2009/10/28

劇場下見!  
 東京銀座6丁目、ソニプラ脇の、銀座みゆき館劇場。実は初めて行きました。
来年2010年6月、劇団NLT公演『ダルマーさんに会いたい!』(もちろんフランス喜劇)を演出することになりました。元は、V.カターエフというロシアの作家の作品。フランス喜劇の作家が1960年代に脚色・上演してパリで大当たりした。そのフランス語ヴァージョンが種本になっています。そのフランスヴァージョンは、この9月もパリで上演されている、決して古くない作品です。
 早い時期に劇場を見て、プランの参考にしようと思った。いやぁ、小規模。でもね、なかなか椅子もいいし、かつての、渋谷ジャンジャンみたい?いや、というよりパリはサンミッシェルの、ユシェット座みたいな感じ。でも椅子はもっとずっといい。
 劇団NLTは永いこと、このみゆき館劇場の常連だ。1981年からこの小劇場に進出している。この作品、初演は、'84年創立者賀原夏子さんがここで演出している。行ってみると、隣接するカフェもとってもいい。うん、こーゆーカフェ、モンマルトルにある!とか思いながら。
銀座っていいですねぇ。メッカ下北でなくて、銀座で芝居。まさに、バスティーユでなくてサンミッシェルで、芝居、って感じです。うふふ。これからいろいろ、考えたいと思います。でも、その前に、11月公演。こちらも頑張ります。公演公式サイト→
http://ameblo.jp/kono-aka/
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2009/10/25

見とどける  
10月22日、黒テント公演『ショパロヴィッチ巡業劇団』の千穐楽。
8月7日に演出家ウェルカムパーティ、その後スタートした稽古は、2ヶ月を経て、10月8日に初日を迎えるはずが、出演者の急病のため、14日に初日が延びる。この最後の一週間は、わたしも苦渋の数日間だった。体調も思わしくなく、ここで、通し稽古の一番大事な数日を、予定が延びたからと言ってどう参加するべきか。ここにきたら、もう、演劇人としての自分との闘いであった。やはり、何があっても関わった以上、初日が開くまでは、スタッフとして離れることはありえない。だが、自分の体力も知力もかなり限界にきていた。絶対に、初日を観なきゃ。開いた初日は、昼夜2回公演、中日過ぎの19日に再び観にいくと、芝居はグッと上がっていた。後半は薄いと言っていた動員もまずまず。楽日客席は埋まっていた。これで、終わる、と、客席最後列に演出家と並んで観ていて、まさに感慨無量。そしてこんなに長いリハーサルは役者としても役者以外でも、はじめてであったかも。
今回出会えた役者さんと、演出家プロスペールに感謝。そしてこのおしごとを、振ってくださった、MRプロフェッサーSにも感謝。それから観にきてくださったお客様に。
ありがとうございました。
翌日の打ち上げ、天才美人作曲家荻野清子さんと、同じく天才的美術家加藤ちかさん、と、ただの私。クリックすると元のサイズで表示します
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2009/10/16

解放  
10月14日(水)劇団黒テント公演『ショパロヴィッチ巡業劇団』の初日が開いた。ようやく。感動的な初日でした。一度は本当に開くだろうかと危ぶまれたが、よかった。
初日は2回公演、私は演出通訳だったが、当日10名もお客様が。作品は戦時下の抑圧からの「解放」をそのテーマの重要な部分にしているが、8月頭から始まった2ヶ月余の稽古場通いから、私もついに解放された。感慨深い。ソワレ後、お客様をまじえて、初日パーティー。わが友女優陣も集まる。
 15日、劇団青年座公演『千里眼の女』を観劇。男優劇団だなぁと、つくづく感じさせる公演だったが、単純化されたセットに研ぎ澄まされた空間が広がっていた。すばらしい芝居だった。明治の頃の話だとおもうと、しっかりセットを飾るのかなぁと思いきや、抽象的な簡略化された美術、想像力を掻き立てる。

 本日16日は、11月公演『この大地を照らす暁の如く』の顔合わせ。大衆演劇出身の23歳の若き才能が35人ものキャストを集めての公演。3月『運転免許わたしの場合』を見た彼からお誘いを受けた。稽古は一週間、立て込んでの稽古一週間、一度合わせるだけの稽古で通しとなる可能性があります、と演出家からのことば。打って変わっての稽古場。どうなることやら緊張とわくわく。クリックすると元のサイズで表示します
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2009/10/9

初日延期  
10月7日は午前10時に劇場入り。演出家が音響さんとの打合せを望んだので、雨の中走る。照明もスルーでシーンを確認して、ヌキ稽古。午後になり、前夜からのテクリハの続きがはじまる。が、役者がひとり足りない。気にかけながら、ゲネプロ前のカンパニーコールで全員集合すると、初日を延期との発表がされた。主要キャストの体調不良ということで急遽判断。思わず言葉を失った。これまで2ヶ月余、連日のなが〜い稽古、ようやく演出家プロスペールも劇場入りしてから芝居がカタチになってきた、と言っていた矢先。8日初日予定だった公演は14日初日に。昨日、今日とわたしは自宅待機になっていたが、明日から稽古再開との連絡。台風上陸を懸念していたが、もっとすざまじい嵐が吹き荒れている。
公演スケジュール詳細は黒テント公式サイトに→
http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/

劇場で、マスクを渡されたプロスペール。白いマスクをかけたフランス人はなかなかみることができない。載せちゃう。クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
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2009/10/4

いよいよ開幕  
劇団黒テントの稽古場神楽坂に通うことまるまる、2ヶ月。『ショパロヴィッチ巡業劇団』のいよいよ劇場仕込み。
 全世界に循環しつづける悪・戦争・支配・革命と演劇に生きる役者達のドラマ、なんて書くととっても凄いテーマ。その軸にあるものは「詩」。
 でも客席で観客がどう観るのか、それが全てである。 日に長いときは8時間、休憩らしい休憩のない稽古は、試練でありました。夜、稽古場最後の通し稽古を終え、演出家プロスペールが私を誘った。「ハラがへった」というのである。無言で、ひたすら食べ続ける彼を見て、演出家って孤独なもなのね、と思った。これまで、ちゃんと何かを食べている姿をみたことがない。「また明日から2日は食べないだろうから」だって。それはカラダに悪いわよ、と忠告した。
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<公演情報>
黒テント68回公演「ショパロヴィッチ巡業劇団」

2009年10/8(木)〜18(日) シアターイワト
http://www.theatre-iwato.com/にて

チケット:前売3,500円・学生2,500円・当日4,000円 全席自由 

公演日時
10/8(木)17時(*終演後アフタートークあり):10/9(金)19時:10/10
(土)11(日)14時、19時:10/12(月)14時:10/13(火)19時:10/14(水)
14時、19時:10/15(木)、16(金)19時:10/17(土)14時、19時:10/18
(日)14時

【作】リュボミル・シモヴィッチ
【演出】プロスペール・ディス
【翻訳】サニャ・トリプコヴィッチ
【台本・ドラマトゥルク】佐藤康
【音楽】荻野清子
【演出通訳】山上優
【照明】齋藤茂男(シアタークリエイション)
【音響】大久保友紀(ステージオフィス)
【舞台監督】橋本加奈子
【演出助手】坂口瑞穂
【制作】畑山佳美、太田麻希子
【協力】山崎佳代子、ジョルジェ・マリアノヴィッチ
【後援】セルビア共和国大使館
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