2009/10/21
平成21年10月2日 神乃瀬峡を歩く 植物観察
平成21年10月2日 第56回植物観察ハイキング 「神乃瀬峡を歩く」ツアーに参加した。
目的地の道路が狭い事もあって、マイクロバス二台のツアーになった。
今日は何時もの添乗員Kさんが体調を崩したとかで、初めての添乗員さんだ。しかもツアー担当の、Mさんも今朝になって、熱を出して来られないと言う事で、案内の先生のマイクも届いていない。
その上今日は雨が降るのが確実のようなので、登山靴に、ゴアテックスのズボンに、スパッツを着け下半身を完全に雨装備の用意をした。上は雨着にすると、手が濡れて、カメラが使えないので、傘を持って行く事にした。
この月曜日に、神乃瀬峡には来ているので、状況は判っている心算だったが、道の駅「ふぉレスト君田」でトイレ休憩して、直ぐ、違う道に入った。暫くして、ほたる見公園の看板が見えたと思ったら、ここで公園を散策しますと添乗員さんが言う。
何時ものKさんなら、早くから予定を伝え、もう直ぐですから準備をしてください、とか言う所なのに、いきなりで、雨具のズボンをはき、スパッツをはくのに手間が掛かり、皆の足を引っ張って仕舞った。
ヤマハッカ シソ科ヤマハッカ属 「山薄荷」
雨の中で、花の拡大写真が取れなかったので判りにくいが、ハッカによく似た花で、山に生えるのでヤマハッカとなった。増してやハッカの花を見た事が無いから尚更である。

キバナアキギリ シソ科アキギリ属 「黄花秋桐」
アキギリは青紫色の花。花の形が似て、淡い黄色の花だから黄花秋桐と言う。
アキギリは桐の木の花に似た、青紫の花が秋に咲くから、秋桐。桐の木の花は春に咲く。

ツルニンジン キキョウ科ツルニンジン属 「蔓人参」
根が、朝鮮人参(昔は漢方薬として有名で、人参と言えば、朝鮮人参の事だった)
に似ているので、蔓人参。似ているだけで、薬効成分は無いそうだ。

イヌタデ タデ科タデ属 「犬蓼」
蓼に似ているが、蓼ではないと言う意味で否(イナ)と言う意味で犬とした。
別名 アカマンマ 赤飯 子供がままごとで、ご飯の代わりに使ったから。

サラシナショウマ キンポウゲ科サラシナショウマ属 「晒菜升麻」
升麻は漢方薬の名前、根茎を乾かして風邪の発汗、解熱、いぼ痔、きれ痔等に効くそうな。現在の漢方薬の升麻は殆どが中国、韓国からの輸入物だそうな。
サラシナは、晒菜の事で、採集後水に晒して、茹でて食べていたのでサラシナが着いた。名前に菜の草は皆野菜の代わりに食べていた草のようです。

ナルコユリの実

アキノキリンソウ キク科アキノキリンソウ属 「秋の黄輪草」
秋の麒麟草・秋の騏リン(馬偏に米を書いて下にタヰと書く字はブログでは使えない)草とも書く。麒麟は首と足の長い動物の事、又は中国の伝説上の人物。後の馬偏で書くキリンは、一日に千里走る駿馬の事。どちらもキリンソウとは縁が無さそうに思える。
キリンソウに似た花で、秋に咲くから付いた名前。
別名は泡立ち草。花の咲き方が、酒が発酵する時の泡立ちに似ているから。

ツルリンドウの実 雨で傘を持ちながらの撮影で中々判りにくいが、花が萎れてもそのまま残って、実はその花の花弁の中から出てくる。

アキノエノコログサ イネ科エノコログサ属 「秋の狗尾草・秋の狗児草」
エノコログサよりも少し花期が遅いので、秋のが付く。又花穂が長いので、曲がる。

戦時中に工事を始めたという高暮ダムまで行かないと、マイクロバスがユーターンできない。

少し引き返して、

小庵の滝の所から自然観察する事にした。滝は少し奥まった所にあり、雨の為足元が危ないので見に行かなかった。

ヨシノアザミ キク科アザミ属 「吉野薊」
ある先生から聞いた話。備中アザミの中に、変種があり、高梁市の吉野さんが見つけて名前をつけたということです。ビッチュウアザミもヨシノアザミ私の持っている図鑑には載っていない。他のアザミとの見分け方も余り判らない。

ダイモンジソウ ユキノシタ科ユキノシタ属 「大文字草」

イワガラミ ユキノシタ科イワガラミ属 「岩絡み」
岩に絡むより、木に絡むほうが多いようだ。花の後に実が成っている。装飾花は一枚だが、未だに残っている。

ツルアジサイ ユキノシタ科アジサイ属 「蔓紫陽花」
装飾花は四弁で、イワガラミと区別できる。此方も散らずに残っている。

シロダモ クスノキ科シロダモ属 常緑高木 雌雄異珠
蕾が付いている。雌株なら去年の赤い実が付いている筈だから、此れは御株と思われる。
葉の付け根に近い所から、葉脈が三本に分かれていて、よく目立つのが特徴。葉の裏が白っぽい。新芽が白っぽいベージュ色で、垂れ下がった様になるのが特徴。

ミツバアケビ アケビ科アケビ属 「三葉木通」 落葉つる性
葉は三枚からなる三出複葉。 アケビは五葉
アケビ科ムベ属のムベはよく似ているが、実がはじけない。

クマシデ カバノキ科クマシデ属 「熊四手」 落葉高木
全体に大きいので、熊の名が付いたと有るが良く判らない。四手は、神社の注連縄(しめなわ)につける折った紙のこと、紙垂(しで)の事
葉の葉脈が目立つのが特徴

実のぶら下がりが、紙垂に似ている。

ヤマアジサイの装飾花が未だ残っていました。

ハウチワカエデ カエデ科カエデ属 落葉高木 「羽団扇楓」 別名 メイゲツカエデ
モミジ葉の中では一番葉が大きく5-11CM、葉柄は葉の大きさの半分以下と短い。
葉は掌状に9-11に浅、中裂する。

ミズナラ ブナ科コナラ属 「水楢」 落葉高木 別名 オオナラ
コナラに似ているが、葉柄が、ミズナラは2-3mmと短い。

フシグロセンノウ ナデシコ科センノウ属 「節黒仙翁」
節黒は、茎の節が黒っぽく見える事による。センノウはマツモトセンノウの花に似ている事による。

ツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネソウ属 「釣舟草」
花器の釣舟は、床の間の天井から鎖を垂らして、船の形をした花器を吊るして、花を生けた。花がぶら下っている様が、釣舟に花を生けた様に似ているので付けた名前。

オオバノイノモトソウ イノモトソウ科イノモトソウ属 シダの仲間 「大葉の井の許草」
昔の家には、井戸が必ずあったが、その周りや、近くの石垣に生えていた事から付いた名前。

コタニワタリ チョウセンシダ科チョウセンシダ属 「小谷渡」
オオタニワタリは亜熱帯地方のシダ。屋久島には、野生のオオタニワタリが一杯在った。このオオタニワタリにの葉によく似ているので、コタニワタリの名になった。
北海道から九州までの寒い地方分布する。
写真で判るように、葉の基部の所が耳のように広がっているのが特徴。

ジュウモンジシダ オシダ科 「十文字羊歯」
一枚の葉が、単羽状に成っているが、一番下の両羽片が横に伸びて更に羽状に分裂し、全体として、一枚の葉が十文字に成っている。

クサギ クマツヅラ科クサギ属 落葉小高木 「臭木」
枝や葉を傷つけると独特の臭いがするので、臭木になった。
この写真は、花後に花の蕚が残り、未だ実が蕚の中で、蕚が開いていない状態。
花の時期は、花の香りが良く、若葉は晒して茹でれば美味しいそうだから、臭木とは気の毒な名だ。

ハナイカダ ミズキ科ハナイカダ属 落葉低木 雌雄異株 「花筏」 別名(ママッコ・ヨメノナミダ)
花が葉の中央に咲くので、葉を筏に花を人に見立てた。
雌雄異株なので、実が付いているほうが雌木。実は、通常葉に一つ、三つは珍しい。
赤いバッテンを作っているのは、ミズヒキ。

ヌルデ ウルシ科ウルシ属 落葉小高木 「白膠木」 別名 フシノキ(五倍子の木)
幹を傷つけると白い液が出て、漆のように塗ったことによる。別名のフシは、葉の裏に出来る虫こぶを五倍子(フシ)と言い漢方薬で火傷の薬。

ツルキケマン ケシ科
先生の資料にツルキケマンが在るが、私の持っている図鑑にツルキケマンが載っている本が無かった。

図鑑のキケマンの花にそっくりだが、春咲きだし、つる性でもないからキケマンではない。
目的地の道路が狭い事もあって、マイクロバス二台のツアーになった。
今日は何時もの添乗員Kさんが体調を崩したとかで、初めての添乗員さんだ。しかもツアー担当の、Mさんも今朝になって、熱を出して来られないと言う事で、案内の先生のマイクも届いていない。
その上今日は雨が降るのが確実のようなので、登山靴に、ゴアテックスのズボンに、スパッツを着け下半身を完全に雨装備の用意をした。上は雨着にすると、手が濡れて、カメラが使えないので、傘を持って行く事にした。
この月曜日に、神乃瀬峡には来ているので、状況は判っている心算だったが、道の駅「ふぉレスト君田」でトイレ休憩して、直ぐ、違う道に入った。暫くして、ほたる見公園の看板が見えたと思ったら、ここで公園を散策しますと添乗員さんが言う。
何時ものKさんなら、早くから予定を伝え、もう直ぐですから準備をしてください、とか言う所なのに、いきなりで、雨具のズボンをはき、スパッツをはくのに手間が掛かり、皆の足を引っ張って仕舞った。
ヤマハッカ シソ科ヤマハッカ属 「山薄荷」
雨の中で、花の拡大写真が取れなかったので判りにくいが、ハッカによく似た花で、山に生えるのでヤマハッカとなった。増してやハッカの花を見た事が無いから尚更である。

キバナアキギリ シソ科アキギリ属 「黄花秋桐」
アキギリは青紫色の花。花の形が似て、淡い黄色の花だから黄花秋桐と言う。
アキギリは桐の木の花に似た、青紫の花が秋に咲くから、秋桐。桐の木の花は春に咲く。

ツルニンジン キキョウ科ツルニンジン属 「蔓人参」
根が、朝鮮人参(昔は漢方薬として有名で、人参と言えば、朝鮮人参の事だった)
に似ているので、蔓人参。似ているだけで、薬効成分は無いそうだ。

イヌタデ タデ科タデ属 「犬蓼」
蓼に似ているが、蓼ではないと言う意味で否(イナ)と言う意味で犬とした。
別名 アカマンマ 赤飯 子供がままごとで、ご飯の代わりに使ったから。

サラシナショウマ キンポウゲ科サラシナショウマ属 「晒菜升麻」
升麻は漢方薬の名前、根茎を乾かして風邪の発汗、解熱、いぼ痔、きれ痔等に効くそうな。現在の漢方薬の升麻は殆どが中国、韓国からの輸入物だそうな。
サラシナは、晒菜の事で、採集後水に晒して、茹でて食べていたのでサラシナが着いた。名前に菜の草は皆野菜の代わりに食べていた草のようです。

ナルコユリの実

アキノキリンソウ キク科アキノキリンソウ属 「秋の黄輪草」
秋の麒麟草・秋の騏リン(馬偏に米を書いて下にタヰと書く字はブログでは使えない)草とも書く。麒麟は首と足の長い動物の事、又は中国の伝説上の人物。後の馬偏で書くキリンは、一日に千里走る駿馬の事。どちらもキリンソウとは縁が無さそうに思える。
キリンソウに似た花で、秋に咲くから付いた名前。
別名は泡立ち草。花の咲き方が、酒が発酵する時の泡立ちに似ているから。

ツルリンドウの実 雨で傘を持ちながらの撮影で中々判りにくいが、花が萎れてもそのまま残って、実はその花の花弁の中から出てくる。

アキノエノコログサ イネ科エノコログサ属 「秋の狗尾草・秋の狗児草」
エノコログサよりも少し花期が遅いので、秋のが付く。又花穂が長いので、曲がる。

戦時中に工事を始めたという高暮ダムまで行かないと、マイクロバスがユーターンできない。

少し引き返して、

小庵の滝の所から自然観察する事にした。滝は少し奥まった所にあり、雨の為足元が危ないので見に行かなかった。

ヨシノアザミ キク科アザミ属 「吉野薊」
ある先生から聞いた話。備中アザミの中に、変種があり、高梁市の吉野さんが見つけて名前をつけたということです。ビッチュウアザミもヨシノアザミ私の持っている図鑑には載っていない。他のアザミとの見分け方も余り判らない。

ダイモンジソウ ユキノシタ科ユキノシタ属 「大文字草」

イワガラミ ユキノシタ科イワガラミ属 「岩絡み」
岩に絡むより、木に絡むほうが多いようだ。花の後に実が成っている。装飾花は一枚だが、未だに残っている。

ツルアジサイ ユキノシタ科アジサイ属 「蔓紫陽花」
装飾花は四弁で、イワガラミと区別できる。此方も散らずに残っている。

シロダモ クスノキ科シロダモ属 常緑高木 雌雄異珠
蕾が付いている。雌株なら去年の赤い実が付いている筈だから、此れは御株と思われる。
葉の付け根に近い所から、葉脈が三本に分かれていて、よく目立つのが特徴。葉の裏が白っぽい。新芽が白っぽいベージュ色で、垂れ下がった様になるのが特徴。

ミツバアケビ アケビ科アケビ属 「三葉木通」 落葉つる性
葉は三枚からなる三出複葉。 アケビは五葉
アケビ科ムベ属のムベはよく似ているが、実がはじけない。

クマシデ カバノキ科クマシデ属 「熊四手」 落葉高木
全体に大きいので、熊の名が付いたと有るが良く判らない。四手は、神社の注連縄(しめなわ)につける折った紙のこと、紙垂(しで)の事
葉の葉脈が目立つのが特徴

実のぶら下がりが、紙垂に似ている。

ヤマアジサイの装飾花が未だ残っていました。

ハウチワカエデ カエデ科カエデ属 落葉高木 「羽団扇楓」 別名 メイゲツカエデ
モミジ葉の中では一番葉が大きく5-11CM、葉柄は葉の大きさの半分以下と短い。
葉は掌状に9-11に浅、中裂する。

ミズナラ ブナ科コナラ属 「水楢」 落葉高木 別名 オオナラ
コナラに似ているが、葉柄が、ミズナラは2-3mmと短い。

フシグロセンノウ ナデシコ科センノウ属 「節黒仙翁」
節黒は、茎の節が黒っぽく見える事による。センノウはマツモトセンノウの花に似ている事による。

ツリフネソウ ツリフネソウ科ツリフネソウ属 「釣舟草」
花器の釣舟は、床の間の天井から鎖を垂らして、船の形をした花器を吊るして、花を生けた。花がぶら下っている様が、釣舟に花を生けた様に似ているので付けた名前。

オオバノイノモトソウ イノモトソウ科イノモトソウ属 シダの仲間 「大葉の井の許草」
昔の家には、井戸が必ずあったが、その周りや、近くの石垣に生えていた事から付いた名前。

コタニワタリ チョウセンシダ科チョウセンシダ属 「小谷渡」
オオタニワタリは亜熱帯地方のシダ。屋久島には、野生のオオタニワタリが一杯在った。このオオタニワタリにの葉によく似ているので、コタニワタリの名になった。
北海道から九州までの寒い地方分布する。
写真で判るように、葉の基部の所が耳のように広がっているのが特徴。

ジュウモンジシダ オシダ科 「十文字羊歯」
一枚の葉が、単羽状に成っているが、一番下の両羽片が横に伸びて更に羽状に分裂し、全体として、一枚の葉が十文字に成っている。

クサギ クマツヅラ科クサギ属 落葉小高木 「臭木」
枝や葉を傷つけると独特の臭いがするので、臭木になった。
この写真は、花後に花の蕚が残り、未だ実が蕚の中で、蕚が開いていない状態。
花の時期は、花の香りが良く、若葉は晒して茹でれば美味しいそうだから、臭木とは気の毒な名だ。

ハナイカダ ミズキ科ハナイカダ属 落葉低木 雌雄異株 「花筏」 別名(ママッコ・ヨメノナミダ)
花が葉の中央に咲くので、葉を筏に花を人に見立てた。
雌雄異株なので、実が付いているほうが雌木。実は、通常葉に一つ、三つは珍しい。
赤いバッテンを作っているのは、ミズヒキ。

ヌルデ ウルシ科ウルシ属 落葉小高木 「白膠木」 別名 フシノキ(五倍子の木)
幹を傷つけると白い液が出て、漆のように塗ったことによる。別名のフシは、葉の裏に出来る虫こぶを五倍子(フシ)と言い漢方薬で火傷の薬。

ツルキケマン ケシ科
先生の資料にツルキケマンが在るが、私の持っている図鑑にツルキケマンが載っている本が無かった。

図鑑のキケマンの花にそっくりだが、春咲きだし、つる性でもないからキケマンではない。

2009/9/25
平成21年9月13日 東鳳翩山 植物観察
平成21年9月13日 東鳳翩山
登山報告
http://white.ap.teacup.com/yamanoko/31.html 参照

ヤマハギ マメ科の落葉低木 「山萩」
自生のハギでは一番多い。 枝垂れていたら、ミヤギノハギ
秋の七草

オミナエシ オミナエシ科オミナエシ属 「女郎花」
オミナは女のこと、オミナメシ(女飯)が訛って、オミナエシ
オトコエシは白花、オミナエシは黄花。昔、男尊女卑の時代、男は、白米女は、粟の入った黄色い飯を食べていたので黄色い花をオミナエシ、白い花をオトコエシとした。

ヤマジノホトトギス ユリ科ホトトギス属 「山路の杜鵑」
ホトトギス類は、ホトトギス、ヤマホトトギス、トヤマジノホトトギスの三種で、山、とか、山路とかは意味がなく、区別する為の記号の様な物。
ホトトギスは白花に、紫紅色の斑点があるのを、鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てたもの。

ゲンノショウコ フウロソウ科フウロソウ属 「現の証拠」
下痢、腹痛の薬として、薬効が直ぐに現れる事からこの名前が付いた。
咲きかけの花が、美しく、茎の産毛が可愛らしく撮れた。

ミズヒキ タデ科ミズヒキ属 「水引」
花の上は赤く、下は白い。普通たるいていると、赤い方だけしか見えないので、赤紐のように見える。ひっくり返して見ると、白紐に見える。

ガンクビソウ キク科ヤブタバコ属 「雁首草」
煙管のタバコを詰める所の形が、水鳥の雁の首に似ているので、雁首と呼ばれる様になった。花を横から見ると、花頭から茎に掛けての形が、この雁首にそっくりなので付いた名前。

フユイチゴ バラ科キイチゴ属 「冬莓」
木莓の場合は、莓の字を使い、草苺の場合は苺の字を使う。
木莓のうちで、冬に実の成るのを冬莓と言う。
冬莓の蕾

キンミズヒキ バラ科キンミズヒキ属 「金水引」
タデ科の水引に花の付き方が煮ていて、花が黄色なので、金水引

ササクサ イネ科 「笹草」
文字通り笹に似た草 花穂が出だすと、笹で無いことが判る。

ヒヨドリバナ キク科ヒヨドリバナ属 「火取花・鵯花」
花後の乾かした花柄で、火打石の火を取ったから火を取る花が訛った。

ヒガンバナ ヒガンバナ科ヒガンバナ属 「彼岸花・曼珠沙華」
彼岸の頃に咲くから。
未だ彼岸まで少し早いのにヒガンバナガ一輪見事に咲いていた。

ミゾソバの白花かと思ったら、花の付き方が全然違うようだ。周りの葉はミゾソバの様にも見えるのだが、何しろ花の付き方が違いすぎます。下のミゾソバと同じ所で撮ったのですが。

ミゾソバ タデ科イヌタデ属 「溝蕎麦」
溝のような湿った場所に群生し、花や葉が少し蕎麦に似る。

マルバルコウソウ ヒルガオ科 「丸葉縷紅草」
葉の丸い縷紅草の意味。
熱帯アメリカ原産の一年草

駐車場の所に、ゲンノショウコの群生が在りました。
登山報告

ヤマハギ マメ科の落葉低木 「山萩」
自生のハギでは一番多い。 枝垂れていたら、ミヤギノハギ
秋の七草

オミナエシ オミナエシ科オミナエシ属 「女郎花」
オミナは女のこと、オミナメシ(女飯)が訛って、オミナエシ
オトコエシは白花、オミナエシは黄花。昔、男尊女卑の時代、男は、白米女は、粟の入った黄色い飯を食べていたので黄色い花をオミナエシ、白い花をオトコエシとした。

ヤマジノホトトギス ユリ科ホトトギス属 「山路の杜鵑」
ホトトギス類は、ホトトギス、ヤマホトトギス、トヤマジノホトトギスの三種で、山、とか、山路とかは意味がなく、区別する為の記号の様な物。
ホトトギスは白花に、紫紅色の斑点があるのを、鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てたもの。

ゲンノショウコ フウロソウ科フウロソウ属 「現の証拠」
下痢、腹痛の薬として、薬効が直ぐに現れる事からこの名前が付いた。
咲きかけの花が、美しく、茎の産毛が可愛らしく撮れた。

ミズヒキ タデ科ミズヒキ属 「水引」
花の上は赤く、下は白い。普通たるいていると、赤い方だけしか見えないので、赤紐のように見える。ひっくり返して見ると、白紐に見える。

ガンクビソウ キク科ヤブタバコ属 「雁首草」
煙管のタバコを詰める所の形が、水鳥の雁の首に似ているので、雁首と呼ばれる様になった。花を横から見ると、花頭から茎に掛けての形が、この雁首にそっくりなので付いた名前。

フユイチゴ バラ科キイチゴ属 「冬莓」
木莓の場合は、莓の字を使い、草苺の場合は苺の字を使う。
木莓のうちで、冬に実の成るのを冬莓と言う。
冬莓の蕾

キンミズヒキ バラ科キンミズヒキ属 「金水引」
タデ科の水引に花の付き方が煮ていて、花が黄色なので、金水引

ササクサ イネ科 「笹草」
文字通り笹に似た草 花穂が出だすと、笹で無いことが判る。

ヒヨドリバナ キク科ヒヨドリバナ属 「火取花・鵯花」
花後の乾かした花柄で、火打石の火を取ったから火を取る花が訛った。

ヒガンバナ ヒガンバナ科ヒガンバナ属 「彼岸花・曼珠沙華」
彼岸の頃に咲くから。
未だ彼岸まで少し早いのにヒガンバナガ一輪見事に咲いていた。

ミゾソバの白花かと思ったら、花の付き方が全然違うようだ。周りの葉はミゾソバの様にも見えるのだが、何しろ花の付き方が違いすぎます。下のミゾソバと同じ所で撮ったのですが。

ミゾソバ タデ科イヌタデ属 「溝蕎麦」
溝のような湿った場所に群生し、花や葉が少し蕎麦に似る。

マルバルコウソウ ヒルガオ科 「丸葉縷紅草」
葉の丸い縷紅草の意味。
熱帯アメリカ原産の一年草

駐車場の所に、ゲンノショウコの群生が在りました。

2009/9/11
平成21年9月4日 須佐のホルンヘェルス 植物観察
平成21年9月4日 須佐のホルンヘェルス
須佐のホルンフェルスが何処に有るのかも知らずにツアーバスに乗った。
例の如く広島ICから高速に乗り、中国道を行く、吉和のSAでトイレ休憩をとると言うのを出発直ぐに聞いたので、須佐とは漠然と山口県の地名のように感じていたので、納得した。
「道路の斜面に白いユリが一杯在りますね。あれは、タカサゴユリと言って、台湾が原産のユリです。此れは、種が出来て其れで繁殖するんです。どんな所にでも芽を出すので、最近は一杯見ますね。」と先生が説明していた。
一寸眠っている間に、高速を下りて、山の中を走っている。
十時半頃、「うり坊の郷」と言う道の駅に着いた。お土産をどうぞと言う事で、少し時間を多くとった。
道の駅は、午前中は、新鮮野菜が多いから、ついつい買ってしまう。しかし季節的に余り珍しい野菜が無かったのが寂しい。大きな荷物が出来た。
十一時頃出発した。日本海側に出た。須佐湾のほとりを通って、取り敢えずの目的地須佐のホルンフェルス大断崖へ着いた。
海からかなり高い所で、どうやら、此処から歩いて植物観察しながら、海辺の大断崖を見に行くらしい。

早速「クズ」の花が咲いている。
クズ マメ科 「葛」 秋の七草の一つ、
根から捕ったでんぷんをくず粉と言い最近では、葛餅にして食べる位か。何年も経った根元は、五、六センチにもなる。
くず粉は、この根を掘って、潰して、水に漬け、白濁した水が沈殿して、でんぷん質を採取乾燥させると、くず粉になるそうだ。
万葉集にもクズを読んだ歌が何種か在ると言う事だが、不明にして知らない。つまりその時代には、既にくず粉を利用していたと思われる。
奈良県の大和地方に、国栖(くす)と言う所がこのくず粉の産地だったらしい。其れが名前の由来のようだ。葛という字が使われるようになったのは何時頃か知らない。
キツネノマゴ、 キツネノマゴ科
写真の花の後に在る花の穂が、狐の尻尾を立てたような形でよく似ているが、余りにも狐の尻尾と比べて小さいので、孫とした。
写真の下の葉っぱの方にアリが写っているが、アリの後ろ足が見えますか、アリにピントが合っているようです。

マツカゼソウ ?

ナンバンギセル ハマウツボ科 「南蛮煙管」
寄生植物 ススキ サトウキビ ミョウガの根に寄生する植物
徳川時代の鎖国によって日本に来る外国人のポルトガル人と、スペイン人のことを南蛮人と言っていた。その南蛮人がタバコを日本に持ち込んだが、彼等がタバコをすう時に使う煙管の形に似ていることから付いた名前。
葉は地下に在って、地上には出ない。

ノゲシ (ハルノノゲシ) キク科 「野罌粟」
葉がケシの葉に似ていることによる。

アキノノゲシ キク科 「秋の野罌粟」
ノゲシに似て秋に咲くから

ミゾカクシ (アゼムシロ) キキョウ科 「溝隠」
溝を隠してしまうほど茂るから。別名は茂って畦に筵を引いたようになるから。

コウゾリナ キク科 「髪剃菜」
葉や茎に剛毛が在って触るとごわごわする感触が、顔を剃る時の感触に似ているので付いた名前。菜の字がつくのは、大抵食べられる。

シロバナサクラタデ タデ科 「白花桜蓼」
湿地に生える多年草

キンエノコロ イネ科 「金狗尾草」
金色のエノコログサの意。漢字は漢名 子犬の尾意味

トベラの実

日本海は今日は穏やかだ。

センニンソウ キンポウゲ科 「仙人草」
花が済んで、実に成ると、実に長い白髪がついて、仙人の白髪頭に見えるそうな。

タイトゴメ ベンケイソウ科 「大唐米」
外米の事を昔は大唐米と言っていた。葉が細長い外米に似ているので付いた名前。

ホソバワダン キク科 「細葉海菜」
ワダンに似た花で、葉が細いから、ワダンの意味は良く判らない様だ。
本州では、島根県と、山口県にしかない。後は、四国、九州、沖縄。

ワダンは、千葉県、神奈川県、静岡県、伊豆諸島にしかない。

ハマベノギク キク科 「浜辺野菊」
富山県から山口県までの日本海、福岡県から鹿児島県に面した東シナ海、及び種子島の浜辺に自生する。

テリハノイバラ バラ科 照葉野薔薇
日当たりの良い場所で、地面を這うように伸びる・葉が革質で光沢が在る。

ホルンフェルスの大断崖。何億年も前の地層が隆起して、大きな断崖になった。
人が立っている岩と、断崖の上の地表の岩とが同じ成分で、隆起した時に、断層が出来た。

断崖の反対に深い割れ目がある。四、五メートルの深さがある。

JR須佐駅の隣の「梅乃菜」で昼食中々美味しい食事だった。
男命(みこと)いかと言う生きイカの刺身が非常に美味しかった。

昼からの自然観察は、まず、円山八幡宮から始まります。
赤樫の巨樹がありました。

ツルリンドウ リンドウ科 「蔓竜胆」
薄紫色で余り目立たない。赤い実が、この花筒の中から出てくる。

ヤマジノホトトギス ユリ科 「山路の杜鵑草」
ホトトギス、ヤマホトトギスと在るが、区別する為にヤマジノ・ヤマを付けただけで意味はないそうな。
ホトトギスの名は、紫の斑点が、鳥のホトトギスの胸毛、尻尾の斑点に似ている事による。

ヤマホトトギスは、花弁が反り返る。ホトトギスは、花弁から雌しべ雄しべも含めてすべてに。紫の斑点が着く。

ササクサ イネ科 「笹草」
写真は笹にそっくりに見えるが、花穂が伸びると、そんな笹はないから見分けがつく。

ガンクビソウ キク科 「雁首草」
頭花が茎の先で曲がった様が、煙管の雁首に似ているので付いた名前。
煙管の雁首は、タバコを詰めて、火をつけるほうで、真鍮で出来ていて、雁の首から頭の姿にそっくり見えるから付けた名前。

ツルアリドオシ アカネ科 「蔓蟻通し」
写真を見ると、棘がないのでアリトオシ出なくツルアリトオシでは無いかと思う。

ゲンノショウコ フウロソウ科 「現の証拠」
古くから下痢や腹痛の薬として使われていた。飲んだら直ぐ効くので、現に良く効く証拠と言う意味。
白花もある。白花も赤い筋が入る。

畳ヶ淵 ここらの石が六角形に割れているそうな。

チカラシバ イネ科 「力芝」
硬く締った土地に生え、抜こうとしても抜けないほど確り根を張ったいるので付けられた名前

淵にごみが溜まっている。
須佐のホルンフェルスが何処に有るのかも知らずにツアーバスに乗った。
例の如く広島ICから高速に乗り、中国道を行く、吉和のSAでトイレ休憩をとると言うのを出発直ぐに聞いたので、須佐とは漠然と山口県の地名のように感じていたので、納得した。
「道路の斜面に白いユリが一杯在りますね。あれは、タカサゴユリと言って、台湾が原産のユリです。此れは、種が出来て其れで繁殖するんです。どんな所にでも芽を出すので、最近は一杯見ますね。」と先生が説明していた。
一寸眠っている間に、高速を下りて、山の中を走っている。
十時半頃、「うり坊の郷」と言う道の駅に着いた。お土産をどうぞと言う事で、少し時間を多くとった。
道の駅は、午前中は、新鮮野菜が多いから、ついつい買ってしまう。しかし季節的に余り珍しい野菜が無かったのが寂しい。大きな荷物が出来た。
十一時頃出発した。日本海側に出た。須佐湾のほとりを通って、取り敢えずの目的地須佐のホルンフェルス大断崖へ着いた。
海からかなり高い所で、どうやら、此処から歩いて植物観察しながら、海辺の大断崖を見に行くらしい。

早速「クズ」の花が咲いている。
クズ マメ科 「葛」 秋の七草の一つ、
根から捕ったでんぷんをくず粉と言い最近では、葛餅にして食べる位か。何年も経った根元は、五、六センチにもなる。
くず粉は、この根を掘って、潰して、水に漬け、白濁した水が沈殿して、でんぷん質を採取乾燥させると、くず粉になるそうだ。
万葉集にもクズを読んだ歌が何種か在ると言う事だが、不明にして知らない。つまりその時代には、既にくず粉を利用していたと思われる。
奈良県の大和地方に、国栖(くす)と言う所がこのくず粉の産地だったらしい。其れが名前の由来のようだ。葛という字が使われるようになったのは何時頃か知らない。

キツネノマゴ、 キツネノマゴ科
写真の花の後に在る花の穂が、狐の尻尾を立てたような形でよく似ているが、余りにも狐の尻尾と比べて小さいので、孫とした。
写真の下の葉っぱの方にアリが写っているが、アリの後ろ足が見えますか、アリにピントが合っているようです。

マツカゼソウ ?

ナンバンギセル ハマウツボ科 「南蛮煙管」
寄生植物 ススキ サトウキビ ミョウガの根に寄生する植物
徳川時代の鎖国によって日本に来る外国人のポルトガル人と、スペイン人のことを南蛮人と言っていた。その南蛮人がタバコを日本に持ち込んだが、彼等がタバコをすう時に使う煙管の形に似ていることから付いた名前。
葉は地下に在って、地上には出ない。

ノゲシ (ハルノノゲシ) キク科 「野罌粟」
葉がケシの葉に似ていることによる。

アキノノゲシ キク科 「秋の野罌粟」
ノゲシに似て秋に咲くから

ミゾカクシ (アゼムシロ) キキョウ科 「溝隠」
溝を隠してしまうほど茂るから。別名は茂って畦に筵を引いたようになるから。

コウゾリナ キク科 「髪剃菜」
葉や茎に剛毛が在って触るとごわごわする感触が、顔を剃る時の感触に似ているので付いた名前。菜の字がつくのは、大抵食べられる。

シロバナサクラタデ タデ科 「白花桜蓼」
湿地に生える多年草

キンエノコロ イネ科 「金狗尾草」
金色のエノコログサの意。漢字は漢名 子犬の尾意味

トベラの実

日本海は今日は穏やかだ。

センニンソウ キンポウゲ科 「仙人草」
花が済んで、実に成ると、実に長い白髪がついて、仙人の白髪頭に見えるそうな。

タイトゴメ ベンケイソウ科 「大唐米」
外米の事を昔は大唐米と言っていた。葉が細長い外米に似ているので付いた名前。

ホソバワダン キク科 「細葉海菜」
ワダンに似た花で、葉が細いから、ワダンの意味は良く判らない様だ。
本州では、島根県と、山口県にしかない。後は、四国、九州、沖縄。

ワダンは、千葉県、神奈川県、静岡県、伊豆諸島にしかない。

ハマベノギク キク科 「浜辺野菊」
富山県から山口県までの日本海、福岡県から鹿児島県に面した東シナ海、及び種子島の浜辺に自生する。

テリハノイバラ バラ科 照葉野薔薇
日当たりの良い場所で、地面を這うように伸びる・葉が革質で光沢が在る。

ホルンフェルスの大断崖。何億年も前の地層が隆起して、大きな断崖になった。
人が立っている岩と、断崖の上の地表の岩とが同じ成分で、隆起した時に、断層が出来た。

断崖の反対に深い割れ目がある。四、五メートルの深さがある。

JR須佐駅の隣の「梅乃菜」で昼食中々美味しい食事だった。
男命(みこと)いかと言う生きイカの刺身が非常に美味しかった。

昼からの自然観察は、まず、円山八幡宮から始まります。
赤樫の巨樹がありました。

ツルリンドウ リンドウ科 「蔓竜胆」
薄紫色で余り目立たない。赤い実が、この花筒の中から出てくる。

ヤマジノホトトギス ユリ科 「山路の杜鵑草」
ホトトギス、ヤマホトトギスと在るが、区別する為にヤマジノ・ヤマを付けただけで意味はないそうな。
ホトトギスの名は、紫の斑点が、鳥のホトトギスの胸毛、尻尾の斑点に似ている事による。

ヤマホトトギスは、花弁が反り返る。ホトトギスは、花弁から雌しべ雄しべも含めてすべてに。紫の斑点が着く。

ササクサ イネ科 「笹草」
写真は笹にそっくりに見えるが、花穂が伸びると、そんな笹はないから見分けがつく。

ガンクビソウ キク科 「雁首草」
頭花が茎の先で曲がった様が、煙管の雁首に似ているので付いた名前。
煙管の雁首は、タバコを詰めて、火をつけるほうで、真鍮で出来ていて、雁の首から頭の姿にそっくり見えるから付けた名前。

ツルアリドオシ アカネ科 「蔓蟻通し」
写真を見ると、棘がないのでアリトオシ出なくツルアリトオシでは無いかと思う。

ゲンノショウコ フウロソウ科 「現の証拠」
古くから下痢や腹痛の薬として使われていた。飲んだら直ぐ効くので、現に良く効く証拠と言う意味。
白花もある。白花も赤い筋が入る。

畳ヶ淵 ここらの石が六角形に割れているそうな。

チカラシバ イネ科 「力芝」
硬く締った土地に生え、抜こうとしても抜けないほど確り根を張ったいるので付けられた名前

淵にごみが溜まっている。

2009/9/8
平成21年8月17日 伊吹山 植物観察
平成21年8月17日 伊吹山
盆休みを8月15-17日にすると言う事で、今年は、奈良へ言って見ようと言う事になった。
始め十五、十六を奈良で二連泊しようと言う事で、八月の初めにホテルをパソコンで予約した。
前の日に夕方少し早く出て、岡山か、姫路で一泊しようそうすれば十五日の昼までには奈良に行ける。たっぷり時間が取れる。
ホテルをとってから二、三日経って、十五日の昼に着いて、半日法隆寺、薬師寺、等を見て、ホテルに入って、翌日一日中見て歩いたら、何ぼ有名な所でも、飽きてしまって、17日は、ただ帰るだけに為ってしまう様な気がしたので、連泊は止めて、何処かへ移動しよう。琵琶湖辺りは長浜も、彦根も行ったし、で、十七日に伊吹山の花畑を見に行く事にする。結局、十六日は近江八幡市のホテルを予約した。
17日朝九時ごろ出発して、名神高速で、関ヶ原インタターで降りて、伊吹山ドライブウェーで三千円払って、頂上駐車場へ着いたのが、十時半頃になった。広い駐車場が半分ぐらい埋まっていた。
案内のパンフレットを見ると、東遊歩道は下り専用になっている。その理由が雨が降ると滑りやすく、石灰岩が露出していて歩きにくく、道幅が狭く、人がすれ違いにくい箇所が多いので、下り専用となっています。此れは逆だ、この条件は登り専用にすべきだ。
下り専用ですと為っているので、西遊歩道から登る事とする。
恋慕観音像の前を通り、西遊歩道を登る。十時半

いきなりの斜面一杯にアカソの群生があった。

シモツケソウが混じりだして、

シモツケソウの群生も混じりだした。

大きなセリ科のシシウドらしい。

ルリトラノオは伊吹山だけの固有種

黄色い花は見分けが中々難しい。 キオンと思われる。

イブキトラノオ

コイブキアザミはこれの事か。

此れは間違いなくコオニユリ だ。

メタカラコウ 舌状花弁が一ないし三しかない。オタカラコウは五ないし十ある。

ワレモコウ

ハクサンシャジン この名前を見つけるのには苦労した。一般の植物図鑑に、ツリガネニンジンと有るのがよく似ているが、高山植物の図鑑には、この名前がない。
立山の花と言う図鑑によく似た写真が有る。ハクサンシャジン 小さな字でタカネツリガネニンジンの名がある。此れで納得した。

此れもそうだ。苦労したので、写真を二枚にした。

カワラナデシコ

イワアカバナ 写真としては、頭が切れているのが気になる。

イブキフウロ 花弁が二、三、四の切れ込みがはいる。

此方はハクサンフウロか それともイブキフウロとの中間種か。

昼少し前に頂上に着いた。売店で、蓬饅頭を買って、少し腹ごしらえをした。

ミヤマアキノキリンソウ

サラシナショウマ

東の遊歩道を降りる事にした。

ノリウツギ

イブキトリカブト 華やかな色だ。

シオガマギク

ヨツバヒヨドリ

一時少し前に駐車場に下りた。やはり東遊歩道を登った方が安全に思われる。次に来る時はそうしよう。
駐車場は満車になっていた。自分の車を探すのに苦労した。土産を買ったりして帰途に着く。
家に八時前には着いた。六時間半ぐらいで帰った。月曜日で、乗り放題でなくなっているので、渋滞は無かった。
出かける時は、姫路まで五時間くらい掛かった。岡山姫路間で渋滞が在った。
高速無料は止めて欲しい。
盆休みを8月15-17日にすると言う事で、今年は、奈良へ言って見ようと言う事になった。
始め十五、十六を奈良で二連泊しようと言う事で、八月の初めにホテルをパソコンで予約した。
前の日に夕方少し早く出て、岡山か、姫路で一泊しようそうすれば十五日の昼までには奈良に行ける。たっぷり時間が取れる。
ホテルをとってから二、三日経って、十五日の昼に着いて、半日法隆寺、薬師寺、等を見て、ホテルに入って、翌日一日中見て歩いたら、何ぼ有名な所でも、飽きてしまって、17日は、ただ帰るだけに為ってしまう様な気がしたので、連泊は止めて、何処かへ移動しよう。琵琶湖辺りは長浜も、彦根も行ったし、で、十七日に伊吹山の花畑を見に行く事にする。結局、十六日は近江八幡市のホテルを予約した。
17日朝九時ごろ出発して、名神高速で、関ヶ原インタターで降りて、伊吹山ドライブウェーで三千円払って、頂上駐車場へ着いたのが、十時半頃になった。広い駐車場が半分ぐらい埋まっていた。
案内のパンフレットを見ると、東遊歩道は下り専用になっている。その理由が雨が降ると滑りやすく、石灰岩が露出していて歩きにくく、道幅が狭く、人がすれ違いにくい箇所が多いので、下り専用となっています。此れは逆だ、この条件は登り専用にすべきだ。
下り専用ですと為っているので、西遊歩道から登る事とする。
恋慕観音像の前を通り、西遊歩道を登る。十時半

いきなりの斜面一杯にアカソの群生があった。

シモツケソウが混じりだして、

シモツケソウの群生も混じりだした。

大きなセリ科のシシウドらしい。

ルリトラノオは伊吹山だけの固有種

黄色い花は見分けが中々難しい。 キオンと思われる。

イブキトラノオ

コイブキアザミはこれの事か。

此れは間違いなくコオニユリ だ。

メタカラコウ 舌状花弁が一ないし三しかない。オタカラコウは五ないし十ある。

ワレモコウ

ハクサンシャジン この名前を見つけるのには苦労した。一般の植物図鑑に、ツリガネニンジンと有るのがよく似ているが、高山植物の図鑑には、この名前がない。
立山の花と言う図鑑によく似た写真が有る。ハクサンシャジン 小さな字でタカネツリガネニンジンの名がある。此れで納得した。

此れもそうだ。苦労したので、写真を二枚にした。

カワラナデシコ

イワアカバナ 写真としては、頭が切れているのが気になる。

イブキフウロ 花弁が二、三、四の切れ込みがはいる。

此方はハクサンフウロか それともイブキフウロとの中間種か。

昼少し前に頂上に着いた。売店で、蓬饅頭を買って、少し腹ごしらえをした。

ミヤマアキノキリンソウ

サラシナショウマ

東の遊歩道を降りる事にした。

ノリウツギ

イブキトリカブト 華やかな色だ。

シオガマギク

ヨツバヒヨドリ

一時少し前に駐車場に下りた。やはり東遊歩道を登った方が安全に思われる。次に来る時はそうしよう。
駐車場は満車になっていた。自分の車を探すのに苦労した。土産を買ったりして帰途に着く。
家に八時前には着いた。六時間半ぐらいで帰った。月曜日で、乗り放題でなくなっているので、渋滞は無かった。
出かける時は、姫路まで五時間くらい掛かった。岡山姫路間で渋滞が在った。
高速無料は止めて欲しい。
2009/9/2
平成21年8月7日 栂池自然園 植物観察
平成21年8月7日 栂池自然園
朝早く起きて朝食を済ませて早々と準備をした。折りたたみの傘一本しかないので、雨模様なのが気になる。
七時ごろの出発で宿の直ぐ隣が、栂池高原駅で、ゴンドラに乗り、栂大門駅まで行き、其処からロープウェイに乗り換え自然園駅まで、約三十分七時半ごろには自然園入り口についていた。
ヨツバヒヨドリ キク科 「四葉鵯」
ヒヨドリバナは鵯(ひよどり)がよく啼く季節に花が咲く事でこの名があり、ヒヨドリバナとよく似た花が咲き、四葉が輪生するからヨツバヒヨドリの名が付いた。ロープウエーに乗っていた時に、下に群生していた。

オタカラコウ キク科 「雄宝香」

タマガワホトトギス ユリ科 「玉川不如帰」

ノリウツギ ユキノシタ科アジサイ属 「糊空木」
和紙を作るときの糊をこの木の樹皮から採った事による。

此処までは、自然園駅から自然園入り口の間にあった花です。自然園駅の標高が、1830m です。自然園入り口まで、十分ほど歩きましたから自然園の入り口は、1850m 葉あるでしょう。
サラシナショウマ キンポウゲ科 「晒菜升麻」

ミヤマトリカブト(ハクサントリカブト) キンポウゲ科 「深山鳥兜」
花の形を鳥の兜にたとえたもの。亜高山-高山に生える。

オニシオガマ ゴマノハグサ科 「鬼塩釜」

オニシオガマの群生

ワタスゲ カヤツリグサ科 「綿菅」
花は目立たないが、白い綿毛が集まった様な果穂が人目を引く。雨に綿毛が濡れてしょんぼりしていた。

ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) キク科 「深山秋の麒麟草」

モミジカラマツ キンポウゲ科 「紅葉唐松」
花弁が無く、雨に濡れて、白い雄しべがくっ付いたりしているが、針のような雄しべの付き方の様子を唐松の葉の付き方に、写真では良く判らないが、葉がモミジ葉なのでこの名が付いた。

キヌガサソウ ユリ科 「衣笠草」
白い清楚な花を昔の貴人の衣笠に例えた。葉は六から十輪生する。花被片(花弁)は葉とほぼ同数ある。 花の白は後に薄いピンクに変わる。

ヤマハハコ キク科 「山母子」
花は目立たないが、葉は光沢があって目立つ。写真は雨のために葉が濡れていて光っているが、天気でも同様に目立つ。

タテヤマリンドウ リンドウ科 「立山竜胆」
立山に多いのでこの名が付く。花弁が十に見えるが、実際は五で、間に副片がある。

群生 非常に小さい、未だ蕾が多かった。

チングルマ バラ科 「稚児車」「珍車」
バラ科だから、草でなく木である。

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) ユリ科 「前庭花」「日光黄菅」
日光に多いからニッコウキスゲと言う説あり。ゼンテイカは旧名としているものも在る。今はニッコウキスゲの名が知れ渡っている様だ。

群生している。

クルマユリ ユリ科 「車百合}
葉が輪生して付いているのを車とした。
一ないし五の花が下向きに咲く。花弁は反り返る。花弁には濃紅色の斑点が入る。

葉の輪生の状況が良く判る。

ハクサンフウロ フウロソウ科 「白山風露」

ゴゼンタチバナ ミズキ科 「御前橘」
白いのは花弁でなく、総苞片で、花は十個ほど小さいのが集まっている。

ミヤマホツツジ ツツジ科 「深山穂躑躅」

花の拡大

イブキトラノオ タデ科 「伊吹虎の尾」

群生

オヤマリンドウ リンドウ科 「御山竜胆」
蕾だった。

霧が晴れて白馬乗鞍岳の雪渓を撮っている。


出口で記念に

中々出ずに名残惜しい。

外へ出てから、参加者一同の集合写真
朝早く起きて朝食を済ませて早々と準備をした。折りたたみの傘一本しかないので、雨模様なのが気になる。
七時ごろの出発で宿の直ぐ隣が、栂池高原駅で、ゴンドラに乗り、栂大門駅まで行き、其処からロープウェイに乗り換え自然園駅まで、約三十分七時半ごろには自然園入り口についていた。
ヨツバヒヨドリ キク科 「四葉鵯」
ヒヨドリバナは鵯(ひよどり)がよく啼く季節に花が咲く事でこの名があり、ヒヨドリバナとよく似た花が咲き、四葉が輪生するからヨツバヒヨドリの名が付いた。ロープウエーに乗っていた時に、下に群生していた。

オタカラコウ キク科 「雄宝香」

タマガワホトトギス ユリ科 「玉川不如帰」

ノリウツギ ユキノシタ科アジサイ属 「糊空木」
和紙を作るときの糊をこの木の樹皮から採った事による。

此処までは、自然園駅から自然園入り口の間にあった花です。自然園駅の標高が、1830m です。自然園入り口まで、十分ほど歩きましたから自然園の入り口は、1850m 葉あるでしょう。
サラシナショウマ キンポウゲ科 「晒菜升麻」

ミヤマトリカブト(ハクサントリカブト) キンポウゲ科 「深山鳥兜」
花の形を鳥の兜にたとえたもの。亜高山-高山に生える。

オニシオガマ ゴマノハグサ科 「鬼塩釜」

オニシオガマの群生

ワタスゲ カヤツリグサ科 「綿菅」
花は目立たないが、白い綿毛が集まった様な果穂が人目を引く。雨に綿毛が濡れてしょんぼりしていた。

ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク) キク科 「深山秋の麒麟草」

モミジカラマツ キンポウゲ科 「紅葉唐松」
花弁が無く、雨に濡れて、白い雄しべがくっ付いたりしているが、針のような雄しべの付き方の様子を唐松の葉の付き方に、写真では良く判らないが、葉がモミジ葉なのでこの名が付いた。

キヌガサソウ ユリ科 「衣笠草」
白い清楚な花を昔の貴人の衣笠に例えた。葉は六から十輪生する。花被片(花弁)は葉とほぼ同数ある。 花の白は後に薄いピンクに変わる。

ヤマハハコ キク科 「山母子」
花は目立たないが、葉は光沢があって目立つ。写真は雨のために葉が濡れていて光っているが、天気でも同様に目立つ。

タテヤマリンドウ リンドウ科 「立山竜胆」
立山に多いのでこの名が付く。花弁が十に見えるが、実際は五で、間に副片がある。

群生 非常に小さい、未だ蕾が多かった。

チングルマ バラ科 「稚児車」「珍車」
バラ科だから、草でなく木である。

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) ユリ科 「前庭花」「日光黄菅」
日光に多いからニッコウキスゲと言う説あり。ゼンテイカは旧名としているものも在る。今はニッコウキスゲの名が知れ渡っている様だ。

群生している。

クルマユリ ユリ科 「車百合}
葉が輪生して付いているのを車とした。
一ないし五の花が下向きに咲く。花弁は反り返る。花弁には濃紅色の斑点が入る。

葉の輪生の状況が良く判る。

ハクサンフウロ フウロソウ科 「白山風露」

ゴゼンタチバナ ミズキ科 「御前橘」
白いのは花弁でなく、総苞片で、花は十個ほど小さいのが集まっている。

ミヤマホツツジ ツツジ科 「深山穂躑躅」

花の拡大

イブキトラノオ タデ科 「伊吹虎の尾」

群生

オヤマリンドウ リンドウ科 「御山竜胆」
蕾だった。

霧が晴れて白馬乗鞍岳の雪渓を撮っている。


出口で記念に

中々出ずに名残惜しい。

外へ出てから、参加者一同の集合写真
