気に入らないスピーカー

なんとも印象の無いデザイン、音はパッシブラジエータ付きの2ウェイだが、ラジエータが災いしているのか低音がモコモコ、鼻が詰まった様なメリハリの無さ。世で言う「良い音」は私の言う「良い音」とかけ離れているようだ。
+- の確認に分解してみるとツィーターは圧電式。付いていてもいなくてもあんまり変わらないだろうな。
クラシックなビュートのイメージに合うべく昨年秋葉原で買った8センチフルレンジを真空管式ラジオ風のボックスに収めた。グリルのネットは百均のランチョンマットだ。

製作費はスピーカーも合わせ、2台で7000円くらいだろう。
突貫工事のため塗装があまり上手くいっていない。

さて、中に正に真空管があるようにオレンジ色の発光ダイオードを仕込んだ。
これで白のカーテンでも付けて、「洋館の出窓に置かれた真空管式ラヂオ」を演出しよう。
失敗が無かった訳でもない。
後ろに開けた「ラジオだったら放熱の為の穴」のフェイクが悪さをして中低音に変なピークを作ってしまい、だらしのない音だったが急遽中に蓋を作って音漏れを防いだところ、中音域がはっきりして前のスピーカーとは比べようもないくらいの音質になった。このフルレンジユニットの素性が良い為だろう。安いのにしっかりとした造りだ。今度このメーカーの別のユニット買ってみよう。

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