2019/9/29  12:56

ペインレス 下 (天童荒太著)  読書暦

痛みと愛を前提にこの世が成り立っているのなら、私たちはその向う側を目指すべきじゃないかしら――万浬は森悟に、繰り返しそう囁いた。

世間で語られる愛っていったい何だろう――少女時代から万浬は、それを確かめるために何人もの実験台を誘い込んだ。元ミスキャンパスの教育実習生や、妹までも万浬の餌食となって破滅の一歩手前まで行ってしまう。
愛を探求してやまないモンスターは、こうして成長し、今や患者の痛みをコントロールする側に立ったのだった。
末期ガンの痛みの治療を万浬に託した曽根老人だが、ガンの痛みを取り除いてほしいという意向かと思いきや、かつて味わった痛みを取り戻したいという驚くべき要求が万浬に下されたのだった。その痛みを伴う記憶、曽根の心に焼きついて離れない人物、亜黎。彼はまさしく、万浬のプロトタイプのような男だった……。
森悟の母の秘密を握る曽根老人、森悟の家族を根底から揺さぶる結婚騒動。万浬の仕掛けた罠が次々と弾けてゆく。
心の痛みのない女と、体の痛みを失った男。そこに愛は生れるのか。進化の扉は開かれるのか。
倫理や常識を超え、今、DNAの壁が崩壊する!   2018年4月刊行
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2019/9/26  23:22

眼圧が下がっていた  日記


3か月目の眼科の経過検査で錦糸町の総合病院に例のように自転車に出掛けた。陽気が良くなったので1.5kmの道程も苦にならなかった。

6月の検査時に21だった左の眼圧が15に下がっていた。寝る前に用いた点眼薬のお陰である。右眼は緑内障の兆しがないが眼圧17だった。

次回の検査は12月だ。
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2019/9/12  16:58

ペインレス 上 (天童荒太著)  読書暦

診察したいんです、あなたのセックスを――

若き美貌の麻酔科医・野宮万浬のペインクリニックに現われた貴井森悟は、彼女にとって舌なめずりしたいような実験材料だった。
 森悟はビジネスの最前線である中東の紛争地帯で爆弾テロに遭い、痛覚を失って帰国した。末期ガンの病床にある曽根老人から紹介されてクリニックを訪れた森悟は、身体の痛みを失っているという理由から、万浬の注目を惹くことになる。最初の診察の直後から彼女は、セックスを通して森悟の悦びと痛みのありかを探ってみようと心躍らせるのだった。
 セックスを伴う「診察」が繰り返される中で、森悟は、紛争地帯で遭遇した事件の詳細を語る。彼は、ビジネスという名の下で行われる先進国の身勝手に疑問を抱く人間だったが、そのために却って、現地の人々に試されることになる。森悟の出会ったテロリズムは、その果ての悲劇だったのだ。
 万浬は、実は心に痛みを覚えたことのない女性だった。彼女がそうなったのは、トラウマがそうさせたわけではない。どうやらそれはDNAのためであるらしかった。
 万浬は自分が、世間の人々を、なぜ、そしてどこがどう違っているのか確認せずにはいられなかった。彼女の一族の過去が、薄皮をはがすように一枚一枚暴かれてゆく……。 2018年4月刊行
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2019/9/12  16:32

秋を感じる風  日記


20日余り読む本がなくて虚しい日を送っていた。

本がないと一日が長く感じるそれほど読みたくなかっが天童荒太の作品を予約して取りに行ったついでに、同じ建物に臨時更新窓口が開いていたのでシルバーパスの更新をした。

自転車が受ける風は熱風でなく爽やかで秋を感じた。
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2019/9/8  21:17

停電だけは勘弁してよ  日記


台風15号があしたの未明に東京を襲う。

わが区では暴風警報と波浪警報が発令され、東京でも最大瞬間風速は45メートルと予想されている。
停電の恐れもあるので備えるようにとテレビは報じている。

去年の冷蔵庫のこしょうで冷凍室の食品を数千円無駄にした。その記憶があるので停電だけは勘弁してもらいたい。

寝ずの番をしていたいところだが、きのうの12時半から寝ていないからそうもいかない。パソコンでの作業が長引いてしまい寝るのもわすれていた。テレビの野球観戦で昼寝もできなかった。

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