求めて! 行事

朝霧も晴れて少し寒さの残るスタートとなりました。まずは満開に咲いた白梅のソングポストで鳴き交わすスズメ、電柱のアームに巣材を運ぶスズメに釘付けでした。

近くまで寄ってくるサービスをしてくれたイソヒヨドリ、河辺では対岸の林からさえずり練習中のウグイスの声、川面にはキセキレイ、イソシギ、カイツブリ。アシ原にはオオジュリン10数羽の群れも。リーダーさんやベテランさんたちに面白おかしく説明していただいて、楽しい3時間が終わりました。 綾部探鳥会 2018年3月11日 T・N wrote

●見聞きした鳥 天候:
キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、クサシギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 53種

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2018/3/23
春の息吹の中、都市公園を散策 行事

寒さの戻った宝が池に向かうと、周囲を歩く人々もまだ冬の装い。いつものように双眼鏡で見回すと、池の南西岸近くにオシドリがいました。看板鳥がいて、ほっとして集合地に戻ると、次々と参加者が来られ、担当者としてはうれしい慌ただしさになりました。
岩倉川では、常連のカワセミ、ジョウビタキが私たちを迎えてくれました。先頭グループはカワアイサもみられたそうです。上空をツバメ?の群れが飛びましたが、すべてイワツバメ。山の方からピョー、ピョーの声。みんなで探すと尾根の木にアオゲラが2羽止まっていました。
高野川でカワガラスを探すのですが、残念ながらまたお留守のよう。道を折り返して、子どもの森でアトリの群れが見られました。

桜の森でルリビタキの出現を待っていると、Oさんの「上空にタカ!」の声。翼のノスリ斑がくっきり、しかも5羽の群れ。ゆっくり旋回しながら北北東に向かいました。開けた場所で見ていた参加者によると、実際は6羽だったそうです。皆さんには、3月初めからノスリの春の渡りが始まっていることをお話ししました。

池では貸しボートが動き回り、お目当てのオシドリは東岸の石垣で休んでいました。カモの姿も少なくなっています。岩倉川の解散地に着き鳥合わせをして、正午頃解散しました。 宝が池探鳥会 2018年3月18日(J)
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
オシドリ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、カワアイサ、キジバト、カワウ、コサギ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ 31種

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2018/3/19
もうすぐお別れ、冬の小鳥たち 行事

カワセミはばっちりだったものの、トラツグミもアオバトも見たのは一人だけ。早朝の下見ではたくさんいたシロハラやビンズイさえも、まともに見られず少し物足りないものでしたが、小学生以下の元気な男の子が6人も参加してくれたのでにぎやかな探鳥会でした。先々月の探鳥会に来た小学生兄弟もお父さんと来てくれました。

九条池にアオサギのコロニーが形成されつつあって、一つの巣は抱卵中です。早朝のトラツグミはまださえずっていませんでしたが、アオバトはよく鳴いていました。 京都御苑探鳥会 2018年3月10日(Y)

●見聞きした鳥 天候:
マガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、アオジ 32種

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2018/3/16
糺の森、鴨川、植物園の冬鳥を見よう! 行事

青空が広がり風もなく、日中は春の到来を告げるかのように暖かです。開始早々中州に止まるカワセミを発見。複数羽がけたたましく鳴き交わす様子に、プロミナー2台が順番待ち状態になりました。
コガモが水面に輪を描いてピリン・ピリンと鳴き、ディスプレイの最中です。ハシボソガラスが巣材を運んでいます。高野川に差し掛かった時、上空にアオバトを3羽確認。下鴨神社辺りから飛び出したのでしょうか。最後尾の数人だけと思いきや、列中ほどのベテランKさんの目もさすが、アオバトを捉えられていました。

イワツバメの小群にツバメも散見されました。渡来組ならやや早い初認となります。中州で昼寝しているオナガとコガモのハイブリッドも高野川で見つけました。
今日は観光客の多い下鴨神社境内。目立ったのは活発な単独生活のシロハラ、群れで地上に降り採餌中のイカル、ウグイスのさえずりが本格的になろうとしていたことです。
鴨川左岸を北上します。カワアイサは本日2羽のみで、オカヨシガモを数カ所で観察しました。このコース、冬期は水鳥で種類を稼ぎます。

河川敷で昼食後植物園へ。ここも倒木のせん定、伐採が進み木立、低木がスカスカ状態なのが気がかりです。野鳥にとって住みにくい環境になりつつあります。アトリやアオジ、キクイタダキも声だけと消化不良。最後に登場してくれたのは美しい青いルリビタキ。さえずりはしなかったけど随所に春近しと思わせる探鳥会でした。 下鴨神社平日探鳥会 2018,年3月7日 T.M wrote
●見聞きした鳥 天候:
オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、アオバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、アオジ 46種

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