2011/12/6  23:42

偶然にしても  日記



NHK歌謡コンサートの公開放送を初めて妻と観覧したが2000年3月13日、最後に観覧したのが2010年7月20日。10年間に数十回は二人で出かけただろう。ささやかな二人の楽しみだった。

妻が逝ってからは公開放送の応募をしなかった。思い出の場所を訪れる勇気がなかった。テレビでも半年余りはこの番組を見ることができなかった。

11/26のブログに書いたように、12月分から応募したところ1発目が抽選に当たった。それが今日だ。誘う相手もいないし雨も降っているので出かけるのを躊躇していたが、ブログにコメントに背中を押されて出かけた。

「遠藤実・不滅の名曲集」と謳い、出演者は小林旭・舟木一夫・千昌夫・コマドリ姉妹・森昌子・五月みどりほか5名で、14曲を聴かせてくれた。昭和40年代の曲が多く懐かしく当時の自分たちが思い返された。曲それぞれに妻と過ごした日々が思い浮かび、涙腺が緩んで目を拭っていた。「星影のワルツ」はボクを育ててくれた継母(叔母)が好きでよく口ずさんでいたので、涙が流れた。

演歌は、歌詞が聴き手の胸をうたなければ、曲が良くても聴き手には届かない。演歌の歌詞は一言一句に推敲を重ねる「詩」そのものでなければならない。
今時の歌は言葉の羅列であって、詩的なものをほとんど感じない。リズムで聴かせるからだろうか。

プロの歌手といえども40年も歳月を経ると衰えが見られる。本当に上手い人は別にして、歌に艶がなくなり、最盛期を知ってるので哀れに思う。小林旭の哀愁を帯びた高音はあまり衰えがみられなかった。

今日の観覧席は「2階C13-19」で二階正面の中ほどで良い席だった。妻と一緒に行った最後の席が「2階C12-16・17」だった。偶然にしてもできすぎだ。

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