本日の試合は背番号1を付け、主将で3番打者の鈴木達也の活躍が目立っていた。対する向上は昨年の夏の準優勝校で、しかも過去には商大が2桁安打を放つも敗戦してしまった事もある。そんな嫌な相手が初戦からぶつかることになることは近年の商大の成績を考えると、良い勝負になるだろう等という不安は拭えない。だが、本日はそんな不安は吹き飛んだことになる。立ち上がりの鈴木達也は1死後に四球を許し、その後連続盗塁で3塁進塁を許すという、このチームの欠点である捕手の力不足を露呈してしまう。しかし、それでも帰塁を許さずに切り抜ける。早速1回裏には鈴木達也の二塁打が飛び、先制点を取ることに成功した。だが、2回裏の1死2、3塁の場面でスクイズが外されてわからなくなった。それでも5回裏にも1点追加し、7回裏に一挙3点が入ったことが大きかった。
鈴木達也は投球も9回の1失点は惜しかったが2桁奪三振を奪う快投を見せ、野手陣の守備面も安定していたおかげで、5−1と快勝することができた。
私はこのチームが出来て初めて本当に楽しく応援することができて良い一日を過ごすことが出来た。次の2回戦は言わずと知れた古豪Y校と対戦する。本日のように怯える事無く勝負に挑んでほしいと強く祈っている。