1993/9/16  20:12

南アルプス・鋸岳  南アルプス

南アルプス・鋸岳は一般ルートが無く、ある程度岩登りの経験と技術を必要とする。また、山小屋はおろか水場も無いので一日で完登しなければならない。

特に、大ギャップから鹿窓までの間はモロい岩質の登攀が連続し神経を使う。

小ギャップは7〜8mの傾斜のきつい岩壁で、下りの際は懸垂下降のほうが安全で早い。

取り付きの熊穴沢は左股に引き込まれやすく、直進すると岩壁登攀ルートに導かれてしまうため注意が必要。

岩登りの技術と読図力に自信の無い人は敬遠したほうが無難である

熊穴沢右股上部より仙丈岳
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鋸岳への取り付きである熊穴沢または角兵衛沢へのアプローチは戸台か北沢峠となる。日帰りは無理と思われるため前日、沢の出合い付近に幕営し翌日一気に踏破するのが良い。
稜線への沢筋はガレキに埋もれた急傾斜となっており、明確な道標もないのでルートファインディングは的確に

第二高点から小尾根を回り込んだ付近より大ギャップ
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乗越の鞍部より第二高点へは問題ない。第二高点から小尾根を回り込み、大ギャップから落ちるルンゼから取り付く岩壁のトラバースはホールドが脆く傾斜もきついため緊張する。

鹿窓ルンゼより風穴の鹿窓を仰ぐ
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トラバース終了地点は鹿窓ルンゼの中間点で上部に鹿窓の風穴が見える。逆層気味だが登りの場合はさほど難しくは無く鹿窓の風穴に到達できる。この付近は踏跡明瞭で小ギャップに導かれる。

第一高点より日本の名峰・甲斐駒ケ岳
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小ギャップの巻き道は無いので7〜8mの傾斜の強い岩壁を攀じる。登りはホールド・スタンス十分でザイルは不要。
ここを過ぎてしまえば、落石に注意しながら第一高点を通過し、ガレ場の角兵衛沢を下るだけとなる。
なお、体力の乏しい初心者の同行は控えて、ザイル持参が望ましい。
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