2022/1/30
『そんぐぽすと』234号 (2月〜3月号) そんぐぽすと

京都支部の会員誌『そんぐぽすと』234号(2月〜3月号)を発行しました。

今号の特集は「天気と鳥」。珍鳥が飛来する気象条件は何か? 雪や嵐と鳥の関係、気象データから渡り鳥の飛来を予測するアメリカのウェブサイトBird Cast(渡り鳥予報)など、天気と鳥の関係をさまざまな視点から紹介しています。

また、「バードウォッチャー」と「バーダー」の違いを解説した「Are You a Birdwatcher or a Birder?」、

法華経(ウグイス)、仏法僧(ブッポウソウ、コノハズク)、慈悲心鳥(ジュウイチ)など仏教と関係のある鳥の話「鳥の声は仏の教え」、世界の有名人バードウォッチャーを紹介する「私もあなた方の仲間です ㈰王族・科学者」なども掲載しました。

このほか、秋期のタカの渡り調査の報告、サギ類の繁殖調査の中間報告など盛りだくさんのコンテンツで構成しています。広報部
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2022/1/22
冬枯れの田園の鳥たち 行事

前日の曇り時々雪の予報に、参加者があるのではと集合場所で担当の3名が待機しました。結局7名の参加者があり、時々雪が降る北嵯峨を探鳥しました。

大覚寺の庭園に入る前からカワセミやカルガモ、コサギが現れ好調なスタート。大沢池ではマガモやオオバンの多さに計数器が登場。対岸の土手にオシドリを見つけ、参加者のテンションが上がります。その他イカルの群れなど雪にも負けず飛び回っています。

田園地帯では、モズ、ホオジロ、ケリなどが雪の中にたたずんでいます。雌だ!雄だ!でまたまた盛り上がります。

広沢池はまだ水が入っていないので、池の底にはイカルチドリ、ハマシギ、ハクセキレイが多数採餌。ミサゴ、ハイタカ、ノスリなどの猛禽も飛び、寒さを感じない探鳥会になりました。
北嵯峨平日探鳥会 2022年1月20日 O.wrote

●見聞きした鳥
天候:曇り時々雪
オカヨシガモ2、ヒドリガモ3、マガモ70、カルガモ18、コガモ3、ハシビロガモ4、オシドリ3、カイツブリ3、カワウ3、キジバト5、アオサギ11、ダイサギ3、コサギ6、オオバン76、ケリ7、イカルチドリ50、ハマシギ30、ミサゴ1、トビ5、ハイタカ2、ノスリ1、カワセミ1、コゲラ3、モズ9、ハシボソガラス5、ハシブトガラス15、ヒヨドリ20、ウグイス1、メジロ3、ムクドリ15、シロハラ2、ツグミ2、ジョウビタキ1、イソヒヨドリ1、スズメ10、キセキレイ2、ハクセキレイ50、セグロセキレイ10、カワラヒワ10、イカル30、ホオジロ2 41種+ドバト150

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2022/1/11
身近な都市河川を散策し、冬鳥を探す 行事

寒い朝、冬晴れの山科区役所前で新年のあいさつ。今日のコースの説明とコロナ対策をお願いしてスタート。山科川の河川敷は、雑草が刈られて見通しがよくなっています。早速、カワセミ、キセキレイ、イソシギが現れました。

数人のカメラマンが、対岸の観修寺公園のシラカシ林に望遠レンズを向けていました。アオバトが中にいるとのこと。M担当がパネルを使ってアオバトの解説をしました。ツグミや、愛想のいいジョウビタキも現れ、河川の幅が狭いことが幸いして双眼鏡で間近に見ることができます。

オカヨシガモやここでは珍しいハシビロガモが出て、折戸公園に着きました。参加者との交流会も予定していましたが、風が強く日も陰ってきたので断念し、解散しました。
新春山科川探鳥会 2022年1月3日(J)
●見聞きした鳥
天候 晴れ
オカヨシガモ2、マガモ25、カルガモ2、ハシビロガモ1、コガモ23、カイツブリ2、キジバト2、アオサギ6、ダイサギ2、コサギ6、イソシギ2、トビ2、カワセミ3、モズ2、ハシボソガラス3、ハシブトガラス1、シジュウカラ1、ヒヨドリ15+、ウグイス2、メジロ3、ムクドリ17、ツグミ2、ジョウビタキ4、イソヒヨドリ4、スズメ8+、キセキレイ2、ハクセキレイ5、セグロセキレイ4、ドバト24 29種

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2022/1/10
京都御苑の正月風景と冬の小鳥たち 行事

2022年初めての探鳥会は、人の少ない静かな御苑で行われました。


担当の方が、「今年は、鳥が少ないですね」と話された後、すぐにエナガ・カラの混群に遭遇。幸先の良いスタートになりました。

今回の収穫は、御苑では見ることの少なくなったミヤマホオジロを観察できたことです。喉部が鮮やかな黄色でした。トラツグミも探そうということになり、見かけたという情報を頼りにみんなで探索をしましたが、見つからず。次回のお楽しみとなりました。
新春京都御苑探鳥会(2班) 2022年1月2日 参加者の感想から


●見聞きした鳥(A班+B班)
マガモ1、キジバト、アオバト1、アオサギ3、コサギ1、トビ、ハイタカ2、カワセミ1、コゲラ5、モズ2、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス5、エナガ、メジロ、トラツグミ1、シロハラ10、ツグミ10、ルリビタキ1、ジョウビタキ4、スズメ、ハクセキレイ6、セグロセキレイ4、ビンズイ10、カワラヒワ8、シメ6、イカル100、ミヤマホオジロ2、アオジ10 、アトリ50+ 33種 +ドバト

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2022/1/9
鴨川探鳥会 行事

今回の探鳥会は丸太町橋から上流に向かうA班と下流に向かうB班とし、A班は河川沿いの樹木が伐採され、少し寂しい鴨川上流で探鳥開始。

魚を追うカワアイサ。そのおこぼれを狙いコサギが多数群がる騒がしさに、なぜかマガモも混じっている。こういう時はどさくさ紛れにカモも魚を捕食するんだよねと話しつつ進む。

ここでよく見りゃわかるクイズ「カルガモの下嘴はどんな色、真っ黒?真っ黄?それとも上嘴と同じで先端だけ黄色?」。じっくり観察した人は、ちゃんと正解できました。

久しぶりのツグミ、オカヨシガモ夫妻、草むしりするヒドリガモも観察して、無事に終了。
鴨川探鳥会(A班) 2021年12月12日 カジタマナブ

●見聞きした鳥(A班+B班)
ヨシガモ1、オカヨシガモ2、ヒドリガモ52、マガモ44 、カルガモ4、オナガガモ2、コガモ21、キンクロハジロ2、カワアイサ21、キジバト1、カワウ8、アオサギ1+、ダイサギ6、コサギ63、オオバン9、イカルチドリ9、イソシギ4、トビ17、ハイタカ1、カワセミ1、ハシボソガラス2+、ハシブトガラス、シジュウカラ4、ヒヨドリ11、メジロ2、ムクドリ40、ツグミ1、ジョウビタキ1、スズメ191、キセキレイ2、ハクセキレイ8、セグロセキレイ11、カワラヒワ2、ドバト70+ 34種
終了後にA班でカイツブリ(1)を確認。マガモ(22)には、アヒルや合鴨との交雑個体も混じっているかも

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