2010/3/13

ウクライナの歌姫  
朝9時半、ぎゅうぎゅうのメトロに乗って、レピューブリックで乗換えのため下車。こんなに混んでたっけメトロ。最近のパリの変化の一つかもしれないと先を急ぎながら小走りに歩いていた。6路線のメトロが交差するこの駅の、通路の一角、いつも必ずアーティストが演奏しているその場所を走りぬけようとした時、足が止まる。
 ロシアの歌手かなとおもいつつ、歌の上手さに通過できず立ち止まる。カラオケでマイクでうたっていたが、不動、左手の指が、小さく拍子をとっていた。なにかすっきりした品のよさが漂う。一曲がおわり、その人にきいてみた。ウクライナ人だということだった。ふと6月に東京でやる芝居が頭をよぎる。オリジナルは、ソヴィエト時代のロシアの作家の作品だ。もう先を急いでいるのであまりいろいろ話している時間がない。CDいくら?と聞くと15と言われた。高い?というので、10にして、と私。そのあと、芝居の話をした。そして、10ユーロ札を渡し、9番線へと走る。メトロを降りたときその人の名を聞くのを忘れたと気づく。夕方、もう一度レピューブリックを通ってみる。もうあの人がいたその場所には、日本人似のペルー人が5,6人で演奏していた。
 あの歌姫は今どこに!モンパルナスかサンラザールか、シャトレか。。。
明日もう一度会えるだろうか。。。今そのCDが鳴っている。
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2010/3/11

人形の家  
マドレーヌ劇場のMaison de poupée アメリ女優A.トトゥーのノラ。時間が空いたのでキオスクに4時過ぎに行くと、まだ当日券があった。今年の初めコリーヌでやった人形の家はよかったと人から聞いたけど、マドレーヌの評判は聞かない。席はまあ8割がたうまっていた。場内係りの前口上が、しつこくしつこく写真を撮らないでというものだった。おそらく、トトゥーを撮ろうという客が絶えないのだろう。
 除幕、中央で絵のように立っているノラ。ノラがトトゥーだという先入観を拒むように、強調したメイキャップ。ただ、圧倒的な彼女の身体的特徴の個性がつよく、トトゥーであるかないかということより、ノラ役の女優の突出した存在感が強烈だった。それは、結果だれあの女優さん、ということになって、それはトトゥーでした、ということなのだが。。。って何言ってるか分かんなくなってきた。が、つまりトトゥーのノラでした。と当たり前のことになってしまう。他の俳優と比べてほぼ半分くらいの顔の大きさ。ノラ以外日本人かと思ってしまうほどの違い。そして痩身。動きがもう人形なのだそれだけで。壁が迫ってくるセットもよかった。仕事を求めてやってくるあの、未亡人なんだっけ名前。その俳優がまたすごいグラマーでノラの倍くらいのボリューム。もう喜劇でしょ、これは。暗〜い、深刻〜な人形の家に馴れている?日本人には、カラッとした後味のよいそれでありました。クリックすると元のサイズで表示します
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2010/3/8

soleil  
 去年のワークショップ以来一年ぶりのカルトゥーシュリー。アリアンヌは、
太っていた。。。そんなことはどうでもいい。
15分来ないナヴェットを待って待ちくたびれ、有料バスに乗ろうかとした瞬間やってきた。チケット窓口で名前を名乗る、隣の窓口へと言われた瞬間、さっと横からチケットが出てきた。シャルル・アンリ。さすが。2000人のWSオーデションを仕切ったアリアンヌの片腕ともいえる制作!久しぶりねと挨拶を交わす。
テアトル・デュ・ソレイユの新作を見に。
 入場口ではアリアンヌが自らもぎる。観客ひとりひとりの顔をしっかり見ている。お元気ですか、というと、ええどうもありがとう。と返してくれた。
場内で案内をしているセバスチャンがいる。去年のWSにいたねと覚えていてくれた。メイクと衣裳を美しく調えて場内案内していた。見知った顔が、あちこちに。カンティーヌとなっているところは、WSのときは雑然とした荷物置き場兼休憩場所だったのが、きれいに壁を塗られて、見違えるようだ。
開演前に演出家自ら、注意事項と、ナヴェットが遅れたお詫びのアナウンス。役者だけ、制作だけ、演出だけなんて考え方はない。カンティーヌで、お客に配膳していた俳優が5分後に舞台に立っている。ある意味ここは完全なる演劇の理想郷。4時間の芝居。俳優たちに感服。ものすごい量のしごと。そこに居合わせる客も、この地に来て、開演前から終演まで約6時間、一日しごとである。その貴重な一期一会を、大事に大事に感じて芝居をつくっている。至上の贅沢。客席500、今月はもう全公演が完売だ。ホームページ上では、電話がパンク状態となっております、と書いてある。しかも、アリアンヌの誕生日パーティもある明日は、ヴァンセンヌの森はマラソンがあって交通が全面封鎖になっている。客は徒歩で行くしかない。休演になんかしないのである。すごい奇跡の空間に居合わせている感覚を舞台と俳優は観客に与えている。一秒一秒が重たい体験となる。。贅沢なこの時空を前に、言葉なく立ちすくんでしまう。
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2010/3/5

Chopin  
2月最後の日曜日は、ショパンの「誕生日おめでとう、ムッシュ、ショパン」という無料イベント。
前日は、大雨の中、ブッフ・デュ・ノールに並んだ。満席といわれてた劇場の前には長蛇の列。5分前にチケットをゲット。場内は自由席。なかなかいい席に案内してもらった。と言っても Cercles / Fictions の装置は円形で、通常の客席の対面にも仮設の座席があった。ここでも照明が限界というまで暗い。コレ、はやりなのかしら。
 さて、ムッシュ・ショパン。何となく2,3曲聴いて帰ればいいかと思って行ってみたら、ものすごく本格的なコンサート。数年前に改装されたという、Salle Pleyelコンサートホール。ショパンをみっちり4時間。土日の二日間でショパンの全曲無料コンサートなのだ。有名ピアニストから、未来のピアニストになる若き才能までそれぞれの世代が出演する。11歳にしてはとても小柄な日本人男子コージロー・オカダくん、2曲弾く。テレビ中継のカメラが並んでいた。
しかし、いくら無料だからといっても、開場まで2時間待ちは雨の中辛かった。並びはじめたら抜き差しならなくなって。。。結局堪能しましたので、よかったが。パリジャンのこれが文化を支える底力か。
 火曜日、テアトル・サン・ジョルジュに、再びコメディを。ピガールから少し下ったサンジョルジュという駅、初めて降りる。劇場もはじめて。
芝居はというと、ううーん。明日の一本に期待。クリックすると元のサイズで表示します
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2010/3/2

yougo  
yougo ユーゴ君。母親はわたしではありません。you go! っても読める。有吾と書くそうです。吾思うゆえに吾有り。あれは、在り、か。いい名前じゃありませんか。
私の指をつかんだまま、眠っています。
 子供大好きではないので、いつもは、へぇーって見ているのですが、抱っこしたいかなーと思わせてくれました、ゆーごくん。早く大きくなれ。え?ママは大きくならないでと横で言っていた。。。。クリックすると元のサイズで表示します
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