2018/12/30

Cartoucherie  
太陽劇団、久しぶりにカルトゥシュリに。ソレイユが初めて外部の演出家を招いての公演、ロベール・ルパージュ演出「KANATA」を見る。夏に公演中止になった曰く付きの作品だ。それはカナダの国名の語源だという。日本人俳優オノチさんには6月に会っていたけれどその時は余り話せなかったので今回もメールをしたが返事はなかった。開演30分以上前には着いていたけれど、既に自由席の中央部分は無し。舞台近くにしょうと思い、上手前から3列目のC2を確保して中へ。カウンターで飲み物を注文し、オノチさんの友人ですがと尋ねると、今日本だという。前作には出演されていたのは知っていたが、そうか、年末年始は秋田へ帰省されているのか、と分かる。
2009年に参加できたアリアヌの大ワークショップから、もう9年が経つとしみじみ。あの時も寒い確か、2月だった。瞼を閉じてその時の情景を思い出す。上手の舞台前にセバスチャンが居た、客席誘導している。挨拶を交わす。開演前説にアリアヌが舞台前中央に現れる。座席を上手前にしたのは正解だった、出て行く前の彼女の姿と様子がよく見えた。風貌も変わりが無かったのでなんだか、嬉しかった。
2時間30分休憩なし。モーリス、シャシャ、ドゥッチオ…ワークショップの時が懐かしい。色々な事を思い出しながら見ていた。長く劇団に居られるって良いなぁ、羨ましいなぁ本当に。(フリーランスの孤独な叫び)
舞台の大掛かりなセットチェンジが印象的。背景幕はやはりビデオ・プロジェクションかぁ、と最近どこもかしこも映像だから少し気落ちする。(割愛)
ほぼ満席の客席はカーテンコールを4回、や5回したか。ナヴェットに乗って帰途につけばもう、17時。誰かと呑んで話したかった…。クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
0

2018/12/28

Fin d’année 2018  
パリ、今日は朝から気温零下、最高気温も3℃の寒さで息も白む。2018年内4度目の渡仏は到着から10日があっという間に過ぎる。メトロの広告にはジャポニズムの為か日本のアニメ映画のポスターが目立つ。
ルコックの学校発表会は二年生の最初のプレゼンを観劇。アパートを紹介したA君も元気に頑張っていた。若いって素敵。日本人講師のやすよさんともパスカル・ルコックともバーで話す。2本目はodéon にて モリエールのL’école des femmesを観劇。観る前に岩波文庫の訳「女房学校」を読んでから行ったけれど、翻訳が古過ぎてというよりも演出が現代化され過ぎていて、乖離を感じる。日本でどんなに新しい演出をしたくても、現存の古い翻訳では、どうにも発想出来ないなと思う。クリスマスイブは友人宅で料理をしたり楽しく過ごしてから翌日、3本目は古典ラシーヌの「ベレニス」の改題。やはり古典の新演出。日本でも知られたフレデリック・フィスバックの演出は繊細にして革新的。ベレニスの上演を終えた俳優が楽屋に戻ってきてメイクを取りながら、携帯ボトルのウイスキーを飲みながらリラックスしてスマホをいじりながら復習するセリフの体裁で演じられる一人芝居。そこにある演技との距離感が実にいい。観る側にとっっては、大袈裟な芝居のセリフが俳優の日常の中にあることで、信じられる近さで受け止められる。俳優のマチューがいつも私が泊まる友人のVivianaの家に滞在していることから、偶然観る機会に恵まれた。一緒に食事をして、飲みながら人々と会話。いいなぁ、この時間。世界のどこにいても見た芝居をおかずに語り合うのは最高に楽しい。クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
3


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ