何年か前から、金利が魅力で外貨預金をしていた。
毎月金利がJPYで振り込まれるので小遣いとして使っていたのだが
昨今アメリカの具合が怪しくなってきた。
預けてあるのはCitiBank。
次々にでかい金融機関が潰れていく。さて次は...と取り沙汰されそうなC社。
それはともかく、アメリカ金融の実態があんなに酷いものとは。
最先端の経済学、経営学を教授している国ではないのか?
あいつらの「マネーゲームのつけ」を何で庶民が原油価格や食料価格の高騰で払わにゃならんのだ。
細かいことはニュースで嫌というほど伝わるので書くこともないが
金を金で稼ぐようなことに嫌気も差したので、名古屋まで解約にいった。
預けるのは電話とATMと郵送ですむのに解約には「支店に来い」と高飛車だ。
名古屋の栄、中心街、某ビルの8階に支店がある。
日本のそれと違い、洒落た空間はホテルのロビーみたいだ。
受付には何人かが居たが、私と同じ解約の客だった。
まあ、普通の銀行のように「日常のお金」を出し入れするのではなく
「投機」や「投資」目的の銀行だから、来る客はほとんど解約の客といってもおかしくない。
「取り付け騒ぎ」が静かに進行しているのかもしれない。
もう「金の時代」は終わるのだろうか。

0