2008/4/28

オスカー  
こちらはグランブールバールの劇場ジムナス。劇団NLTが去年暮れに東京で再演したクロード・マニエの作品OSCAR。わたしもその公演のスタッフの一端を担ったので、パリのプロダクションも観ておこうと、行ってきた。照明はぐっと現実的なおどしの無い明かり。演技もさしてカリカチュアされていない。が、コミックパートの俳優ははっきりとしたキャラクターで沸かせる。チケットは決して安くない。4つのカテゴリーに分けられているが、わたしは2番目に安いチケットを購入、それでも29ユーロ。行ってみればなんと3階バルコンの最前列。ならば一番安い席は、どこなの?と聞きたくもなるが、ま、よし。土曜のマチネ4時開演。天井桟敷まで満席。型どおりのブールバール劇だけど、お客さんは大喜びだ。劇場にしっかりと顧客がついている感。帰り際、フィリップ役の俳優がサイン攻めに遭っていた。バイクにまたがり去ろうとする彼にすかさず、日本で翻訳上演したのよと話しかける、そして2ショット。クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
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2008/4/28

JAMES THIERREE  
観ました〜!!!!一日目は友人のjujuと約1時間前から劇場前に立って、「切符譲ってください」と紙に書いて立っていたがダメ。招待客キャンセルの列に並んだjujuもゲットできずに断念。さて、次の日は、開演2時間前に劇場へ。例の紙も保持しつつ、キャンセル待ちの列にいち早く並ぶ準備。ついに、一番に並び、チケットをゲットした! サーカス、ダンス、マイム、アクロバット、マジックがミックスされた大掛かりな舞台。前半は、テクニックとアイデアの連続に少々飽食ぎみだったが、後半になってより演劇的になった。1000人の客席が総立ちになるのは、彼がチャップリンの孫だからというだけの理由ではないだろう。なにより、5人のパーフォーマーの中に日本人ダンサーひとり、日系二世がひとり、それがとても誇らしかった。だって、ものすごい身体能力なんだもん。同じ人間なのに、ヒトの可能性の果てしなさを見せられたという感じ。おっきなテレビ局とかが日本に呼んで、何万円もするチケットが出回る日が目に浮かんでしまうのは、わたしだけだろうか。
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2008/4/28

WEIN  
空港から読めないドイツ語の駅を、指定されたままcity centerへ向かい、メトロに乗り換えて仲間たちがいる筈の稽古場へ向かう。ドナウ川岸のスタジオ。ドアが閉ざされていて開かない。豊かな水量の深い緑色のドナウがゆっくり流れていくのを眺めて、わぁーとか思いながらも、連中を探さなきゃ。と電話をかける。果たして彼らは、遅い昼食をとりながら、停滞した稽古のムードを払拭しようと、カフェでぼんやりしていた。 2年ぶりかい?シルヴィ?なつかしくて泣けてくる。他のメンバー3人もみんなゴーリエで一緒だった仲間たち。一緒に東京公演したエイドリアンは去年の8月以来ね。ザルツで一緒に登山したクリスティーナは二年半ぶり?わたしが駆けつけのビールを飲み干して、稽古場に戻る。翌日はテクリハしかない、一番弱いところを見てくれと言われさっそく稽古。ついついいろいろダメ出ししてしまったけど、彼たちにとっては外からの目が必要だから、この後に及んで惑わせない程度に、変えられるところは演出をつける。
翌日、2時からのテクリハに付き合う。劇場は市街中心にある小劇場。ここで初めて通しをみる。メモにダメを書いて、彼らの着替えを待ち、みんなでカフェへ。皆疲れてる。では、忘れないうちに私からダメ出しを、と言うと、前傾姿勢で聞き入る彼ら。明日の本番を前に緊張しているのが、4人の真剣な表情からよくわかる。こういうとき、みんな顔がひきしまってて、いいのよね。もちろん、ふだんから彼らの彫りの深い顔は、私のそれよりはるかにひきしまってますけれども。本番当日、ウィーンの空は晴れ渡って快晴。3グループがコンクール形式になっているショウ、シリアス芝居2本の間に挟まれたわれら、the same person のお馬鹿なクラウンショウはいっぱい拍手をもらった。次はパリで、この5人で再会しようねと約束して終わる。え、わたしは演出?わたしだって、出たいんですけども。。。。。クリックすると元のサイズで表示します
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2008/4/14

FISH LOVE  
早朝6時には、土曜日のまだ明けきれない朝を、アベスの駅からトランクを下から押し上げるような格好で坂を登り、友人宅へ到着。久しぶりに会った友と話をするうちにやがて空が白んできて、すがすがしい晴れ間がみえてきた。モンマルトルへの観光客が坂を上りきる時刻には、眠気が襲ってきて、ベッドにもぐりこんだ。
今夜千秋楽の、Fish Love をどうしても観たくて、どうしても今日着かなければならなかった。jujuと5年前出逢った時からの友達でもあるシグリッドも今日、ショウがあるときいて、過酷だが、2本観る覚悟をきめる。好評ならば3ヶ月間の契約にサイン出来るかも知れない大事な今日の本番は、いままで見たエピソードを発展させて楽しい作品に成長させていた。触発される。みんながんばっている。さて、20H30からのリロ演出のショウは、客層もしっかりした大人たち。チェーホフからの便り、とサブタイトルがついたFISH LOVE田舎からでてきて、公務員になった初老の男が語りだす、故郷と魚釣りにまつわるノスタルジーの旅。美しくて切なくて、愛にあふれてる。そして、喜劇的なアイデアいっぱいの舞台。魚になった俳優たちは、もはや、子供である。子供の真剣さ。こんな素直さが愛されない訳が無い。客席は笑いの渦。リロはもうチューリヒでPブルックと仕事中だそうで、劇場にはいなかった。アシスタントのクララにお礼を言って劇場を出る。ありがとうLilo
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