2014/8/6

玄宮園  庭園見学

突然ですが,久し振りに庭園見学会参加記録を書いておきたいと思います.

どたばたと忙しかった5月11日,毎年恒例の金沢の樹仙堂さんプレゼンツ,庭園見学会に参加しました.

今回も琵琶湖の東,湖東の名園・名建築を巡るということで,彦根の玄宮・楽々園と,近江商人の屋敷と庭園(五個荘)と,聖徳太子が開創したという教林坊の庭園を見学してきました.


彦根,といって思い出すのは「彦にゃん」だけ,という,淋しい頭の中身でしたが,家に帰ってから,いただいた資料でちょっぴり勉強しました.
彦根藩は徳川四天王のひとり,井伊家の領有地で,桜田門外の変で討たれてしまった大老,井伊直弼が有名ですが,その故郷彦根藩下屋敷の庭園が,玄宮園と楽々園というわけです.

玄宮園は,池泉回遊式の大名庭園で,大きな池には,大小4つの島があり,なだらかな汀線と勢いや遊びを感じる石組みの対比や,橋の上からの景色の緩急の変化がかなり楽しい庭園でした.

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庭園に足を踏み入れ,鳳翔台(茶席)に向かって歩くと,岸の護岸石組みは渓谷の様を表しているらしいのですが,躍動感を感じる自由な印象です

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扇の様に広がっている石組み.

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高橋の下から対岸の蓬莱石を見せる趣向

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蓬莱石アップ.玄宮園は,1677〜1679年に何右衛門という家臣が作庭の指導にあたったと伝えられているそうです.これら,石組みすべて,城下の家臣の下屋敷でいったん仮組みして検討を重ねて作り上げたということです.

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すごく計算されたような遊びを感じる石組みと,一体化した岩盤のような,自然の風景を模した石組み

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臨池閣と魚躍沼(手前の池).この右手,横に広がる風景が下の写真につながります.空と水景が広々して気持ちのいい景色を見せてくれます.

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芝生広場,武蔵野より.奥から彦根城天守閣,鳳翔台,臨池閣,そして背後・・・一直線に伊吹山まで軸がつながっています.まわりにビル群がなく,唯一見える人工物がお城と鳳翔閣,臨池閣という,作庭時に計算して景色に取り込んだものなので,当たり前ですが景色が落ち着いています.

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ストーリーとして,奥の伊吹山(実際には20キロ近く離れています)から流れてきた水を表現した枯れ流れ.中央の水分石,いい味出しています.

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料亭「八景亭」の臨池閣で昼食

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懐石弁当

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臨池閣から眺める景色

彦根市立教育研究所 「郷土愛に関する調査研究員会」の「わたしたちの彦根」に,隣接していた松原内湖の在りし日の景色を写した写真が掲載されています.
天守閣から見る玄宮園・楽々園は,松原内湖,その後ろの山々を借景にして,本当にスケールの大きな庭園だったことがわかります.







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タグ: 彦根



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