小生はクラリネットなる楽器を吹くことを数多い趣味の中の一つとしている。
「クラリネット吹いてる。」と言うと、返ってくる言葉は「あー、チンドン屋ね。」
(「チンドン屋」と言ってはいけない?らしい?正式には「街頭広告宣伝員」だったかな?)
意外とこの楽器が、かの本年生誕250年で沸き返るW.A.Mozartがこよなく愛した楽器であり、木管楽器の中で一番美しい音を出し(主観です)、今はベーム式とエーラー式があって、ベーム式がほとんどのシェアで、エーラー式はドイツ式とも呼ばれ、今はオーストリアとドイツでひっそりと使われているが、音色の良さから世界各地で隠れファンが増えつつあるとか、本体はグレナディラという水より比重が重いアフリカ産豆科の木を使っている物が多いなどということは、知られていない。(当たり前)
吹くためには下の歯を下唇で巻き込んでマウスピースをくわえるため、上下の前歯がしっかりしていないとダメなんです。
昨日、歯の定期検診に行ってきました。内蔵、血圧などの検診はやったことが無い(ダイジョウブか?)歯だけは綿密、ちょっと痛いだけでも申告し検査するのである。
最近右奥がホンのすこーし痛かったので、問診で申告するや、ここの歯医者はレントゲンからデジカメで事細かに撮影するのだ。画像データベースに取り込み、モニタで患者に見せつけどこが汚いのか一目で理解させる。自分の歯とはいえ、まさに汚点を指摘されるのであんまりいい気持ちではない。
撮影は治療台に寝かされ、歯を専用器具でむき出しにしてパシャパシャフラッシュ焚かれると、なんか私はサスペンスドラマの死体役になり、発見されて鑑識が動き回るシーンの撮影に居るようだ。
結果は奥歯に親知らずがあって、微妙に動いたため痛んだらしい。歯槽膿漏でなくて良かった。

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