2005/5/5  17:28

妙義・星穴岳敗退  関東周辺の山

星穴岳偵察登山

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妙義国民宿舎より裏妙義・木戸の岩壁方面
国民宿舎から丁須の頭へ登り烏帽子岩経由で一周する裏妙義のコースは、要所に指導標や鎖が設置され踏み跡も明瞭であり比較的安心して歩ける初・中級者向きです。

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表妙義・女坂登山道上部より仰ぐ星穴新道と星穴岳
写真右手より、最初の岩峰が星穴新道の核心部P2のコップ状岩壁、煙突のような岩峰がP3の大トラバース帯、写真左側の穴は右が星穴で左の小さいのが射抜き岩と呼ばれている。星穴岳山頂は星穴の真上である。真近で見る星穴は結構デカイ!コップ状岩壁のルートは100メートルはあろう絶壁の中段をトラバースしているのだろう

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星穴岳から金洞山へ向かう稜線
地元では登山禁止の措置をとっているものの、西上州・妙義山最難関のバリエーションルートであり非常に興味深いルートに違いはない

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相馬岳コースの見晴にある穴のあいた岩峰より
表妙義縦走路よりこの見晴までの間はやせた岩稜と長い鎖場の連続で結構楽しめるものの、初心者同行の場合はザイル持参が好ましい。ルートは指導標など整備されている。

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見晴の風穴より正面に対峙する相馬岳北稜
打田氏により紹介された相馬岳北稜ルートは鋸歯のような岩峰が重なるように連なる難ルートであろう

星穴岳敗退

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星穴新道へ
裏妙義・国民宿舎から続く林道を15分ほど行くと星穴新道と女坂登山道の登り口・星穴沢橋に到着する

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尾根上より裏妙義を望む
「女坂・国民宿舎」の指導標が設置されている地点が星穴新道の取り付きとなっている。尾根中腹に続く落ち葉に隠れがちな登山道を10分ほど登ると尾根上に這いあがる。ヤブの深い尾根上の道は意外と入山者が多いみたいで、ルートファインディングを必要としないくらい明瞭な踏み跡が続いている

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最初の岩場
尾根上の登山道は3箇所ほど崩壊しているところもあったが通過に支障はない。最初の岩場はフリクションのきくスラブだけではなく、崩れたガレキとスラブのミックスした斜面で、ややいやらしい。

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P1の登り
ボロボロの鎖に頼らず登るため躊躇なくザイルを使用。妙義の岩は風化が激しくハーケンを打てない岩質なので苦労した。このうえにも10メートル前後の岩場が断続し、また傾斜もきつく、登りやすい前穂北尾根の岩場や西穂・奥穂の縦走路の比ではないほど難しい。

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P2の岩峰
P1の岩場を通過し10分ほど急登するとP2岩峰の基部に到着する。たしかに、おそろしげな所だ
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P2コップ状岩壁
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P2コップ状岩壁終了点の対岸
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P2コップ状岩壁の底
P2基部を左に回り込むとコップ状岩壁の取り付きに到着する。なるほど、かなり危なそうな岩壁中腹の横断だ。切れた3本の鎖の先はスラブの急傾斜となって落ち込んでいる。安全なビレーポイントとなりそうな潅木も見当たらず、ハーケンを打ち込むリスもなさそうだ。ビレーをアンカーに頼らなければ無理。トラバースを失敗したら20メートルほど下の底まで墜落しそうのほどビレーポイントが乏しいように見えた。
この星穴新道を星穴岳山頂まで登れるのは現役バリバリのクライマーか命知らずの冒険家だけであろう。このコースの単独登山は自殺行為に等しいと思う。

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敗退し懸垂下降するオヤジクライマー
「登るしか道は無い」訳ではないので、われわれ酔狂なオヤジクライマーは迷うことなく撤退を決めた。登ってきた所をすべて懸垂下降して下山するハメとなったが、しかし後悔はしていない。命あってこそ次回の山登りを楽しめるのだ。
しかし日を追うごとにメラメラしてきたのは何であろうか
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