2011/6/26

cocoonから  
6月23日、ツアーの全日程を終了。終わった。。。
24日、渋谷にコクーン歌舞伎を観劇に出掛ける。2008年中村座ルーマニア公演で現地スタッフをしたのがキッカケで、歌舞伎を観に行くようになった。今回もブ監のジョージさんから連絡いただいた。
 取っていただいた席は、桟敷の3列目いちばん下手。花道がない分下手前での芝居が多かったので、オイシイ席だった。
『盟三五大切』、コクーン歌舞伎としては再演、残虐なシーンもある四世鶴屋南北の作。五人切りの壮絶なシーンは、沈黙と無音が無限大の想像力をかきたてる。チェロの音色を聴かせながら血しぶきに本雨、おどしじゃない。ラスト絵紗の奥で快速で回転する盆、殺人現場の屋台が走馬灯のように巡る。一部で笹野さん演じるますます坊主が、「あたいは憂いているのだよ、この国の将来を」というセリフが一緒に頭の中で回転する。
 橋之助さんの源五兵衛が、客席で言うセリフは「げに浮世とは定め無きものよのぉ」(と聞こえた)。今のこの国難の日本が重なる。
 演劇は、今現在の我々に関わることでなくちゃ。まさに、古典が現在をカガミのように写し出していた。最後には、勘三郎さん登場のサプライズ。客席は総立ちだ。
 ロビーで串田さんと話せたし、楽屋出のヤジューローさんとも再会。ジョージさんと道玄坂を途中まで歩いて別れる。感動の一夜だった。感謝。

 翌25日は、演劇ユニット・ナルペクトを観に目白へ。昨年の12月、出演させてもらった劇団だ。お笑いの本舗、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の演劇ユニット。出演してみて本当に、喜劇は大真面目に作るもの、のあるべき姿を再認識させてもらった。今回も、オロカな、そして愛すべき人々がそこにいた。まるで、チェーホフの登場人物たちのように。
 その前回のナルペクト公演を観に来てくれた、某フランス演劇研究者せんせいで友人のS氏、いわく「平成のマリヴォー」!!!!bravo!
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2011/6/11

廣瀬川  
 東北ツアーは、中盤に差し掛かる。福島→岩手→秋田→山形10連チャン公演を終え、今日は久しぶりに本番がない移動日である。バス移動の一隊は山形市を出発し、6時間をかけて青森市へ入る。走っているのは東北道だろうか。雲は多いがよく晴れている。本州のこれほど北へ来たことがはじめて。でも、日本って、あまりどこも変わらないのだなぁと思う。03/06/2011

 これは今月3日の移動日にバス車中で書き出した下書き。その後また、写真は撮るがブログ書く時間が、無かったわけではないが、エネルギーとタイミングがなかった。
上のメモを書いたあと、憧れの青森市と弘前。ああ、この二都市にはもっと居たかった〜。弘前には一日だけで宮城・仙台へ。でも弘前公園近くの美味しい蕎麦屋に行けて満足だったー。「高砂」
仙台へ入って一ヶ月ぶりのオフは、仙台城址へ。
今日は土曜日のマチネのみで、ひさしぶりに早く終わる。雨の予報は一転、午後から快晴となる。クリックすると元のサイズで表示します
 震災からちょうど3ヶ月目の今日。途中の文化施設では復興設計のシンポジュウムが行われていた。仙台市の死者は704人。
大変な場所で公演しているんだなと、実感する。朝晩、まだ揺れは続く。
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