26日、27日、本日と春季県大会地区予選が行われたが、商大は投手力と打撃力の弱さが露呈された。26日に氷取沢高校に、27日に磯子高校に1点差で敗れ戦える状態ではないと言っても過言ではなかった。両日とも投手陣の制球の悪さと攻撃の弱さに加え、守備の悪さも目立っていた。しかも、地区予選敗退の危機になって修羅場をむかえることとなった。それは、「第3戦で商大が関東学院に6点差以上で勝利し、磯子が氷取沢に勝つと得失点差で2位になり本戦進出となる。」という絶体絶命状態になってしまった。本日の第3戦は2回の被HRによる1失点は惜しかったが、3回裏に無死満塁から打線が爆発し一挙9点を奪い、結局6回コールド11−1で10点差で勝利する事に成功した。そして第2試合、私は磯子を商大だと思って応援した。その効果あってか磯子は氷取沢に勝つことが出来、商大は得失点差で2位となり本戦へコマを進めることが出来た。
今回の修羅場は2003年春の県大会初戦で味わった逗子に大逆転勝ち以来だった。やはり、本日の第3戦のコールド勝利はせめてもの救いであったというのは言うまでもない。来月11日から本戦だが、地区予選の反省を生かして気を引き締めて挑んでほしいと強く思った次第である。